2021/06/17

鍋で米炊く

こんにちはタラスキンボンカースです。

今年になって、壊れた家電がいくつかある。
(家電はまとまって壊れるらしい・・・?)

ひとつは『パソコン』。

もうひとつは『オーブンレンジ』。

そしてもうひとつが『炊飯器』。

ひとつめの『パソコン』は・・・
もちろん仕事に必須なので、あわてて新しいのを買った。

もうひとつめの『オーブンレンジ』は・・・
いろいろ検討したところ、『レンジ(電子レンジ)』を切りすてて、ただの『オーブン』にした。

そしてもうひとつめの『炊飯器』は・・・
その日の夜ごはんが・・・。困ったあげく、『鍋』で炊いた。

・・・・!?

『鍋』で炊いたご飯が、炊飯器で炊いていたご飯より、断然オイシイのです!?

なんでだろう。
そして、『鍋』でご飯を炊くようになってから、ひと月がたった・・・。

『鍋』は、小さい(1リットル)片手鍋です。

炊飯器を使うよりも断然早いです。
炊飯器を使うよりも断然おいしい。

そして何より、断然楽しい。

『鍋』でお米を炊くと、お米を調理している感じがして楽しいです。
『鍋』でお米を炊くと、炊き具合がいろいろ調整できてとても楽しいです。

『炊飯器』って何だったんだろう・・・。

2021/06/16

ヒメハルゼミ

こんにちはタラスキンボンカースです。

夕方は風がぴたりと止んで、空がきれいなバラ色になる。

うす暗い山の中から
「ヂィ~~~ウ、、ヂィ~~~ウ、、ヂィ~~~ウ、、、」
と、地味な音が聞こえてくる。

「ヂィ~~~ウ、、ヂィ~~~ウ、、ヂィ~~~ウ、、、」
音の正体は、『ヒメハルゼミ』の声。

もうすぐ夏。

2021/06/15

インゲンの天ぷら

こんにちはタラスキンボンカースです。

庭に何やら咲いていました。
庭には、知らないものが知らないうちに生えてくる。

全身緑いろで、地面から20センチくらい、ひょろりと立っています。
見た感じは、サトイモ科の何かのような・・・。

近くには『三菱』のマークのようなカタチの葉っぱが一つ、同じようにひょろりと出ていました・・・。

なんだろう。

調べた↑。『カラスビシャク』というらしい。
お昼に、裏の畑の”おばさん”がインゲン豆をくれました。

今朝、「草刈りの片づけをするからホウキを貸してほしい」と”おばさん”が訪ねてきたので、貸したホウキのお礼にと。

私は、そのお礼のお礼にと、”おばさん”の荷物を集落の家まで運ぶのを手伝った。

山にある私たちの家から、海辺にある”おばさん”の家までは200メートルほどですが、高低差は70メートルほど。

その間、階段が延々と続くのです。

おばさん:「インゲンどうやって食べる?」
私:「天ぷらがおいしいね。」

”おばさん”の家までゆっくり歩きながらそんなことを言っていたら、本当に天ぷらが食べたくなった。
家に帰ってさっそく。
天ぷらそうめん。

”おばさん”のくれたインゲンの天ぷら。
ニンジンと新玉ねぎとジャガイモのかき揚げ。
庭で摘んだシソの天ぷら。

”おばさん”のインゲンは、ほっくりとやわらかな歯応えで甘さがスゴイ。

とてもおいしいインゲンだった。
ごちそうさまでした。

2021/06/13

越冬ピーマン

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

庭の隅に小さく作っている『タラスキン農園』で、昨年の夏に収穫を終えたピーマンの株。

引っこ抜かずに、枝を小さく切り詰めておいたら、冬を越えて春に芽が出た。

↑2021年4月20日の様子。
そして、小さいつぼみに花がついた。

↑5月11日の様子。
気づいたら実がなっていた。

↑6月2日の様子。
ピーマンらしいカタチになってきた。

↑6月8日の様子。
そして6月10日、草刈りをした後に一つ収穫して、ふたりで半分ずつ食べた。

肉厚で柔らかく、甘みが濃くておいしい!

1年もののピーマン株。

『タラスキン農園』では、冬を越した1年もののピーマンのほか、トマトの実が落ちて芽を出した”子トマト”の実が落ちて芽を出した”孫トマト”が育っていたり、野生のシソがそこいらじゅうから芽を出したりしている。

勝手に育つ楽しい農園。

2021/06/02

ロープの囲い

こんにちはタラスキンボンカースです。

よく晴れた週末、商品の撮影のために、ふたつ隣の町『西伊豆町』へやってきました。

美しい地層が露出した岩山に囲まれた小さな漁港は、のんびりと静かな様子。
ロープで囲われて何か干してある。
↑これ。

干してあるのは、『天草(てんぐさ)』です。

今は『天草』の収穫シーズン。
あちこちの広場で、こうして『天草』を干しているのを見かけることができます。

『天草』は、海中から収穫するだけではなく、地域の人たちは自家用に、浜に打ち上げられた天草を集めては庭先で干したりもしています。

赤茶色の『天草』を数日間、太陽にさらしておくと色が脱色する。
色が抜けて白くなった『天草』。

伊豆半島の、特に西海岸は『天草』の生産が盛んで、こうして干した『天草』は、主に長野県へ出荷されます。

『天草』を水で煮て、その溶液を冷やすと、弾力の強い『心太(ところてん)』が出来上がります。(←伊豆ではこの状態で食べる)

『心太』を柵に切り分けて、氷点下で凍らせると『棒寒天』になります。(←長野は寒い)

『棒寒天』を水で煮て、その溶液を冷やすと、『寒天』が出来上がります。(←みつ豆などにいれるやつ)
漁港のロープ。
ロープ。
ロープ。

海辺の暮らしの中で、必ずと言ってよいほど目にするロープ。

その使い道は無限大。

2021/06/01

6月1日

こんにちはタラスキンボンカースです。

6月になりました。

今日は1日なので、私たちが住んでいる集落で毎月恒例の『持ち持ちの掃除』(各自が持ち場を掃除する)が朝6時から行われました。

”持ち場”には、集落の路地や、神社の境内、砂浜など、みんなが使う場所が割り当てられています。

私たちの家は集落から少しだけ離れている場所にあるので、私たちの家へ続く赤道(あかみち:昔から集落の人によって恒常的に使われている農道のようなもの)が持ち場になっています。

落ち葉を掃いて、草を刈ってすっきりきれいにしました。
赤道から見た私たちの庭。

掃除が終わって、ふと、私たちの庭を眺めると、この時期に芽吹いた草木に覆われて、いつの間にか庭が暗くなっているのに気づきました。

木の枝を整理して光と風を入れましょう。
枝をよく観察すると、切るべき枝を見つけることができます。
サクサク・・・。

今日は、木によじ登るほどではなかったので、『高枝切りばさみ』に付属しているのこぎりを使って切ります。
切れた。

枝が落ちると、庭に光がさして風が通り始めました。

軽くなった梢がサラサラと風にそよぎ始めるとすぐに、メジロたちがやってきました。
梅雨の季節、光と風を通すことは草木の健康にとても大切なことなのです。