2020/12/31

2020年が終わります。

こんにちはタラスキンボンカースです。

『田作り』を作りました。

いつもならばお店で買ってきた『おせち』の中に入っているものですが、今年は自分たちで作ってみました。

作ってみれば、シンプルな材料で、簡単にできて、好みの甘さで作れて、おいしい。

どうして今まで作ろうとしなかったのだろう。
『黒豆』を煮て。
戻した昆布は、『昆布巻き』に。
裏の畑で採れたダイコンで『おなます』。
お肉も食べたいので『ローストビーフ』。
『豚の醤油煮』コレはおばあちゃんのレシピです。
『栗きんとん』には、甘栗の剥いてあるやつをゴロゴロと入れてみました。

いろいろと、「いつもと違う」事柄の多かった今年、初めて『おせち』づくりの機会を得た。

見栄えが悪くても、きっと、うれしい味がする。

そして明日は、伊豆で暮らし始めて14回目にして、初めてキタダといっしょに伊豆で迎えるお正月なのです。

いろいろなことがあって、そのぶんいろいろとグレードアップをして、きっと強くもなった。
そんな2020年、共にいてくれたすべての皆さまに感謝しています。

みなさま、それぞれがそれぞれに、今年ならではの個性豊かなお正月をお迎えください。

2020/12/30

お正月飾りをふたつ。

こんにちはタラスキンボンカースです。

今日は年末の大掃除をしました。
真冬ですが陽ざしがポカポカと温かく、汗ばむほどの陽気。

年末の大掃除では、1年に1度しか掃除をしない場所もあります。
そんな場所を覗き込むと、

「あぁ。1年が経ったんだなぁ。そして再び年末。」
と、思ったりします。

お昼ごはんは、昨日残したイサキの湯引きで作った『手ごね飯』(すり下ろしたニンニクと醤油にイサキの湯引きを漬け、その漬けダレでご飯をこねて、ゴマと塩ゆでしたナノハナとともに盛り付けたもの)・イサキの潮汁・カキナの炒めたの。
1年ぶりのホコリを取り除いたので、お正月飾りをしつらえました。

今年は、お正月飾りを”ふたつ”用意しました。

まず、小さい鏡餅。
そして、玄関飾り。

伊豆は冬の間、強い西風が吹いているので、お飾りは家の内側に飾りました。
そして、もうひとつはココに。

今年、わたしたちが新しく手に入れた『作業場』です。

昭和40年の初めころに建てられた別荘風の建物は、壁も天井も取払って、スカスカの状態となっていますが、私たちの、嬉しくて楽しい、新しい居場所なのです。

わたしたちは、明後日には伊豆で暮らし始めて14回目のお正月を迎えることとなりますが、14回目にして初めて、伊豆でお正月を迎える機会を得ました。

そして、そして、
明日、12月31日には、なんと2020年最後のラジオ出演も控えているのです。

15:00ころ、伊豆からのリモートで番組におじゃまさせていただきます。

どうぞお楽しみに!

2020/12/29

イサキの寿司

こんにちはタラスキンボンカースです。

夕方、ピロピロ・・・と電話が鳴って、集落のおじさんの声がした。
「イサキを採ってきましたよー。取りに来ない?」

波止場へ駆けてゆくと、海の向こうからおじさんの舟がやってきた。
釣れたてのイサキ。

「海の上から電話したんだよー。」
ということで、採れたてのピチピチです。
イサキ5匹とワタリガニ1匹。

ワタリガニは冷蔵庫の中で締めておいて、イサキをさっそく夕食にいただくことにしました。
できた。

刺身におろしたイサキを湯引きして、酢飯で握ると、40貫ほどのイサキ寿司が出来上がりました。

コリコリのプリプリでとてもおいしい!!

おいしー!おいしー!と、なんど言ったか分からない。
おいしくて、うれしい夕ご飯をありがとうございます。

2020/12/27

何にもないので気持ちイイ

こんにちはタラスキンボンカースです。

週末は山を越えて、買い物に出かけました。

峠の途中でお昼時になったので、ワゴン車の荷台に腰かけて持ってきたお弁当を食べることに。

風の吹き渡る峠の気温は2℃。
辺り一面なにもなく、見渡す限り枯れたススキの原っぱのように見えます。

かじかむ手でお弁当を食べた。
原っぱの中を小径が続いている。

小径は、伊豆半島の真中あたりの稜線を南北に延々と歩ける『伊豆稜線遊歩道』の一部です。

年中風が吹いているので、高木が育たず、盆栽のような小さい木と、地面はシバとササにおおわれている。
 
ずっと風が吹いている。

吹きっさらしで何もない。

そんな、何もないという事が、なんだか気持ちの良い場所なのでした。

2020/12/25

静かな海

こんにちはタラスキンボンカースです。

クリスマスです。

私たちが暮らしている伊豆半島の先端は、もともとクリスマスの雰囲気にならない土地で、例年ならばクリスマスツリーの代わりに集落の入口に『門松』が立ったりするなど、すでにお正月を迎える雰囲気となります。

しかし今年に限っては、とっくに立っているはずの『門松』も見当たりません。

何だか静かに、淡々と一日一日が過ぎている印象。

そんな淡々とした1日。

買物の帰りみち、直売所で買ったお弁当を海で食べた。

2020/12/23

日々のごはん

こんにちはタラスキンボンカースです。

日々のごはん。
朝・昼・夜のごはんを交代で作っています。

ここひと月のごはん。(写真のあるもの)

11月22日の昼ご飯

鶏とネギ塩焼き レモンとワサビ醤油で食べる
味噌汁
納豆
生卵 産みたてタマゴをもらった
海苔
ダイコン糠漬け キタダが漬けた
11月28日の昼ご飯。

あんかけ焼きそば 焼きそばの緬を香ばしく焼いて、中華あんかけを作ってかける。
焼きそばに付いてきたソース(粉)は取っておいて別の日に使う。
11月30日の朝ごはん。

ホットケーキ
ダイコン・ピーマン・キノコのソテー そろそろ今年のピーマンも最後
ハッシュドポテト
ソーセージ
12月2日のおやつ。

再びチーズケーキを焼いた。
12月3日の昼ご飯。

お好み焼き
12月6日の朝ごはん。

白菜を香ばしく焼いた『巣ごもりタマゴ』
パン
12月8日の朝ごはん。

サイコロに切ったダイコン・サツマイモ・ナノハナを焼いたやつ 冬の野菜になってきた
ソーセージ
パン
12月8日の昼ご飯。

ビビンバみたいなの
12月12日の朝ごはん。

クロックムッシュみたいの タマゴに浸したパンにハムや野菜とチーズをのせて焼いた
12月15日の昼ご飯。

そば焼きそば そばで作ったソース焼きそば 11月28日に使い残した粉のソースを利用
12月16日の昼ご飯。

納豆チャーハン12月17日の朝ごはん。


フレンチトースト テーブルでフライパンから取り分けるので熱々
カリフラワー・ダイコン・キノコのグリル 皿を熱々に温めておく
12月17日の夜ご飯

厚いビーフステーキ 誕生日ディナー
ケーパーの入ったマッシュポテト
ネギのグリル
12月18日の昼ご飯。

チキンステーキ マスタードソース
バターで焼いたネギ・カリフラワー・シイタケ・ホウレンソウ
ごはん
12月20日の朝ごはん。

ニンジン・ネギ・ダイコン・サトイモ・シイタケ・ソーセージのグリル
タマゴに浸したパンにブラウンシュガーをかけてオーブンで焼いたの クリームチーズ添え
12月20日の昼ご飯

とん汁 具だくさん
塩にぎり
12月23日の朝ごはん

野菜オムレツ
パン
そして今日は木を切った。
お昼ごはん

『作業場』の庭で木を伐りながらお弁当を食べた。

豚のショウガ焼き
千切りキャベツ
厚焼き玉子
塩にぎり
味噌にぎり

2020/12/17

しっかり丈夫

こんにちはタラスキンボンカースです。

週末は『作業場』の「ヤブを刈る」「キッチンを壊す」作業を行いました。

私たちが暮らしている家(トンガリ屋根)の庭の奥には未開のヤブがあって、その奥に作業場(青い屋根)がちらりと見えています。

未開のヤブは、私たちがここに住み始めた13年前から手つかずの状態となっており、ジャングルのように木々が生い茂っていて中を見通すことができません。

未開の地なので、私たちはこのヤブを「ひみつの花園」と呼んでいます。
この奥が「ひみつの花園」。

ここを風が通る程度に開拓します。

「ひみつの花園」には、ツルに巻かれてクネクネに曲がった木や、ヤシのようなシュロ、地面を覆う緑の濃いヤブランがたくさん生えています。

風通しが悪く暗い森は不健康な状態になっているので、風通しを良くして木々が健やかに育つように整えます。
ヤブの中でトリの巣を拾った。

トリの巣は、タマゴを産んでヒナを育てるために作るものなので、子育てが終わると不要になります。
地面に転がっていた使用済みの巣は、ツルや小枝を使ってしっかりと丈夫に作られていました。

木の枝を落とすと、ヤブの中が明るくなってきた。
しっかり丈夫と言えば、『作業場』についているキッチン。

昭和40年代前半のキッチンで、ユニット型の『キッチン』が登場するより前の『台所』と呼ぶにふさわしい、板金タイプのキッチンです。

今や貴重な板金タイプですが、この場所では使わないので、解体して取りはずすことにします。
まず板金をはがしました。

板金はすべてステンレスの板ですが、現代のキッチンに比べるとしっかり分厚い。
板金の下は、頑丈な木工造作となっていました。

建物や工業製品など、昔のモノはしっかりと頑丈に造られていることが多い。
すべて解体した。

壁の中と床下の一部が丸見えになりました。
そして次回に続く・・・。

2020/12/06

暮らしの中の「ありがたい味」

こんにちはタラスキンボンカースです。

師走となりました。

私たちが暮らしている海辺の集落では、11月の半ばころから、波止場の舟が頻繁に出入りするようになります。
漁の季節なのです。

集落では、漁師のひとも、そうでない人も、大なり小なり自分の舟を持っていることが多く、海の幸がおいしくなる季節になると沖へ漁に出かけてゆきます。

「もしもし~。カワハギ食べない?」

夕方、集落のおじさんから、そんな電話がかかってきました。

ビニール袋をもって、桟橋へ向かうと、ゆれる舟の上からピチピチと元気な魚(大きいウマヅラハギと、イサキをたくさん)を渡してくれました。

イナダ(ブリの子ども)を捕りに行ったら、いっしょに釣れたのだそうです。

↑さっそく、いただいたウマヅラハギをさばいているところ。
夕食。

数匹のイサキは塩焼きにしました。
ふっくらと繊細な白身で上品な味です。

ウマヅラハギは、身を刺身に、あらを潮汁に、キモを酢醤油でいただくことにしました。
プリプリでコリコリとした弾力のある身でとてもおいしい。

なにより、濃厚な旨味のあるキモは、想像を絶するおいしさなのでした!
翌日の夕食にも。

残り数匹のイサキをから揚げにしました。
コチラもまたふんわりと繊細な味わい。

集落の人が冷たい海で捕ってきた海の幸。
おいしいだけではなく、とてもありがたい味がするのでした。