2020/05/29

新じゃが

こんにちはタラスキンボンカースです。

「ジャガイモ掘ったから食べなー。」

そう言って、私たちの家の裏で畑をやっている”おばさん”がバケツ一杯のジャガイモを掘ってくれた。

新じゃが。
小さいのと大きいの。

「小さくてわるいねぇ。」と”おばさん”は言うけれど、私たちは新じゃがの小さいのが、好きなのです。
さっそくお昼ごはんに。

小さい新じゃがをカメノコタワシでごしごし洗います。

皮付きのまま縦に4等分に切って、深さ1センチ程度の水とひとふりの塩で、3分ばかり水分がなくなる直前まで茹でる。

ザルに揚げて、油で揚げる。

塩ひと振りと、庭で摘んできたパセリを散らす。
できた。

サーモンとエビとタマネギも、それぞれフライにしました。

掘りたての新じゃがは、ねっとり・ほっくりとして、とてもおいしい!!

2020/05/24

ハイビスカス

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、庭に植えた『ハイビスカス』。

「真赤な花を咲かせてくれるといいなぁ~」なんてメルヘンチックなことを思っていたら、あっという間に咲いた。

2020/05/22

candy bag

こんにちはタラスキンボンカースです。

『candy bag(キャンディ バッグ)』

5月の新商品です。

丸みをおびた柔らかなシルエットをヒッコリーデニムのパイピングで縁取りしてあります。
赤と白のストライプが愛らしい・・・。

取手は木綿のロープを漁師直伝のロープワーク「アイスプライス」の手法で編み込んであります。
ガバっ。

マチが広く18センチほどありますので、いろいろと詰め込めることでしょう。

内側には、ヒッコリーデニムで愛らしく縁取られた大き目のポケットが2対ついています。
ピンクのお花といっしょに。

愛らしさが・・・。

どうしても愛らしさがにじみ出してしまうようです。

2020/05/21

マスク

こんにちはタラスキンボンカースです。

雨がこぶりになって、世界を覆う空がすこしだけ明るくなってきたみたい。

でも、まだまだ地面は水びたし。
『マスク』

私たちの家には、工具箱の奥から出てきた工事用のマスクが2個だけ。
どうしようもなくて、作りだした布のマスク

大きかったり小さかったり、何度も失敗して。

もくもくと作る時間は、なんだか安らかでもあったり。

少しずつ、カタチが進化して、生地もゴーカに進化して。

出来上がった『マスク』をして、お互いの顔を見合わせて笑った。
「あー。マスク。作ったねー。」

コレをみて、そう言える日がきっとくるはず。

2020/05/20

『タラスキン農園』2020年春

こんにちはタラスキンボンカースです。

今朝は庭に『ハイビスカス』を植えました。

「自分で植えると愛がわく~!」
そんなことを言いつつキタダが植樹。

真赤な花を咲かせてくれるといいなぁ。
こちらは庭の隅に私がつくった『タラスキン農園』。

先日、土のうを積んだガケの上にリニューアルしました。

『タラスキン農園』は、焚火の灰を土のかわりにして野菜が育つのか、実験をしようと思って作った小さい畑でした。

今回は庭先で刈り取ったキダチアロエの葉を細かくして畑の下にすき込んでみました。
何やらいろいろな効能があるらしいアロエ。いい肥料になるかしら。
(ほんとうは大量のアロエの処分に困って埋めただけ・・・。)

『ルッコラ』のタネを一列に蒔いたら『ルッコラ』が一列に生えてきた↑。
『バジル』のタネを適当に蒔いたら『バジル』が適当に生えてきた↑。
『セロリ』も植えた↑。

『セロリ』は、外側の茎から順番に収穫してゆくと、夏までの間、すこしづつ新鮮なセロリを食べつづけることができます。

このほか、『パクチー』『ピーマン』『シシトウ』『オクラ』『ネギ』『パセリ』『トウガラシ』『トマト』を植えましたよ。

どれもすこしづつ、食卓にあると嬉しい野菜です。
庭の奥で野生のビワが食べごろを迎えていた。

毎年こうして季節の味を提供してくれる。
お腹がいっぱいになるわけではないけれど、うれしい味。

2020/05/19

バナナのあさごはん。

こんにちはタラスキンボンカースです。

台所にふるびたバナナがひとつ。
ころがっていた。
皮をむいてボールに入れて。

泡だて器をつかって、クシュクシュと荒くつぶす。
つぶした。
小麦粉・砂糖・ベーキングパウダー・タマゴ・牛乳を加えて混ぜる。

小麦粉60g
砂糖(三温糖)30g
ベーキングパウダー小さじ4分の1
タマゴ1個
牛乳20cc
シナモンひとふり
塩ひとつまみ
バニラエッセンス1滴

ざっくり混ぜると、フカッと焼き上がり、
ぐるぐる混ぜると、モチッと焼きあがる。
バターを敷いたスキレットで焼く。

弱火で両面それぞ3分くらいずつ焼く。
上手にひっくり返しましょう。
できた。

付け合わせは、ソラマメとウインナー焼いたやつ。

J-WAVE『GOOD NEIGHBORS』遠隔放送しました。
聴いていてくださった皆さま、ありがとうございますー!!

2020/05/18

ニンニクの旬

こんにちはタラスキンボンカースです。

『ニンニク』の旬。

この時期、近所の直売所には収穫したばかりの『ニンニク』がたくさん並び始めます。

わたしは、南伊豆で生活をするまで『ニンニク』の旬について考えたこともなかった。
いつでもスーパーに並んでいるものだと思っていたから。

掘りたての『ニンニク』は、しっとりと柔らかい皮に包まれていて、みずみずしい。

まな板の上でグシュッと潰すとジュースが溢れるし、オイルで素揚げにすればホックリとジャガイモのような歯ざわりがあります。

この季節、台所に立つたびに『ニンニク』をおいしく食べる方法を考えます。

『ニンニク』は野菜なのです。
J-WAVE 『GOOD NEIGHBORS』

FMのラジオ局 J-WAVE(81.3MHz)から、クリス智子さんのナビゲートで毎週月曜~木曜の13:00~16:30放送のプログラム『GOOD NEIGHBORS』。

タイトルのとおり、「すてきなお隣さんとの気さくな会話」が弾む生放送の番組です。

明日、5月19日(火曜日)の番組に『TARASUKIN BONKERS』をお招きくださいました。

私たちタラスキンボンカースは南伊豆から。
ナビゲーターのクリス智子さんは鎌倉から。

J-WAVEスタジオが六本木ヒルズの33階から、それぞれを電波に載せてお送りくださいます。

タラスキンボンカースの日々の暮らし。
タラスキンボンカースのデザインついてもお話させていただきます。

81.3MHz J-WAVE GOOD NEIGHBORS13:00~
お聴きのがしなく!(TARASUKIN BONKERSは13:15頃から予定)

2020/05/12

5月の味

こんにちはtarasukin bonkersです。

コロコロとかわいい『エンドウ』。

3月ころ、若いうちに収穫したものを『キヌサヤ』。
5月ころ、成熟してから収穫したものを『エンドウ豆』。

またの名を『グリーンピース』と言います。

この辺りでは、どれもひっくるめて「エンドウ」と呼んでいます。

新鮮な『エンドウ豆』が出回る時期はとても短い。
お昼ごはん。

『豆ごはん』にしました。
噛むと、”ぷつっ”と弾けて、5月らしい味わいがします。
おかずは『そら豆』のかき揚げ。

そら豆・タケノコ・新タマネギ・葉付きのニンジンをいっしょに揚げました。

『そら豆』は、しっとりとやわらかく、ほのかに甘いです。
ヒジキのサラダ。

先日、磯で収穫して釜茹でにしたヒジキです。

ヒジキは1年に1度だけの収穫で、茹でたものはすぐ干して保存食にするので、干す前のヒジキは今しか食べることができません。

細く刻んだ春キャベツ・新タマネギ・明日葉・ヒジキを盛りました。

プリプリとした歯触りで、口のなかに磯の香りがいっぱいに広がります。

5月の食材で作る、5月の味です。

2020/05/08

ヒジキ干し

こんにちはタラスキンボンカースです。

今朝、集落の広場ではヒジキ干しが始まりました。
大潮だった昨日、収穫して煮たヒジキです。

そういえば昨夜は大きな満月が昇っていました。

ブルーシートに広げて、笹の枝でちょこちょことひっくり返しつつ、1日かけて干しますと、乾物コーナーで売っているような『干しヒジキ』が出来上がります。

集落の親戚どうしが共同して作業をおこないます。
私たちは先日の草刈りの続きをしました。

カラッと晴れて、おととい刈った草はカサカサに乾いていました。

庭の雑草は今が成長期で勢いよく伸びます。
そこを刈り込むと、夏の間、草を小型化させることができます。
また、春先に花を咲かせた雑草が種を落とす前に刈り取ることで、来年の雑草の数を減らせます。

季節のリズムに合わせた暮らしです。

2020/05/07

そら豆ご飯

こんにちはタラスキンボンカースです。

大潮の今朝、集落の入り江で『ヒジキ狩り』が行われていました。
例年は4月の20日ころに行われるので、今年はやや遅め。

集落の(漁業権のある)人たちがいっせいに小舟で磯へ向かい、鎌でヒジキを刈ります。

刈り取った生のヒジキは茶色ですが、そのあと鉄のナベ(ドラム缶を使う)で8時間ほど煮ると、真っ黒なヒジキとなるのです。
空豆。

昨日、庭の草刈りをしていましたら、裏の畑の”おばさん”がくれた。

「サルに食われてさぁ。悔しい。でも、初物だから少しだけど食べな。」

そうそう。先日、サルが畑に来ていましたっけ。

イノシシ・シカ・あなぐま・たぬき・サル・・・。
畑の作物は常に、いろいろな動物に狙われています。
さっそく『そら豆ご飯』にしました。

お米2合に塩を小さじ1入れて、いつも通りに炊きます。
水500ccに塩を大さじ1入れて、サヤから出したそら豆を3分茹でます。

茹ったら水に晒して薄皮をむきます。
(若い豆の場合は薄皮が柔らかく、茹でると自然に破れますので、つるっとむけます。十分に育った豆の場合は薄皮も硬くなっているので、茹でる前に爪などで傷をつけておきましょう。豆が濡れているほうがむきやすい。)

炊けたご飯の上に、程よい塩味に茹で上がったそら豆をのせて出来上がり。

おかずは、豚肉と春キャベツとそら豆の炒め物。
(豚の脂だけで焼いて、塩とコショウを振るだけ)

2020/05/06

家で作る シャーベット

こんにちはtarasukin bonkersです。

先日作ったマーマレードの副産物をご紹介しましょう。

5月にもなれば気温が上昇してきて、冷たいものが欲しくなったりもします。

私たちの家は、伊豆半島の岬の小さな集落にありますので、最寄りのスーパーまでは13キロほどの距離があります。(渋谷駅から羽田空港までと同じくらいの距離)

ですから、食べたいものは試行錯誤しつつ家で作ることになります。
マーマレードを作る際、果肉を絞っているところです。

マーマレードには果汁のみを使いますので、絞ったあとの果肉をとっておきます。
チャック付の袋に、絞ったあとの果肉そして出来上がったマーマレードを入れました。

空気を抜き、こうして平らに伸ばして冷凍庫へ入れます。
10分凍らしたら、手でよくもみます。

ふたたび、平らに伸ばして冷凍庫へ。

10分凍らしたら、手でよくもみます。

ふたたび、平らに伸ばして冷凍庫へ。

・・・。

こんな具合で3回、繰り返したら出来上がり。
冷たーいシャーベットの出来上がりです。

分量により仕上がりが変わる:
①果肉300gに対してマーマレード100g ←シャリシャリ食感(さわやか)
②果肉200gに対してマーマレード200g ←ふつう(ふつう)
③果肉100gに対してマーマレード300g ←ねっとりなめらか(濃厚)

同じ方法で、いろいろな果汁(ジュース)でやってみましょう!

2020/05/04

電動ドリルでケーキつくる。

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

木材やコンクリートに穴をあけるときに使うパワフル電動ドリル。

ドリルの先端に泡立て器をセットして・・・。
ギュルルルルーーーー。

タマゴ4個とグラニュ糖150gをモコモコになるまで泡立てる。

溶かしたバター20gを加え、小麦粉130gを数回に分けてハラハラと散らすように入れ、サックリと切るように混ぜる。

余熱してある180度のオーブンで25分焼く。
ふかふかのスポンジケーキが焼けた。

マーマレードとクリームをはさんで、デコレーションケーキを作るのです。

うへへ。

2020/05/03

『たけのこご飯』『とりめし』

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

先日つくった『甘夏のマーマレード』。
さっそく朝ごはんのパンに。

そして同じく、先日採って水煮にしたタケノコは、オリーブオイルで焼いて目玉焼きの下じきに。
『たけのこご飯』

今年も、『たけのこご飯』をたくさん作りました。

2晩続けて『たけのこご飯』を炊いた日には、
「わーい。タケノコごはんだー。今年はじめてたべるぅー。」と、キタダがへんな事を言いました。

しかし、私としてはちゃんと味付けを変えているのだが。

タケノコとカツオ節の『たけのこご飯』
豚肉とラードを加えた『支那おこわ』
鶏を甘辛く煮た具沢山『とりめし』

とか、何とか。
『とりめし』

材料A
米3合(いつも通りにといで、水は2合半の量に)
タケノコ200g(細かく刻む)
ニンジン半分(細かく刻む)
ちくわか油揚げ1本か1枚(細かく刻む)
醤油大さじ3
砂糖大さじ1

材料B
鶏モモにく1枚(1センチ角に切る)
醤油大さじ3
砂糖大さじ3
水大さじ3

①材料Aをすべて炊飯器へいれる。
②材料Bを小鍋に入れてフタをし中火で5分ほど煮たて①へ加え全体を混ぜる。
③炊飯ボタンを押す。(いつも通りの炊飯ボタンでもよい)
炊けた。
たくさん食べましょう。

(おかずは鯵の干物)

2020/05/02

甘夏のマーマレード

こんにちはタラスキンボンカースです。

タラスキンボンカースの倉庫(TARASUKIN BONKERS ANNEX)の庭に生えている『甘夏(あまなつ)』。

毎年たくさん実るので、よく摘んで食べていますが、今日はこの『甘夏』で保存食になるマーマレードを作ることにしました。

タラスキンボンカース式:
ひと晩浸けたり、茹でこぼしたり、アクをとったりなどしない方法です。

材料は次のとおり。
・甘夏4個
・砂糖800g(甘夏と同じ重さ)
早朝に摘んだ『甘夏』4個を、タワシでよく洗います。

良い香りです。

横半分に切って、種と果肉を取り分けます。
(苦味が出るので傷のついた種は除きます)
果肉の入っていた薄皮も取り除きました。

取り分けた果肉は、荒くつぶしておきます。
取り分けた種は、マーマレードをジェリー状に固めるペクチンを抽出するため、かぶるくらいの水に浸けておきます。

皮をさらに4等分し(三角形になる)、さらに台形の断片と三角形の断片に切り分けます。
白いフカフカの部分をそぎ落とします。

白いフカフカの部分は苦味が強く、また煮溶けて仕上がりが濁る。
薄くスライスしましょう。

2mm程度が良いでしょう。
たくさん刻むので根気がいりますが、「楽しい」と思い込んでゆっくり作業しましょう。
ステンレスかホーローの鍋を用意します。

果肉をザルでこしながら果汁を入れます。
刻んだ皮を入れます。
皮が浸る程度に水を加えましょう。
種をつけておいた水と、布や出汁バッグのようなものに包んだ種を放り込みます。

中火にかけます。
沸騰したら蓋をして弱火で2-3時間煮ます。

ひたひたの水分量を保持し、もし減りすぎていたら水を足します。
3時間煮ました。

このとき、別の鍋でお湯を3L程度沸かしておます。

固形物の体積と液体の体積がおよそ1:2となるよう、お湯を足します。
(すでに液体が多い場合は、蓋をせず中火で水分を飛ばします。)

種の入ったバッグをかるく絞って取り除きます。
砂糖を800g入れます。
(砂糖の重量は丸ごとの甘夏×使用した数と同じくらいが目安)

(好みで次のモノを入れるのもオススメ)
・塩をひとつまみ。
・シナモンパウダーをひとふり。

全体をよくかき混ぜ、中火でふつふつと沸騰する温度で10分ほど煮ます。
(スプーン少量の液体を採り、冷まして液体がトロリと固まるまで)

その間に、残ったお湯の中に保存瓶と蓋をまんべんなく浸して殺菌しておきましょう。
殺菌した瓶に詰めて出来上がり。

冷めて固まるまで、動かさずにそっと置いておきましょう。

たっぷりできましたので、パンに付けたり、ケーキに塗ったり、ポークを焼いたり、いろいろおいしく使いましょう。