2015/09/30

とんぼ。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

先週から、連休もお休みせず、週末もお休みせず
ずーっっと仕事を続けていました。

少し目が回る・・・。

夕方、手を止めてベランダに出てみると秋らしい空でした。
 とんぼ。
 とんぼ。
 もうすぐ日が沈むところです。

とんぼも、そろそろ家に帰るところ。
静かな入り江。

波もなく穏やかです。
まだまだ、仕事が続きます・・・。

2015/09/28

一回り太くなりましたよ。

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、草木染をしたタコ糸。
さらに一本ずつ、ロウをコーティングしておきました。

『小枝から型をとって作ったろうそく』の芯です。
パカッ。

新しい型が出来上がりました。

左の枝は『ヤシャブシ』で、わりあいツルリとした素直な樹皮。
右は『クヌギ』で、ゴツゴツとした樹皮。

新しく作った型は、今までのよりも一回り太い枝を使いました。

ちなみに、今までの型は、『サクラ』と『マサキ』の枝です。
できた。

新しい型で作った『小枝から型をとって作ったろうそく』。

左のが『クヌギ』。右のが『ヤシャブシ』。

さっそく火をつけて、芯の燃え方を確認します。
『ヤシャブシ』の枝。
『クヌギ』の枝。

『小枝から型をとって作ったろうそく』
リニューアル2015冬版です。

2015/09/24

小枝から型をとって作ったろうそく

 こんにちはタラスキンボンカースです。

『小枝から型をとって作ったろうそく』という商品がありますが、
今回、クリスマス向けに新しい小枝で型を取りました。

今回使った枝は、『クヌギ』と『ヤシャブシ』です。

枠に粘土をしき詰めて、ちょうど半分の深さに枝を埋めます。
 こんな具合。

粘土と枝の境目が直角になるように整えます。

ここにシリコンを流して、小枝の型を取るのです。
型のシリコンが固まるまでの間、ろうそくの芯を作ります。

タコ糸を縛って、撚りをほどくと3本の糸になる。

このタコ糸を、先日山で集めた木の実などで染めます。
 上から、ヤシャブシ・センダングサ・クズの花。

この他にもいろいろな草木や実を使って染めることができます。
それぞれが、どんな色に染まるのかが楽しみ。 
 染めているところ。

草木や実を、少量の水で煮だしますと染料が採れます。
草木の種類によって、いろいろな香りがします。

たとえばクズの花は、甘いハチミツのような香りがしました。
染まった。

いちばん手前のキイロは、センダングサの色です。

センダングサは、ただの緑色の葉っぱなのですが、
秋に咲く花の色がまさにこのキイロです。

また、茶色いサクラの樹皮はピンクのサクラ色、
緑のビワの葉は、ビワの実の色に染まります。

『小枝から型をとって作ったろうそく』は
クリスマスシーズンの<merci(メルシー)>へ出荷します。

2015/09/22

サルが一匹。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

昨日、草木染をする為の木の実を獲りに、山へ行きました。
その途中でサルに遭遇。

左側のガードレールの上をするすると歩いていって、
ポトンと下に降りた。

やや大人のオスが独りぼっち。
見ているところ。

馴れているわけでもないけれど、攻撃的なわけでもなく
なんだか見ていることろ。
逃げようともせず、ヒトに興味があるような、ないような・・・。

2015/09/21

秋の草刈り

 こんにちはタラスキンボンカースです。

一週間ほど前から咲き始めている『ヒガンバナ』。

毎年思うけれど、毎年花の数が増えている。

こうして『ヒガンバナ』が咲くと、
計ったように季節が入れ替わる気がする。
 TARASUKIN BONKERSの庭の入り口。

少し木のトンネルみたいになっていて、
向こうにシュロの木が生えた芝の庭が続いています。

草もよく知っていて、
夏の暑さが引いた途端に、一気に成長を始めるので
あっという間に芝が雑草で覆われてしまった。

秋の草が種をこぼす前に草刈りをしたいけれど、
せっかく咲き始めた『ヒガンバナ』を刈り取ってしまうのは、
かわいそうな気がする。

集落や地域の人たちも、それをよく知っていて、みんな
『ヒガンバナ』が咲く前に、草刈りを済ませてしまっている。

そんなわけで、『ヒガンバナ』をよけつつ草刈りをしました。
ボンカース農園のオクラ。

こうして朝に咲いて、午後にはしぼんでいる。

この花は、おひたしや天ぷらにして食べるとおいしいらしく、
近所の直売所では、花だけまとめて売っていたりもします。

ちなみに、しぼんだ花は1週間ほどで立派なオクラになります。

2015/09/20

シルバーウィークの始まり。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、商品を出荷してきた帰り道、陽が沈んで月が出てきた。

秋の日は「釣瓶落とし(つるべおとし)」と言うけれど、
あっという間に陽が沈んだ。
 みるみる夜になる。
 翌朝。

山の中腹に霧が出ている。
モヤモヤと下にさがってきた。
どうやら、山のくぼみに雲がたまっているみたい。

秋らしい、すこし肌寒い朝の現象でした。
日が昇ると、カラリとよく晴れたのでドライブに出かけることに。

シルバーウィークの始まりです。
 沼津でカツ丼を食べました。

千楽』の上カツ丼。
わー。カツの厚みが3センチくらいあるぅー。

片道95キロを走って、『千楽』の上カツ丼を食べました。
早く帰らないと、日が沈みます。

2015/09/19

木端のカッティングボードの部品

 こんにちはタラスキンボンカースです。

厚手のヌメ革を切っています。

何を作っているのでしょう。
 角を丸めます。

丸のポンチ(打ち抜き)を使って角を落とします。
ちまちまと作業は続きます・・・。
 たくさんできた。

これを、磨きます。
革で出来たベルトや靴や鞄を見るとわかると思うのですが、
革は磨くとつるつると滑らかな表面になります。

もちろん、裏面も断面も、つるつると磨きます。

そして、中央に焼き印を押しますと・・・。
『木端のカッティングボード』に使う耳タグでした。

『木端のカッティングボード』は、
木材の切れ端、
木端(こっぱ)を磨いて作ったカッティングボードです。

不規則なカタチと、木材にならない木の端っこですが、
美しい木の存在感がテーブルと料理を引き立てます。

サラミを並べたり、チーズボードとしてもどうぞ。

『木端のカッティングボード』
は、福岡<BBB&(スリービーアンド)>で。ぜひ~。

『木端のカッティングボード』は、
時々オリーブオイル等、食用オイルを刷り込んで使います。

2015/09/18

南伊豆のゴマ入り。

こんにちはタラスキンボンカースです。

ゴマ。

日本に流通しているゴマは、99.9%が外国産なのだそうです。
そんなわけで、『ゴマの旬』を聞かれても、ピンと来ないかも。

市場には流通していないのだと思うけれど、
直売所には、近所の農家が作っているゴマが売られている。

おばあさんが作っているらしい。

ちょうど9月の今ころ収穫されて、干されているころなので、
『ゴマの旬』は9月から10月ということになります。

『南伊豆産』のゴマは、おどろくほどよい香り!!
そして、とても貴重。
小さな布袋に『パンヤ綿』を詰めています。

カポックという樹の実の中から採集される『パンヤ綿』は
吸湿性がなく、むしろ撥水性がある。

比較的縮れの少ない繊維なので、詰め込むとどんどん入る。
おどろくほどたくさん入る。
 そして、『南伊豆産のゴマ』を投入。

綿の中心にゴマをサラサラと入れて、ふたたび綿を詰める。

パツンパツンになるまで綿を詰めたら、口を縫い合わせます。
 目と耳を縫い付けて完成しました。

クマだよ!
『クマの針刺し』

綿の中のゴマが針のサビを抑えて針通りをよくするのです。

『クマの針刺し』は福岡<BBB&(スリービーアンド)>で。
ぜひ~!

2015/09/17

トコブシ!

 こんにちはタラスキンボンカースです。

『トコブシ』

アワビを小さくしたような見た目の貝です。

「今年も(コレを獲るのは)、もうおしまいかなぁー。」
そう言って、海へもぐる道具を片付けながら、
先日、近所のご主人が袋にいっぱいの『トコブシ』をくれた。

袋のなかの『トコブシ』はまだ元気に動いている。

「煮て食べたらいいよ。醤油と砂糖でさぁ。」
↑煮てみた。

数えてみると20個以上あったので、
まずは活きの良いうちに、いくつかお刺身で頂きました。

アワビよりも柔らかで、肉厚な食べ応え。
口に広がる磯の香りが、たまりません。

そして、次は小麦粉を振ってバターソテーにしました。

火が通ると歯ごたえが増して、さらに食べ応えが。
磯の香りとバターの風味が、最高のマッチング!

それから、殻ごと醤油と砂糖で煮てみました。

一晩おいて味を染みこませる。
ご飯によく合う味で、
身を刻んでご飯に混ぜれば『トコブシ飯』になりそうです。

サザエが1個、混ざっていたので、お刺身にしました。
 一方こちらは、『さつま揚げ』。

夕方、近所の民宿の”おねえさん”から電話があった。
「夕ごはん食べた?さつま揚げ、揚げたけど取りに来れる?」

というわけで、さっそく出来立てのさつま揚げを頂いてきた。

”おねえさん”の作るさつま揚げは、すり身ではなくて
叩いた金目鯛と山芋などで作るのだそうです。

夕食にパクリとかじると、叩いた金目鯛がホクホクと柔らかで
とてもおいしい。
そしてもう一品は『ピーマンの肉詰め』。

これは自作。
最近、食べたいものが頭に浮かぶと作らずにはいられず・・・。

コロコロとつややかなピーマンに、
ぎっちりと、ひき肉を詰めて焼いたのでした。

おいしい食卓。
いつもごちそうさまですー!(自作も)

2015/09/13

今年最後の海・・・かな。

 こんにちはタラスキンです。

よく晴れた土曜日、
今年の夏、最後とおぼしき海へ遊びに行きました。

お弁当とスイカを持って、磯遊びです。
 白く、ぽつりと立っているのは須崎の灯台です。

空気はさわやかに秋の気配ですが、陽ざしは強い。
真夏よりもむしろ、海も空も青くて、くっきりとして見えます。
 まずは、スイカを水に浮かべて冷やしましょう。

磯に到着したのがちょうどお昼時。
気持ちのよい岩の上でお弁当を食べて、海に入りました。

この時期、海の中は生き物たちで賑やかで
魚の種類はとても多く、色とりどりの海藻が揺れています。
くっきりと澄んだ日差しが、キラキラと差し込む海の中は、
さながら水族館のようです。

僕たちは、
「エンゼルフィッシュみたいのがいたよっ!」
「ピンクの海藻がお花畑みたいだよっ!」
と、やや興奮気味に報告し合うのでした。

しばらく遊んだところで、冷えたスイカをほおばります。
これで、心置きなく秋を迎えられそうです。

2015/09/11

畑の柵

 こんにちはタラスキンです。

黄色いハイビスカスのような、オクラの花が咲いています。
6月の初めころ、裏の畑の”おばさん”に畑の一部を借りて
ボンカースが育てているものです。

どういうわけか、
”おばさん”の作る野菜のようにはうまく育たず小さいまま。

今年、”おばさん”は1年間畑を休んでいる。
いちど『植え時』をのがした畑は、スケジュールが狂うので、
次の『植え時』が来るまでお休み。

とはいえ、土を耕したり、雑草が種を付ける前に抜き取ったり
やることはたくさんあるようだ。
先日・・・。

いつも元気な”おばさん”が、げんなりして畑に立っていた。

「イノシシにやられたよぉ。」

次の『植え時』に備えてきれいに用意されていた畑の土が
一面、ボコボコに掘りかえされていたのです。

作物がなかったので、まだよかったのだけれど、
畑で遊ぶことを覚えたイノシシは、いづれまたやってくる。

もうすぐ菜の花の『植え時』が訪れるので、
それまでにイノシシが「絶対!」畑に入れないように
しなくてはいけません。
”おばさん”の畑に作られた柵。

連日、カンコンと畑の周囲に杭を打つ音が響いて、
”おばさん”の手で次々と柵が築かれてゆく。

あり合わせの材料を使って、隙間なく。

「こうなったらイノシシと知恵くらべだよっ!」

いつになく”おばさん”は、闘志に燃えている様子でした。

2015/09/01

雨で始まる9月なのでした・・・。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

9月は雨でスタートです。
天気予報では1週間ほど雨が続くもよう。

夏休みの終わりと、しとしと降る雨の絶妙な組み合わせ!

もの悲しさも倍増です。
家の中で革を切っています。

革を切るとき「ツーッ」と、しっとりと静かな音がする。

今日のお天気にぴったり・・・。