2015/01/30

がんばれミシン。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

『ミシン』

それぞれが、家にあった古いミシンを譲り受けて使っている。

だいぶ古いから、メーカーも修理ができなかったりするので、
自分たちで時々分解をして、修理しながら使っているのです。

30年ほど前でしょうか。
僕らが子供のころは『訪問販売』が盛んで、
スーツケースを抱えた販売員が家の玄関先へやってきて
『百科辞典』や『学習教材』そして『ミシン』などを売って、
そして帰って行った。

そんな『ミシン』が、毎日、毎日、頑張って動いてくれている。
分解してちょこっと調整して、油をさすと滑らかに動き始める。

がんばれミシン。
 ネギを焼く。

今の季節、ネギがおいしいですね。

鍋物やスープ、温かいおそばにネギを入れるときに、
こうやって香ばしく焼いてから使うと、
香りと旨みがさらに増して、とてもおいしい。

油を使わず、中火のフライパンで、ヂィーッ・・・と焼きます。
食欲をシゲキする、いい香り!
革を切っています。

小さいはさみを使って、革を丸く切り抜いています。
この丸い革は、
TARASUKIN BONKERS ORIGINAL APRON』の部品の一つ。

ジョキジョキ・・・・ジョキジョキ・・・・・・。
地道な作業です。

2015/01/27

タカラモノ

 こんにちはタラスキンボンカースです。

『いつでも一緒タカラモノ』を製作中です。

色々な色の、農業用の網を切り抜いてツギ合わせています。
『いつでも一緒タカラモノ』は、
2011年、子供服メーカーの運営するデザインショップの為に
企画デザインしたアイテムです。

何の変哲もない石コロや小さな歯車。
そんなものが、子供のころには大事なタカラモノだったり。
握りしめているだけで、幸せな気分になったものです。

そんなタカラモノが入ったバッグをもって、
ウキウキとお出かけしましょう!

だから『いつでも一緒たタカラモノ』という名前。
こんなの。
付属の小袋には、それぞれ小石・貝ガラ・歯車が入ります。

国立新美術館の地下1階
そしてお昼ご飯。

少し曇り空で寒いので、温かい『あんかけそうめん』。

さっそく、先日買ってきたうつわによそって。

出汁にとろみをつけて、細ーく切ったニンジンと長ネギ、
庭の隅で採ってきたフキノトウと菜の花を加えます。

やっぱっり寒い日は「とろみ」にかぎります。

2015/01/25

素直なカタチ。心のカタチ。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

うつわ。

これは隣の松崎町にある、障害者支援施設の人たちが作る
『木工品』『焼物』『手芸品』『パン』などを売っている店で購入。

施設の人たちは、
自分でやりたい作業を『仕事』として行っていて、
その売上をお給料としてもらうことが出来るのだそうです。

お店には、食堂が併設されており、パンやお弁当、お惣菜を
そこで食べることもできます。

お店の中は、近所のおじいさんやおばあさんで賑やか。
 うつわ。
 うつわ。

こちらは、下田市にある同じようなお店で購入。
こちらも同じように、障害者支援施設で作られている。

障害の度合いは様々でも、その人がやりたいことを
やるのだそうです。

これらの、どのうつわにも共通しているのは、
純粋な心のカタチ。

手にとると、なぜかとてもよい気持ちになるのです。

2015/01/22

石の重し

 こんにちはタラスキンボンカースです。

いつでも一緒タカラモノ』を作っているところ。

黄色い網を広げて、型紙をあてて印をつけています。

この黄色い網は、レモンや夏ミカンなどの果物をいれて
店先で販売したりするときに使うものです。

同じように、
みかんやタマネギを入れる赤い網、
キャベツやハクサイを入れる緑の網に、
サザエなどの買いを入れる青い網。

4色の網を切り抜いては、縫い合わせたりします。
 重し。

こういう網や、布地を広げて切り抜くときなどに便利なのが
この重しです。

浜で見つけた平べったくて丸い石ころを、
布で縫いくるんであります。

程よい重さで、とても便利なのです。
お昼ご飯は『カレーそうめん』にしました。

少し辛い、カレーの汁をとろりと掛けていただきます。
あったまるぅー。

もうすぐ出来上がる『いつでも一緒タカラモノ』は
国立新美術館の地下1階

2015/01/21

ちいさいニンジン。

こんにちはタラスキンボンカースです。

ニンジン。
近くの『農産物直売所』で一袋50円で買ってきました。

『農産物直売所』は、近所で畑をやっている農家の方が
自分で値段を付けて、採れた野菜を売っているところです。

この辺りの畑はどこも、ひっそりと山間に耕されていて、
おじいさんやおばあさんが、丁寧に野菜を育てている。

そんなニンジン。

葉っぱも根っこも、とても香りが濃く味も強いのです。

2015/01/20

『古安』のカレーパン

 こんにちはタラスキンボンカースです。

朝、庭に出てみるとスイセンがたくさん咲いていた。

スイセンは、昨年の11月頃から咲き始めていて、
お正月に盛りを迎えて、もう終わりかと思っていたのだけれど、
また蕾が出はじめたらしい。

またしばらく楽しめそうです。
とてもいい香り。
 そしてツバキがたくさん咲いています。

庭に勝手に生えている野生のツバキは
なんとなくいつでも花がついているような気がしますが、
どうやら今頃が盛りのようです。

摘んで花瓶に挿してみたり。
カレーパンとメンチカツ。

先日、沼津の『古安』というお肉屋さんで買ってきた。

このカレーパン大好き。
パンの生地がモチモチとしていて外はパン粉がサクサク。
中には、なかなか辛めのよく煮込まれたカレーが
みっちりすき間なく詰まっている。

ほかで食べたことがないおいしさなのです。

2015/01/19

沼津『千楽(せんらく)』

 こんにちはタラスキンボンカースです。

日曜日、自動車の修理のために沼津へやってきました。
ちょうどお昼どき。

『千楽(せんらく)』という店へ。

沼津の町並みは、昭和40年代の雰囲気そのままで、
居心地のよい懐かしさがあります。
 2階の席に案内されました。

カウンターの奥に活気のある厨房が見える1階の席では、
(きっと)近くに住んでいるおじいさんたちが、
それぞれ相席で、思い思いに食事をしていました。

2階は、テーブル席が5卓ほどと、お座敷席が2卓。
はばひろい年齢の家族づれで、ほぼ満席の様子でした。

食事をしている人たちは、みんなうれしそうな顔。
町並み同様、居心地のよい懐かしい店内です。
 この懐かしさ!

開業当時から、ずーっと使い続けているのでしょう。

こんなに古いものでも、丁寧に使い続けていることから、
このお店の「気持ち」が伝わってくるようです。
 『上カツ丼』を注文しました。

びっちり盛り付けられたカツ丼には、タマゴがプラス1個、
黄身をくずさないまま、ふんわりと乗っかっていました。

箸でカツを取り上げると、厚みが3センチほどもあります。

そして、その味!
「お腹いっぱい、おいしく食べてね」
という気持ちが伝わってくる味なのです。

ものすごくおいしい。
 一方こちらは『カツハヤシライス』!
『千楽』

このお店の「気持ち」は
出てくるお料理にも、お店の雰囲気にも、あふれていました。

こういうお店、とても貴重だと感じました。

2015/01/16

『肉まん』みたいの

 こんにちはタラスキンボンカースです。

『肉まん』が食べたくなりました。

『肉まん』は、
イーストで発酵させたフカフカの皮で作るのですが、
ちょっと面倒なので、小麦粉と塩と水をこねます・・・。

丸めて30分ほど寝かせます。
 餡を作ります。

『肉まん』の餡には、ネギとショウガとひき肉でよいのですが、
作っているときというのは、たいていお腹がすいているので
いろいろ入れたくなったりします。

今回は、白菜・玉ねぎも加えてみました。

こねます。
餡。

餃子の餡のような・・・。

違いは、ニラが入っていないことと、味付けが少しあっさりめ。
塩と醤油で味付けしました。
生地を伸ばします。

伸ばした生地に餡を包んでゆきます。
見た目は、『肉まん』になりました。

通常は蒸かすのですが、イーストを入れていない生地なので
フカフカにならずにモチモチになるはずです。

今日は寒いし・・・。
ということで、温かいスープに浮かべることにしました。

少しとろみをつけたスープで、ゆでます。
出来上がり。

『肉まんみたいの』

酢醤油+からしで食べます。
モチモチした皮で、味は『肉まん』です。

あったまるー。

2015/01/15

暮らしの景観

 こんにちはタラスキンボンカースです。

私たちの暮らしている伊豆半島の先端には、
人の営みが築き上げた、美しい風景がたくさんあります。

美しい里山の風景も、多様な木々の森もです。

たとえばこの、美しい段々畑。

何段にも石積みで築き上げられた段々畑は、
きっと山の地形を利用してできたものなのでしょう。
 段々の中には、野菜が育っていました。

通路としての斜面がなだらかに整備されており、
2メートル弱の段々は、小さな石で積み上げられています。
近づいてみました。

石積みの天端には土が盛られているようで、
全体的に草が茂って丸みを帯びています。

何年も何年も、繰り返し刈り込まれた様子。
 アップ。

土が見えない程度まで、多様な草が密に生えていました。
それぞれの草の根や地下茎、蔓がこの石積みや表土を
がっちりと一体に固めている様子です。

これは、人の手が作った環境で、ものすごく長い年月を経て
形作られる地形です。

景観に対する見栄えや美しさを意識しているものではなく、
しかしながら、ものすごく美しい。
 一方こちらは山。

「里山」と呼ばれるような、暮らしの周囲に広がる山も、
そのほとんどが人の手により出来上がった環境です。

地域の人々は、木々を刈り炭を焼き、落ち葉を集め土を作り。
昔からその繰り返しで、山が今の状態にあるということです。

炭焼きや薪用にかられた木々は、
その切り口からたくさんの芽を吹きます。
これを『萌芽更新』といって、その木は15~20年後には
元の大きさに育つそうです。

ガスが普及した今では薪も必要でなくなり、
生活の利用のなめに木々を刈ることもなくなりました。
刈らない山は、木々が成長を続けて、暗い森になります。

そこで、健やかな森林を維持するために、
定期的に木々の伐採を行い、『萌芽更新』を促進します。

↑この山は、今『萌芽更新』の最中。
 山の際。

山と暮らしの境界線という感じでしょうか。
草の部分は人が常に刈っていることろで、
その下には家や畑があります。

つまり、山の端っこ。
ここも山の端っこ。

人が常に刈っているところは、木がなくて草が生えている。
どことなく山の境界が始まって、そこから深い山が始まる。

こういうのも、暮らしの営みが作り上げた美しい環境です。

暮らしの営みが作った環境は、健やかである必要があって、
健やかであることが、美しい景観となるのです。

それは、作為的でない美しさです。

2015/01/14

昆布の甘いやつ。

 こんにちはタラスキンです。

昆布を甘く煮たやつ。なんていう名前なのでしょうか・・・。

おせち料理には入っているかもしれません。
時には鮭の身や、ニシンの身がまかれていたり。

きゅうにそんなのが食べたくなりました。
お正月の名残なのでしょうか。

台所に昆布の袋があったので、さっそく作ってみることに。

昆布(出汁用のようなカリカリの)を水に浸して戻す。
昨夜に思いついたことなので、一晩付けたことになります。

ころよい大きさに縛る。

初詣で引いたおみくじを、こんな形に縛ったのを思い出して、
それでこんなのが食べたくなったのかとも。とも思えました。
とにかく出来上がり。

戻した汁のままコトコト煮て、
水気が減ってきたところに砂糖とお酒を入れました。

さらにコトコト煮て、さらに水気が減ってきたところに
お醤油を足しました。

お砂糖とお醤油は、重さで1:1くらいでしょうか。(好みで)
甘くて、ネチネチしていておいしい~。

2015/01/12

長九郎山

 こんにちはタラスキンボンカースです。

今年初めての山登り。
長九郎山』へ出かけました。

往復4時間+お昼ご飯の行程です。
宝蔵院という小さなお堂の裏が登山口です。

参道のお地蔵さんがお出迎え。
2009年8月25日の記事で書いたスギ林。

まずはまっすぐに登ってゆきます。
およそ1時間ほど、スギ林をゆきます。

お昼を過ぎているので、お腹がすきましたが、
山頂で食べるのでがまん。
 富士山!

スギ林が切れて、開けた林道へ出たところで休憩。
ここから山頂までは50分ほどです。
 林道を横切ると、林の雰囲気が変わる。

自然の木々が茂る林は気持ちがいい。
足元はふかふかの落ち葉です。
 標高は1000メートル弱。

歩いているので体は温かいですが、
土が凍っているので、気温は低め。
 突然、頂上!

『長九郎山』995.7メートルです。

山頂は木々に覆われていて、展望はありませんが、
大きな見晴台が設置されているのでそこへ登ります。
 この眺めは素晴らしい!!

富士山~房総半島~三宅島・八丈島・伊豆の島々
~紀伊半島まで360度の景色。

さいわい風が吹いていなかったので、
遠望台のうえでお弁当を広げました。
 下り。

下りは、別のルートをゆくことにします。
自生のシャクナゲがたくさん生えていて、
5~6月にはとてもきれいに咲くようです。

こちらのルートのほうが日当たりがよく、
土も凍っていませんでした。
 1時間30分ほど下ってきました。

薄暗くなってきた。
再びスギ林の中は薄暗い・・・。
 出発地点に戻ってきました。

夕日ですが、海へ沈む位置なのでぎりぎりまで日が差します。
時間は16時40分。
登り始めが11時40分だったので、ちょうど5時間。
夕ごはんは、カツ丼を作りました。

消費したカロリーが逆戻り・・・。