2019/03/31

春の海

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、家のマドを全開にして過ごしていたら一匹のハチが迷い込んできた。
この時期に1匹でいるということは、昨年の秋に誕生した新しい女王バチ。

冬眠から目がさめて、おもての世界を飛んではみたものの3月にしてはまだ寒く少し早く起きすぎた様子。

それでぽかぽかと温かい家の中に避難してきたらしい。

動きがとてもスローで、いかにも「寒・・・。」と言っているように見える。

しばらく家の中にいなさい。

ハチ(アシナガバチやキイロスズメバチ)は思慮深く行動する生き物なので、いじめなければ攻撃してくることはない。
春の海辺。
いつの間にか磯のには鮮やかな海藻が茂り始めていました。

岩場の海藻は一年中はえているわけではなく、いまころの季節に鮮やかに生え始めて、5月ころになると岩ノリやヒジキの収穫ができるようになる。

そして夏にはなくなる。

海も季節が巡っている。

2019/03/29

春うらら

こんにちはタラスキンボンカースです。

私たちの家から見える入り江。
いつになく水面のキラキラが「うららか」見えるのは春のせいでしょうか。

この「うららか」な水面。
私たちの家から見える入り江のキラキラは一年中同じように見えるわけではなく、湿度(おもに空の色と太陽の輝度)や風(水面のさざめき)そして太陽の差し込む角度(反射角)によって違って見える。

たとえば、冬の水面は鏡のように強烈に輝きますが、コレは空気が乾いて風が強く、太陽が低い位置から差し込むから。
またいっぽう、夏の水面はぼんやりとしてあまりキラキラが見えません。コレは湿度が高く太陽が高い位置から差し込んでいるから。

雲母のように繊細に輝く「うららか」な水面は、ほんわりとかすんだ空と穏やかな風、そしてやわらかな太陽が程よい角度から差し込む春ならではのキラキラ具合なのです。

「春の~うら~ら~の~」
この時期、隅田川もきっと「うららか」に輝いていることでしょう。
春のヤサイ。

先日、家のうらで畑をやっている”おばさん”が春の野菜を持ってきてくれた。

「キャベツがはじけた。でも甘くておいしいんだよ。」
そういってカゴから出してくれた直径40センチくらいの大きなキャベツは、ぱっかりと割れていて中から花芽がのぞいていた。

温かくなると花芽が育ってきて、さらに芽キャベツのような脇芽も育ち始めるので全体がぱっかりと割れる。

そして袋にいっぱい入った小さなブロッコリーは、株の中心に育つ大きいの(スーパーなどで売っている部分)を刈り取った後に出てくる脇芽。
かわいらしい。

小さい分、きっと採るのに手間はかかるのだろうけれど、よく陽を浴びているので味が濃くてたいへんおいしい。
さっそく朝ごはんにグリルしていただいた。

弾けたキャベツは甘みが濃く、ブロッコリーの脇芽はザクザクとよい歯ざわりで、春のニンジンは口の中いっぱいに良い香りが広がります。

どれも春の目覚めがいっぱい詰まったような味がする。

2019/03/25

お花見にぜひ!

こんにちはタラスキンボンカースです。

突然ですが手元に『anan』2019年3月27日号が。

ページをめくってみましょう。
ペラリ・・・。
発見!!

『anan』Antenna03は「Flower Viewing」ということで、これからのお花見シーズンにピッタリの選りすぐりアイテムがずらり。

その中で「Lunch Bag」としてTARASUKIN BONKERSの『KNOT bag "BENTO"(ノットバッグ ベントウ)』を取り上げてくださいました。

『KNOT bag "BENTO"』はその名前の示す通り、お弁当を入れるためのバッグとなっておりまして・・・↓
お花見・ピクニック・オフィスのランチにピッタリ。

『KNOT bag "BENTO"』の特徴は、帆布でできた箱のような四角いバッグの中に、構造用合板の底板が”びしっ”と入っているので、お弁当はもちろんのこと、マグカップやお皿、ナイフやフォーク、飲みかけのコーヒーも安定して入れることができるのです。

サイズは2つ。
<Sサイズ>w210×h190×d155 ※普通の弁当が入ります。
<Mサイズ>w240×h220×d175 ※ドカベンでも入ります。
さあ。おいしいものをぶら下げて、外へ出かけましょう!!

『KNOT bag "BENTO"』
は、国立新美術館地下1階<スーベニア フロム トーキョー
にて各タイプお選びいただくことができます。

もうすぐサクラが咲きますので、ぜひ!

2019/03/17

旬の楽しみ

こんにちはタラスキンボンカースです。

今日は日曜日ですが商品の出荷に出かけてきました。

日曜日なので最寄りの郵便局はお休み。
およそ30キロ離れた場所にある宅急便の営業所へ向かいました。

道すがら、菜の花畑の横を通り過ぎる。
車から降りてカメラをかまえると、何ともいえぬナノハナの香りがおでむかえ。

キタダいわく、「こやしみたいなにおい」

草丈1.5メートルほどに育った一面のナノハナが、さやさやと風にそよいでおりました。
道すがら、直売所で買ってきた『タケノコ』。

このような姿のタケノコは、本格的なタケノコシーズンよりも一足先に出回るタイプのもので、同じモウソウチクではあるものの、見た目も味も少し違う。

このタイプのタケノコはだいたい年末から3月ころにかけてすこしづつ出回る。

小ぶりでぎゅっと実が詰まっていて、なによりあく抜きもせずそのまま食べることができる。
まさに初春の味。

出てきた旬の食材をどうやって食べようかと考えるのが、旬の楽しみ。

2019/03/15

春と小麦粉の関係

こんにちはtarasukin bonkersです。

春になるとなぜか小麦粉の料理をよく作ります。
自分なりに分析してみると、気温と関係しているような、いないような。

小麦粉をこねているあいだ、火を使わないので冬だと寒いとか。
小麦粉をこねているあいだ、台所につっ立っているので夏だと暑いとか。

いづれも説得力はありませんが、確かに春になるとよく小麦粉をこねます。

小麦粉200g+塩小さじ1+水30cc=指先くらいの固さによく捏ねる
→ビニール袋に入れて冷蔵庫で30分寝かす→20個に切り分けて麺棒などで丸く伸ばす
→餃子の皮のできあがり

こうして皮を作ればモッチリとして大変おいしい餃子が出来上がります。

豚肉、春キャベツ、今が旬のニラ、そしてノビルをたっぷりと刻んで加えました。
ノビルはこの時期の野草で、ネギとニラを足したような味と清冽な香りがあります。

春の味覚がたっぷりつまった餃子。
そもそも餃子は春に食べる料理なのかも。

だから春は小麦粉をこねるのかも・・・。
ついでにパンもこねた。

干しブドウをたっぷりと包んだ、ほんのりと甘いぶどうパンです。
焼きたてのぶどうパンはふんわりと柔らかくてとてもおいしい。

つまみ食いの手がとっとと止まらない。

春に小麦粉をこねる理由は、ただの食欲なのかも・・・。

2019/03/13

肌寒い日の食卓にキャストアイロンのスキレット

こんばんはタラスキンボンカースです。

伊豆半島の先端では、早咲きのカワヅザクラがいつのまにか緑の葉を茂らせており、菜の花畑のナノハナは草丈が1.5メートルほどに成長して最盛期を迎えています。

『花冷え』とはいいますが、確かに最近肌寒い。

そんな少し肌寒い朝のご飯は、骨付きチキンと春の食材をヂーヂーと焼いたグリルです。
キャストアイロンのスキレットを使って、アツアツのまま食卓へ運びましょう。
先ほど庭から抜いてきたダイコン。

ダイコンの時期はそろそろ終わりで、このまま放っておけば葉っぱの中心から花芽が伸びて花が咲き始めます。

1.5センチほどの厚みに切ったダイコンをキャストアイロンのスキレットに並べ、中火で2分ほど空焼きをします。こうして水分を飛ばすことで、味の凝縮したおいしいダイコングリルとなるのです。

ひっくり返したら、オリーブオイル、旨味のある岩塩、粗挽きコショウを振りましょう。

サックリと香ばしく焼けたら、もういちどひっくり返して同じようにサックリと香ばしく焼きます。

水気の多い野菜はこうして”空焼き”によって水分を飛ばしてやると、一層濃厚な味わいを堪能することができます。
今が旬の芽キャベツ。

芽キャベツはキャベツの脇芽のような存在の野菜で、一度収穫をしたらそれでおしまいの野菜なので出回る時期がとても短いのです。

キャストアイロンのスキレットで丸ごとじっくり焼くと、ぽっくりとして、甘みと独特なほろ苦さがとてもおいしい。

キャストアイロンは蓄熱するので、フキンなどの上にのせてテーブルへ運べば、アツアツのままフーフーしながらいただくことができます。また食べているうちに食材が香ばしくなってくるのも楽しいポイントです。

肌寒い日の食卓にぜひ。

2019/03/12

野草のパンケーキ・春

こんにちはtarasukin bonkersです。

↑左のが『シンタマネギ』で右のが『ノビル』

雨上がり、近所の直売所へ出かけると棚の野菜がすっかり『春野菜』になっていた。
まっ白な『シンタマネギ』がたくさん並んでいたので買ってきた。

家の庭を一周すると、『フキノトウ』や『ノビル』が手に入る。

どれも、春ならではの味覚。

これでお昼ご飯に『野草のパンケーキ・春』を焼こうと思います。
刻む。

『シンタマネギ』『フキノトウ』『ノビル』『アシタバ』を刻んで、すりおろした『ニンニク』細かく切った『パンチェッタ』(またはベーコンでも)をボウルで合わせます。

ふたり分なので小麦粉400g、全卵1個、そして味付けの塩とコショウをふります。

お水を150-200ccほど(粉っぽさが残る程度の量で)入れましょう。
混ぜる。

粗っぽくザクザクと。

中火のフライパンにオリーブオイルを敷いて、ふんわりと生地を投入しましょう。
両面をサックリと焼きます。
できた。

仕上げにオリーブオイルを回しかけていただきましょう。

『フキノトウ』や『ノビル』といった春の野草独特の力強い風味を、豚脂の旨みやニンニクとオリーブオイルの香りが最高に引きたてます。

『野草のパンケーキ・春』
この季節に手に入る様々な野草や山菜を使って焼いてみましょう。

2019/03/08

暖色系

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日のお昼ご飯はキタダ食堂の『唐揚げ』定食でした。

このキツネ色がたまらなく食欲をそそります。

『唐揚げ』といっても実はいろいろなバージョンがあって、私たちがこの日求めた味はどちらかと言えば『竜田揚げ』に近いほうのバージョンです。

ちなみに、まんぷく必至のキタダ食堂が『唐揚げ』だけで満足するはずもなく、千切りキャベツを押し出す勢いでレンコンのフライと、サトイモのフライが”付け合わせ”となっています。

「たまたま台所にあったから揚げてみた」というサトイモのフライは、ねっとりぽっくりした柔らかなサトイモが、サクサクの衣に包まれているという、何とも言えないおいしさなので、みなさまもぜひ。
そして『唐揚げ』。

私たちが求めたのはこの↑薄くてサックリとした衣。
そう、これは片栗粉による薄い衣で、まさに『竜田揚げ』です。

ショウガとニンニクの香りと淡いお醤油の味付け、そしてじゅわーっ、とジューシーな鶏肉にカラッと軽い衣。

「おいしいー!!おいしいー!!」と叫びつつ、お口の中にどんどん消えてゆくのでした。
『流木のHANGER』

今回、「『暖色系』を中心に」というご注文をうけましたので、黄と赤を調合して染色したロープを使用しました。

ロープの染色は染料の調合によってさまざまな色に仕上げることができます。

『暖色系』の『流木のHANGER』は、東京銀座<CIBONE CASE (シボネ ケイス)>にて、各色お選びいただけます。

2019/03/04

インスタントラーメン食べよう

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

久しぶりに良く晴れた土曜日、インスタントラーメンを食べに出かけました。

キャンプ用のガスコンロと、湯わかし用のステンレスマグ、そしてお水をもって海が見渡せる広場へ向かいました。

お湯を沸かして注ぎます。
私のはうどん。

割りばしを持ってくるのを忘れた・・・。

あたりを見回せば木がたくさん生えておりましたので、3分間待っている間に枯枝をポキポキと折って樹皮をむいたのを4本用意しました。(ドクのある木でないことを確認しましょう)
できた。

こうして碧い海を見下ろしながら食べるインスタントラーメンは、なにやら格別なおいしさとなるのでした。

2019/03/01

3月なのでウラシマソウ

こんにちはタラスキンボンカースです。

3月です。

しとしと雨ですが、毎月1日の集落の掃除『持ち持ちの掃除(持ち場を掃除するという意味)』を朝6時30分から30分ほど行いました。
そのあと庭の隅っこで『ウラシマソウ』が咲いているのを見つけた。

いつの間にか春が来ていた。