2010/07/28

チクチク、トントン・・・。

こんにちはtarasukinです。
 
チクチク、トントン・・・・。
なにやら、いろいろつくりました。
 
『お庭のバッグ』
バッグの底が芝生か草原になっていてます。
青い網で出来ているので、中がよく見えます。
のぞいてみると、牡牛が草を食べています。
 
小さなお庭を持ち歩いて、お出かけ。

『船の残骸のろうそくたて』
 
ゴロゴロ丸い小石の浜に打ち上げられた流木。
 
たくさんの流木が、強い波と強い太陽で粉々になります。
それに耐え抜いて、浜辺に漂着した船の残骸は、
より密度の高い、堅い木なのです。輪切りにした船の残骸の切り口は、
波にもまれた表面からは想像がつかないほど
きれいで、滑らか。
永い漂流を続けた時間が、閉じ込められているようです。
 
生まれたての滑らかな切り口に、
かわいいカラーのペンキを塗ってあげます。
 
ピンク、みずいろ、きいろ、はいいろ・・・。ペタペタ。
『ポンプホースと麻のバック』
 
ポンプホースは、工事現場などで使うホース。
工事のおじさんや、ダンプカーに踏まれても平気。
 
適度な強さとかわいい色、吸い付くような手触りが
bonkersのおきにいりです。
 
農作物を入れる麻袋を、はさみでジョキジョキ。
周囲に帆布のパイピングを施して、
おきにいりのポンプホースをハトメで固定します。
 ハトメの補強には大切な古布が使われています。
 
かわいいお出かけかばんです。ラララ~。

2010/07/21

作れるよ

こんにちはtarasukinです。
 
イカの塩辛。
ときどき近所の民宿の”おねえさん”がイカをくれます。
いつも、地元の漁師さんが捕ったばかりのやつで、
吸盤がペタペタと、元気に吸い付きます。
 
”おねえさん”に塩辛の作り方を教えてもらって
早速、作ってみることに。
 
肝を引き抜いて、墨袋と余計なところを落として
ブルブツ切って。
ゲソも適当な大きさにブツブツ。
たくさん食べたいので、エンペラも身もブツブツ。
で、塩5つまみくらいと、お酒をひとふりして
少し混ぜたら、常温に30分ほど放置してから
冷蔵庫へ入れます。
 
次の日の夕食で、白いご飯と一緒に。
濃厚でおいしい。
塩味つきの ゆで卵。
 
駅のキオスクやコンビニに売っている、
殻付きなのに中に塩味が付いているゆで卵。
 
とってもいい塩加減で、おいしいのだけれど
何で殻付きなのに・・・。と思って調べて作ってみた。
 
意外と簡単なしくみ。
これ以上塩が溶けません!っていう濃度の塩水を
冷蔵庫で冷やしておきます。
卵は、ふつうの水でゆでます。(やわらかめ)
ゆだったら、すばやく冷たい塩水にポチャリ。
で、そのまま一晩冷蔵庫の中に。
(チャック付きの袋を使うと、完全に塩水に浸かるので便利)
 
ドライブのとき、海に行くとき、このゆで卵なら、
「塩忘れた・・・」ってこともありません。
牡牛。
 
bonkersがなにやら作っているところ。
なにができるのでしょうか・・・。

2010/07/20

午後になって

こんにちはtarasukinです。
bonkersが作った『くまちゃんブラブラ』。
午後になって、ホームページ用の撮影をします。

 金色の木洩れ日がキラキラ・・・。
ここちよい風が吹いて、くまちゃんがゆれます。
ブラ・・・・。ブラ・・・。
 
bonkersの宝物のウニの殻、
小さな金網のカゴ、くまちゃん。
 
 小さな金網のカゴには”大事なもの”を入れられます。
これは、先日の海でホームページ用の撮影。
 
僕が作った『流木の踏み台』。
流木といっても、舟か何かの残骸が流れ着いたもの。
プカプカ流れて、どこからやってきたのだか。

 ここの磯にはいろいろな種類の残骸が漂着しています。
四角いの、丸いの、ペンキが塗ってあるのや
釘が付いているのもある・・・・。たのしい!

2010/07/19

野菜を収穫!

こんにちはtarasukinです。
 
頂いたサザエ。
夏になると、私たちの住んでいる集落
にわかに賑やかになって
近くの別荘などにも人がやってきます。
 
夏が終わるまで滞在して海を満喫してゆくようです。
で、ときどきサザエや磯で取った魚などをくれるのです。
 
毎年、近くの別荘にやって来る人は、
こちらに来てまもなくは、都会的な風貌ですが、
夏の終わり、「また来年!」と言って帰ってゆくときには
すっかり日焼けした海の人になっています。
 
頂いたサザエはおしょうゆとお酒で、つぼ焼きに。
なすを収穫するbonkers。
 
夕方、裏の畑の”おばさん”から電話があって、
「2~3日畑に行かないから、野菜とって食べな。」
とのこと。
今の時期、ほうっておくとどんどん大きくなってしまうのです。
 
で、大喜びしてカゴをもって畑へ行く僕たち
夏野菜いっぱい!
 
大きく育ったキュウリたくさん。
ナス。ピーマンたくさん。しし唐。トマトも。
 
なんと楽しい収穫体験!
bonkersは、やや興奮気味でした。
 背負籠につぎつぎに放り込んでゆきます。
 
しゃがみこんで、株の中を覗き込みます。
葉っぱをかき分けて、大きくなったピーマンやしし唐を
カサカサと探しては、鋏でチョキチョキ。
 
まだ小さな実や、花や新芽を傷つけないように
気をつけながら、やさしくチョキチョキします。
早速かじってみるキュウリは、しっとりした肉質で
ものすごくおいしい。
ナスは弾けそうなくらいにパツンパツンです。
 
”おばさん”にお礼の電話をしました。
「たくさん頂きました。もっていきましょうか」って。
「いいからみんな食べな」って”おばさん”。
  
土を耕して、苗を植えて、育てるのも大変だけれど、
収穫するのも、なかなか大変。
それでも、いつでもどっさり野菜をくれる。
 
”おばさん”本当にいつもありがとうございます。

2010/07/18

夏休み

こんにちはtarasukinです。
 
僕たちの家のベランダから見える海。
ジージー鳴くせみの声と、ウグイスの声の合い間に
(ウグイスは8月ころまで鳴き続ける)
キャーキャーと楽しげな人の声。
 
シーカヤックを楽しむ人々です。
しかもたくさん。
 
とっても楽しそうです。カレンダーを見てみれば、
いつの間にか夏休み・・・・。
庭に出て、たき火。
以前刈り取った庭の草を燃やします。
昨日今日と、よい天気だったので、
草がカリカリに乾いてよく燃えそうです。
 
庭に作った小さな池だったところで
(土が流れ込んで池じゃなくなってしまった)
ホテイアオイが花をつけ始めました。
 
いつの間にか梅雨も明けたようです。

2010/07/17

ビーチコーミング

こんにちはtarasukinです。
 
仕事がひとだんらくして、今日は朝からよい天気。
買い物にこじつけて海へ。(行かずにはいられません)
 
下田の須崎半島です。僕たちが好きな場所。
ここの磯ではbonkersの宝物のウニの殻や
僕がほしい舟の残骸などを拾うことができます。
 
岬の駐車場はいつもは無料なのですが、
夏休みになると有料になってしまいます。
ちなみに今日までが無料です。
 駐車場では、おおはしゃぎの子供。
何組かの家族が、待ちきれない様子で
水着に着替えたりしています。
 
駐車場から、木洩れ日の小道を5分ほど
トコトコ下ってゆくと、
白い砂浜の小さなビーチが現れます。
 
僕たちはビーチとは別の小道へ。
磯をめぐる遊歩道へと降りてゆきます。
 
木洩れ日の中を行くと、目の前に青い海。
伊豆七島(利島や新島、式根島)が見えています。
伊豆大島は建物の形も見えるようです。
磯にはハマユウが咲き乱れています。
真っ白いハマユウの花は、夏の海にぴったりです。
 
bonkersはウニの殻を、
僕は舟の残骸を探しながら磯を歩き回ります。
 
あぁ・・。水着もってくればよかったよ・・・。

2010/07/16

行っておいで。

こんにちはtarasukinです。

 ハギレのクッションカバー」を製作中です。
作業12日目。

 チョキ、チョキ切っていたハギレのパッチワーク。
ミシン目より外側の横糸を一本一本抜き取ってから
フリンジに仕上げます。
 
 スチームをあてながらフサフサに。暑いです・・・・。
16枚のハギレを組み合わせています。
それぞれの合わせ目が24箇所。

 スチームを当てて、猛烈に毛羽立たせると、
ぺろっとそっけない表情だった子が
モコモコと、豊かな表情になってきます。
 
フサフサ。手のひらでなでると、いい気持ち。
僕たちが無心で縫い付けたロープ。

 ロープはいじっているだけで好きです。
木綿のロープは青い海を連想させてくれます。

 無心に没頭できる作業も、結構好きです。
出来上がった「ハギレのクッションカバー」

 セミがジー・ジー・・・・。あまりに夏真っ盛りなので
今回のは、ロープの結わえ方を涼しげにアレンジ。

 一つ一つ、ふたりで眺めてから箱詰め。
東京行きの便で送り出します。「行っておいで。」

2010/07/13

チョキ、チョキ

こんにちはtarasukinです。
 
チョキ、チョキ、チョキ・・・・・。
裁ちばさみの音が響きます。
チョキ、チョキ・・・・。
 
「ハギレのクッションカバー」を製作中です。
作業8日目。
 
これはパッチワークしたハギレ同士の
重なり代を切り落としているところ。
 
四角く切り落としてから、ミシン目より外側の
横糸を一本一本、リッパー(糸抜き)で抜き取ると、
フサフサのフリンジになります。
チクチク、チクチク、チクチク・・・・・。
 
作業9日目。
僕たちが一番没頭する作業です。
工業用の木綿ロープを、クッションカバーの周囲に
縫い付けてゆきます。
 
チクチク、チクチク・・・・。
硬いロープを縫い付けるために、中指と小指に
革の”指貫”をはめてやります。
 
ゆるみが出ないように気をつけながら・・・・。
1枚の周囲を縫うのに1時間30分くらいかかります。
チクチク・・・。
気づけば窓の外は日暮れです。
 
セミが一斉に鳴き出します。
 
伊豆のセミは東京のセミと声が違う。
ジャー・・・・・・・!という声で、
みんなが同時に声をそろえて
一斉に鳴き始めると、声の波が山を移動します。
 
朝と夕方にだけ聞こえます。

「ハギレのクッションカバー」
あと3日で出来上がる予定。

2010/07/11

ネムノキ

こんにちはtarasukinです。
 
ネムノキの花。
今が花のシーズンで、山のあちこちがモコモコと
ピンク色に染まりだします。
 
クジャクの頭みたいな花。
なんとかわいい!
鼻を近づけると、甘いくちなしのような香りがします。
(bonkersは、桃の香りだというが・・・。)
手のひらでそっと撫でると気持ちよい。
 
僕たちの庭にもネムノキが一本生えています。
2メートルくらいの、ひょろりと細い子供の木で、
今にも枯れてしまいそうだったところを、
bonkersが毎日、「がんばれ」って
幹をさすって励ましていた。
 
おかげで今は、たくさんの葉を茂らせています。
子供なので花が咲くのは、きっとまだまだ先。
それでも夕方、陽が暮れ始めると、
一人前に葉っぱをきちんと閉じて寝る。
だから「ネムノキ」って言う名前。

2010/07/10

のどか・・・。

こんにちはtarasukinです。
 山の中に豪華なユリが・・・。
 
今日は、裏の畑の”おばさん”に頼まれていた仕事。
”おばさん”の家の古いテレビと冷凍庫を、
家から運び出してトラックに積み込む作業。
トラックは近所のおじさんので、そのまま
リサイクルセンターにもっていってくれる。
 
”おばさん”の家は集落の上のほうにあるので、
トラックが止まっている波止場までは
迷路のような細い路地をくねくね降りてゆきます。
 
僕とbonkersは壊れかけたリヤカーに
冷凍庫を載せて、細い路地をつっかえつっかえ。
リヤカーのタイヤは今にも取れちゃいそうです。
 
後ろには、近所のおじさんが続きます。
「右だ」とか「左だ」とか、道案内。
  
その後ろから”おばさん”が大きなテレビを
一輪車に載せて続きます。
  
その後ろから近所の奥さんが続きます。
奥さんは”おばさん”の一輪車を手伝っています。
 
ぞろぞろ・・・・。
狭い路地を抜けてやっと波止場に出ました。
テレビと冷凍庫をトラックに積み込んだら、
空のリヤカーや一輪車を押してまたぞろぞろ戻ります。
 
”おばさん”の家の庭先にみんな集まって
アイスやジュースをいただきました。
 
”おばさん”とおじさん。
近所のおじさんと近所の奥さん。
僕とbonkers。
 
何だかとっても、のどか・・・・。

2010/07/07

くまちゃんブラブラ

こんにちはtarasukinです。
 
以前、よく晴れた日に
bonkersが海から拾ってきた宝物。ウニの殻。
それを使ってなにやら作っていたもの。
 「くまちゃんブラブラ」
 
上から順に、革紐のわっか。
ウニの殻(bonkersのタカラモノ)みっつ。
ちいさな金網のカゴ。
そして、くまちゃん。
 
ちいさな金網のカゴの中には、大好きな小石や
小鳥の羽が、そっとしまってあります。
 
つるしておくと何だか、かわいい・・・。
夏の窓辺に。 
海辺で拾った流木で作った、踏み台。
 
流木といっても、家屋や船の残骸。
潮と波に洗われた、やさしい手触りがあります。
組み立てに使っているのは「かすがい」。
「かすがい」は家の柱と梁を留めつけるのに使う
釘の一種で、大きなホッチキスの針のような形です
 
私たちの家は、柱や梁がたくさん見えるので、
あちこちに、「かすがい」を見つけることができます。
  
僕は何だか、「かすがい」が好き・・・。
 
小さいけれど、しっかり重みのある流木の踏み台は
スツールや、小さなテーブルとしても。

2010/07/04

海!川!山!

こんにちはtarasukinです。

 日曜日!さあ出かけよう!
ということで、お弁当を用意します。
肉ジャガと玄米ご飯と、お菓子とチョコレート。

 曇り空に陽が射したと思ったら、見る見る青空に。
すっかり晴れて、気持ちのよい風が吹いています。

 みどりの木々と、濃い青空の下を車で行きます。
ラララ~!
伊豆半島を西側に15分ほど走ると、
真っ白な砂、真っ青な入り江の小さな集落があります。
 
人影も少なく、静かに波が打ち寄せます。
チャプチャプ泳いだら、岩陰でお昼ごはん。
セミのジージー鳴く声と、とんびのピーヒョロ~の声。
のーんびり静かな夏の日です。
 
bonkersは仰向けのままプカプカと
海の上を漂っています。気持ちよさそうです。
 
白い砂浜には、浜辺の民宿が用意した
お舟のお風呂があります。
10メートルほどのボートに、温泉のお湯が注がれて
「ご自由にお入りください」となっています。
とても気が利いている。
海から上がって、温泉につかって、
集落を散歩。
 
海辺の民宿を抜けると、急な坂道と階段が
迷路のように続きます。
 
小道の両脇には人の手で、一つ一つ丁寧に
積み上げられた、古い石積み。
一段2メートルほどの石積みの上に、
細長い畑が何段も何段も作られています。
 
畑にはエダマメやサトイモ、アロエが植えられていました。
 
おばさんがエダマメを摘んでいました。
「ご先祖さんが積んで作った畑」
なのだそうです。とっても古そう。
車でさらに伊豆半島の西側を行きます。
 
アイスクリームを食べて、野菜の直売所で
30センチくらいある大きなインゲンを2袋買って、
山の中の清流をたどってゆきます。
 
雨の季節ということもあって、水がたっぷり。
ザーザーザー・・・・。
ソーダ水のように薄っすら青い川の水。
足を浸すと、キンキンに体が冷えてゆきます。
 
午後4時。すこし斜めの日差しが金色になります。
そろそろ帰って、夕ご飯にしましょう。

2010/07/02

草刈機

こんにちはtarasukinです。
 
近所の民宿の”おねえさん”が、草刈機を貸してくれた。
コードの付いた電動式のやつで、本格的ではないけれど
一応使えるというやつ。
 
草刈は、初から秋にかけておよそ5回。
だからみんな、小型エンジンの付いた
草刈機を持っていて、「ビィィィ・・・・ン」といやっています。
柄の先に回転する丸ノコの刃が付いたようなやつで、
とても危険・・・。
 
僕たちもこれがほしくて、ホームセンターに行って
眺めたりもしていたのだけれど、
とても危険そうなので、どうしようか迷っていたところ。
長い柄の先で、ギザギザの丸ノコの刃が
ぐるぐる回っているものを振り回すのは
どう考えても危険な気がして・・・。
 
「一応使えるわよ。」って、”おねえさん”が貸してくれた
草刈機は、あまりギザギザしていない刃なので
なんとなく危険でないような気がします。電動だし。
 
草を刈り込むbonkers。
「ビィィィィ・・・・・ン」と、おもちゃみたいな音です。
でも、なかなか調子よく草は刈れます。
ちょっと短めの柄を左右に振り回しながら
どんどん進んでゆくと、モサモサだった庭が
見る見るきれいに!
朝7時から2時間ほど、仕事の合間を見て草刈。
 
8時ころ、裏の畑の”おばさん”がやってきます。
ときどきお話ししながら、僕たちは草刈。
”おばさん”は畑仕事です。
 
「おばさーん、お茶にしましょうよ。」って、
冷たいお茶とお菓子で、一緒に休憩します。
 
僕たちがこの家に住み始めてから、
畑仕事をしていても、人の気配があるので心強いと、
”おばさん”は言ってくれます。
 
僕たちは9時ころに家に入ってシャワーを浴びてから
仕事をはじめます。
”おばさん”はお昼くらいまで畑仕事をして
下の集落に帰ってゆきます。
 
かぼちゃ食べなー。って、”おばさん”が
帰りがけに野菜をいろいろくれました。
初かぼちゃ。きゅうり、なす。
もうすっかり夏の野菜です。