2011/01/31

爽快!

こんにちはtarasukinです。
 
チクチク作っていたものたちを出荷しました。
隣町の集荷場まで車で運びます。
 
「よろこばれるんだよ。」と思いを込めつつ
少し”ほっ”とするときです。
東京へ向かってゆく荷物を見送りながら、
お散歩。
 
今日は西伊豆の町を歩きます。
海岸から、小さな岬へ向かう小道を行きます。
木の根っこと、丸太の階段を登ってゆくと、強い風に
白波立った、真っ青な海が見下ろせます。
 
赤い灯台の向こうは堂ヶ島。
20分ほど、細い尾根を行きます。
 
岬なので、ずっと左右には海が見えています。
とっても風の強い日で、ゴーゴーと木が揺れていますが、
尾根の道は、木々に守られているように静か。  
波の音と風の音、そして木洩れ日。
ボクタチは森の中の、小さな生き物のような気分です。

 
正面に大きな海が見えて
丸太の階段が下り始めると、いよいよ先っちょです。
ザザザ・・・・。
 
岬の先端は、広い岩場になっていました。
そして、打ち付ける青い波!
 
途切れることなく吹き付ける強い風と、
大きな波の音です。
打ちつけた波が、煙のような潮を舞い上げて、
全身を吹き抜けてゆきます。
 
爽快・・・・!

2011/01/30

ガッシリ!

こんにちはtarasukinです。
 
なにやら、たくさんのハトメが並んでいます。
『いろいろな布のプレイスマット』と、
『いろいろな布のコースター』の新しいやつ。
 
ガッツリ厚地のプレイスマットは、
近くの野山であつめた草木で染めた、麻布や
古い蚊帳の布をはぎ合わせて作られています。
 
トマトスパゲッティの白いお皿と、良く焼いたパン、
ナッツやドライフルーツをマットの上に楽しく並べて
ゆっくり楽しいランチにしましょう。
ゴツッと大き目のコースター。
 
CDケースくらいのサイズです。
たっぷりのミルクコーヒーが入った、大きなマグと、
ずっしり重いチョコレートクッキーを載せて、
そろそろお茶の時間ですョ。
 
僕たちはミルクコーヒーをガブガブのみます。
どちらも、頑丈なハトメ付き。
 
キッチンの白いタイルの壁に、棚の下のフックに、
何枚もたくさん引っ掛けて。
ガッシリ分厚いので、鍋敷きや鍋つかみにも。 
 
春の『いろいろな布のプレイスマット』と、
『いろいろな布のコースター』は、
スーベニアフロムトーキョーで!

2011/01/29

ガスの火

こんにちはtarasukinです。
 
東京では、ガスのありがたさを感じることが
少なかったような気がします。
ツマミをひねれば、レンジの火は点くし、
蛇口をひねれば温かいシャワーも浴びられます。
 
僕たちの住んでいる地域では、都市ガスではなくて
プロパンガスが使われています。
山の上にある僕たちの家には、ガス屋さんが
大きなボンベを担いでやってきてくれます。
 
万一、ボンベが空になると、どうなるのでしょうか・・・。
 
ある寒い冬の日。
シャワーで温まっていると、お湯が水に!
コトコト煮ていた、お鍋の火も消えてしまいました。
全身、セッケンの泡だらけだし・・・。
 
それ以来、大きいサイズのボンベに変えたので、
今ではそういうこともありませんが、
ガスのありがたみを知ったので、大切に使っています。
 
そんなプロパンガスは、都市ガスよりも
火力が強いといいます。
ボー!
強火の料理。ボー!
 
タマネギとにんじんをスライスして、たっぷりの砂糖で
ジリジリと炒めます。強火でジリジリです。
(あまりいじくらないで、放っておく)
焦げる少し前くらい。
良く焼けた野菜と砂糖が、コクと香ばしさを醸し出します。
少しのお湯か、ワイン、またはスープを入れて、
フライパンにこびりついた旨みをコソゲ落とします。
 
これをホワイトソースに加えて、グラタンにしましょう。
 
肉ジャガや、ダイコンの煮物も、強火でボー!
固まりの肉、タマネギ、ジャガイモなど
材料を、鍋でジャージャー炒めます。
(ジャガイモは必ず、皮ごと丸ごと!ダイコンも皮ごと!)
 
ダシ、大量の砂糖、酒、しょうゆを入れて
強火のままふたをします。そのまま放っておきましょう。
(ジャガイモ8個なら、砂糖・酒それぞれ1/2カップ
しょうゆは1/4カップくらい。水は入れません。)
 
煮えたぎって、水分がなくなりそうになったら
(なるべくフタを開けずに見極める。)
火を止めて、またしばらく放っておきましょう。
 
食べる前にもう一度、静かに温めてできあがり。
 
くれぐれも、鍋を焦がさないように・・・。

2011/01/27

甘い野菜!

おはようございますtarasukinです。
  
ゆでたほうれんそうと、にんじんのオーブン焼き。
昨夜の夕食で。
 
ほうれんそうは、裏の畑の”おばさん”がくれたやつ。
”おばさん”が毎年作っている、ニホンホウレンソウで、
普通の(セイヨウホウレンソウ)に比べて
ゴツッとしていて、横に広がっているのが特徴。
 
お鍋にほんの少しのお水で、ザッとゆでます。
(フタをして蒸す感じです。)
ほとんど味をつけずに頂くと、
ものすごく甘い!!砂糖みたい。
(ホウレンソウは砂糖の原料のテンサイの仲間。)
 ゴツッと太い茎は、割ばしの先ほどもあります。
 
「今年は、雨が無いからうまく出来ないねぇ・・・。」
”おばさん”はそういうけれど、とてもおいしい。
 
そして、にんじんは近くの直売所で買ってくるやつ。
オリーブオイルと塩を振って、オーブンで焼きます。
 
こちらも、クリかサツマイモのような甘さ!
すばらしい味です。

2011/01/26

漂着物

こんばんはtarasukinです。
 
仕事がひと区切りしたので、海へ行きましょう。
真っ青な空に、真っ青な海!
ザザザ・・・・・・。
大きな波が、次々に打ち寄せてきます。
 
こういう激しい波のやってくる浜には、いろいろなものが
打ち上げられています。
振り向くと、遠くでbonkersがなにやら拾い上げているところ。
丸いのは、浮きでしょうか。
 
僕たちはこういう浜辺を歩くのが、大好き。 
僕が立っているのは、木の根っこ。
 
丸太や、大きな枝、そして根っこ。
時には、船か家屋の残骸や、外国の刻印がある木材、
南国からやってきたらしい椰子の実なんかもあります。
たのしい!
 
どれも、長い漂流と強い陽射しに洗われて、
スベスベの銀灰色をしています。
 
人の作ることの出来ない表情が
ものすごく魅力的な素材たちです。
黄色い浮き。
 
浜には、浮きや、古タイヤ、ロープなどの人工物も
打ち上げられています。
(人工物の多い浜と、少ない浜があって、ここは少ない浜)
 
大きな石ころのなかに、ポツンと人工的な色。
そんな人工物も、潮と太陽に晒されて、
すっかり自然物のような表情をしています。
 
なぜかその表情も、やさしいものに思えます。

2011/01/23

ミツバチ!

こんにちはtarasukinです。
 
寒い毎日でしたが、今日の朝はポカポカ。
家中の窓を開け放って、朝ごはんを食べます。
 
ブ・・・・・・ン。
どこからとも無く、小さな羽音がします。
見ると、2匹のミツバチが窓の内側で困っている様子。
どうやら、迷い込んできたようです。
 
1匹は開いている窓から、ピューと出てゆきましたが、
もう1匹はなかなか出てゆけません。
指を近づけると、ノコノコ指に乗ってきた。
 
僕の指の上をしばらく行ったり来たりしています。
 
bonkersが、台所からハチミツの固まりを持ってきて、
ちょっぴり、僕の指の上に乗っけると、
ミツバチは「わぁっ!」と、
嬉しそうに、ハチミツをペロペロ・・・・。
 
本当に嬉しそうにペロペロ・・・・・。
お腹がいっぱいになったところで、
少し身づくろいをして、明らかに元気な顔をして、
ビューっと、飛んでゆきました。
 
僕の指の上には、すっかり小さくなったハチミツのカケラ。
またおいでね。

2011/01/19

玄米

こんばんはtarasukinです。
 
玄米。
僕たちが良く食べているお米です。
野菜などを売っている直売所で買ってきます。
 
玄米は、一晩水につけておいて・・・・。なんていいますが、
僕たちは普通のご飯と同じように、ささっと磨いで炊いています。
 
プチプチした食感が、なんともいえず好き。
ぽろぽろしているので、おにぎりには向きませんが、
炊き込みご飯や、チャーハンには向いています。 
 
今日のお昼ご飯は、玄米雑炊。
”蕎麦の実雑炊”に似た感じのものに仕上がります。
 
プチプチ・・・・。
噛みしめて食べると、濃厚な甘みが感じられます。
待ち針。
 
ふわふわと、やわらかいワッフル生地に、
パッチワークした布地を縫い合わせた、
『ハギレのブランケット』
 
やわらかいワッフル地は、伸び縮みしてズレやすいので、
縫い合わせるときに
たくさんの待ち針で、ぴったりとあわせておくのです。
 
縫いあわせられるのを待っているから、「待ち針」。
何匹もの『クマの針刺し』が活躍中。

2011/01/18

ナマコカベ

こんにちはtarasukinです。
 
ナマコカベ。
僕たちの住んでいる地域では、「ナマコカベ」の建物が
あちこちに見られます。
 
木造建築ですが、外壁が瓦板と漆喰(しっくい)で出来ています。
(黒いのが瓦板で、白いのが漆喰。)
瓦板を漆喰でツギハギしているのです。
ツギハギした漆喰が、かまぼこ型に盛り上がっていて、
ナマコのように見えるので、「ナマコカベ」
 
隣の松崎町にある、この建物は築101年。
長い年月を経た、重厚な趣があります。
 
このほか、町のあちこちでは、農家の蔵から、漁港の倉庫、
町の商家や、築130年の木造校舎など
古いナマコカベの建物を、見てまわることが出来ます。
 
さりげない佇まいが、素敵です。

2011/01/14

ホシガキ

こんにちはtarasukinです。
 
真っ青な空に、鹿のツノみたいなギザギザのこずえ。
カラスザンショウです。
 
”山椒”といっても、大きな木で、葉っぱをつまむと、
ココナッツのような(サンオイルのような)香りがします。
こずえを見るのは、冬の山の楽しみ。
 
いろいろな木が、個性的な形のこずえを広げています。
 
「あれは・・・サクラ。あれは・・・。エノキ。」
朝食の後の、お散歩で。
庭を一周して、そのまま山をザクザク登ってゆくと、
静かな国道に出ます。
 
国道で見かけた大きな石垣。
 
とっても高くて、大きな面積の石垣が、お城の基礎ように
そびえている場所がありました。
 
よーく見ると、同じパターンのように見えて、
なかなか複雑。
大きさの違う石が、つじつまが合うように組まれています。
スキマなく、きっちり。
 
単調なようで、複雑・・・。
なぜかふたりとも、こういうのが好き。
ベランダで風にゆれるホシガキ。
 
冷たくて、カラカラの風によーくさらされて、
毎日、毎日、少しずつ小さくなってゆく。
 
干からびてゆくたびに、甘みが凝縮してゆく感じ。
待ちきれず・・・。
きょうあたりのおやつに、ひとつ食べてみましょう。

2011/01/13

絹糸

こんばんはtarasukinです。
 
チクチク・・・チクチク・・・。
bonkersが、朝からずーっとチクチクしています。
昨日も、おとといも。
 
一体何が出来上がるのでしょうか・・・。
草木染や、いろいろな織物が組み合わせられていて、
表面にステッチしているのは、
金の絹糸です。
 
質のよい絹糸は、美しい光沢と、弾けるような
張りがあります。
白金から黄銅まで、いくつもの「金」の中から、
布地に合った「金」を選んで使います。
 
渋い金。深みのある、しっとりした艶があります。

2011/01/12

ショウガ湯

こんにちはtarasukinです。
 
冷たい風がビュービュー吹いています。
裏の畑では、”おばさん”がマメを摘んでいました。
 
「寒いねぇ。」
マメ畑の中から、”おばさん”のこえがします。
庭で、風に吹かれながら工作をしていた僕が答えます。
「寒いですねぇ・・・。」
 
で、ちょこっと休憩。
あたたかいショウガ湯に、たっぷりのハチミツを入れて
畑へ持ってゆきます。
「温まって、いいですよ。」
「あぁ、本当だ。」
ゴクリと飲むと、体の中がポカポカに温まります。
 
”おばさん”は、お返しにマメをたくさんくれました。
サヤエンドウです。
年末からチクチクやっていた試作品。
 
「ハギレのブランケット」の春物です。
フカフカのワッフル生地と、
さわやかな色合いの布地を、つぎはぎしています。
 フサフサのフリンジ付き。
 
春のCIBONE(インテリアショップ)で。

2011/01/08

布の切れはし

こんにちはtarasukinです。
 
チクチク・・・チクチク・・・・。
いろいろな布の切れはしを組み合わせて、チクチク縫うと、
1枚の布が出来上がります。
布の選び方や、組み合わせ方で、
表情の違う1枚になるのが、おもしろいところです。
 
布の切れはしを材料に、新しい布を織り出す感覚。
 
bonkersは、こういう作業が大好き。
大きな袋の中にため込んだ、布の切れはしを、
大事そうに、1枚1枚選んではテーブルに並べてゆきます。
 
とってもうれしそうです。

2011/01/06

ポンカン

こんにちはtarasukinです。
 
みかんと、ポンカン。皮をむいたら同じ。
 
僕たちの住んでいる伊豆は、柑橘類がたくさん実ります。
 れもん・ライム・かぼす・きんかん・みかん・ポンカン
はっさく・甘夏・ニューサマーオレンジ・黄金柑・ゆず・・・。
  
今の季節は「ポンカン」。
 
「ポンカン」は、バリバリと皮をむくときに、
ものすごくよい香りがします。
オレンジ味のキャンディーのような、濃い香りです。
 
むいた皮を、コーヒーの上で”キュッ”とつまむと、
さわやかなオレンジ風味に。

2011/01/04

今年のトンガリ屋根

明けましておめでとうございます。
タラスキンです。
 
2011年になりました。 
皆さんは、どのようなお正月を過ごしましたか?
 
真っ青な空と、トンガリ屋根の家。
僕たちがこのトンガリ屋根の下に暮らして、
4回目のお正月。
 
お家、今年もよろしくね。
早速、ミシンでガガガ・・・。
 
『いろいろな布のプレイスマット』の、新しいの。
ボンカースが染めた、草木染の布で出来ています。
 
引っ掛けられるハトメ付き。
キッチンのフックなんかにぶら下げておけば、
鍋敷きとしても便利です。
 
おそろいのコースターも。