2015/09/24

小枝から型をとって作ったろうそく

 こんにちはタラスキンボンカースです。

『小枝から型をとって作ったろうそく』という商品がありますが、
今回、クリスマス向けに新しい小枝で型を取りました。

今回使った枝は、『クヌギ』と『ヤシャブシ』です。

枠に粘土をしき詰めて、ちょうど半分の深さに枝を埋めます。
 こんな具合。

粘土と枝の境目が直角になるように整えます。

ここにシリコンを流して、小枝の型を取るのです。
型のシリコンが固まるまでの間、ろうそくの芯を作ります。

タコ糸を縛って、撚りをほどくと3本の糸になる。

このタコ糸を、先日山で集めた木の実などで染めます。
 上から、ヤシャブシ・センダングサ・クズの花。

この他にもいろいろな草木や実を使って染めることができます。
それぞれが、どんな色に染まるのかが楽しみ。 
 染めているところ。

草木や実を、少量の水で煮だしますと染料が採れます。
草木の種類によって、いろいろな香りがします。

たとえばクズの花は、甘いハチミツのような香りがしました。
染まった。

いちばん手前のキイロは、センダングサの色です。

センダングサは、ただの緑色の葉っぱなのですが、
秋に咲く花の色がまさにこのキイロです。

また、茶色いサクラの樹皮はピンクのサクラ色、
緑のビワの葉は、ビワの実の色に染まります。

『小枝から型をとって作ったろうそく』は
クリスマスシーズンの<merci(メルシー)>へ出荷します。