2014/05/28

アサギマダラ

 こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、裏の畑の”おばさん”が、そら豆を袋いっぱいくれました。
「今年のそら豆も、これでもうおしまい」だそうです。

”おばさん”のくれるそら豆は、甘くてホクホクしている。

朝食に焼いて食べましょう。

近所の直売所で買ったゴボウ、ジャガイモ、そしてそら豆を、
オリーブオイルでヂ・・・・ッとゆっくり焼きます。

香ばしく焼けたら、パラパラと塩をふりましょう。

濃厚な野菜のうまみが、ひときわ引き立ちます。
 お昼は豆ごはんです。

お酒と塩で、そら豆をゆでます。
ゆで汁を白いご飯に混ぜましょう。

ゆであがったそら豆をご飯の上にのっけて、いただきます。
好みでお醤油を少したらしても。
庭の花に変わった蝶がやって来ました。

アゲハ蝶ほどの大きさですが、ヒラリヒラリと軽やかな飛び方。
無心に蜜を吸っています・・・。

調べてみると、「アサギマダラ」という蝶。
日本の蝶には珍しく、渡りをする種なのだそうで、
1000キロくらいの距離を飛んで移動するのだとか。

よっぽどお腹が空いていたようです。
ウミガメ。

下田にある『下田海中水族館』のエントランスには
カメのプールがあって、大きなウミガメがたくさん泳いでいます。

建物のおもてにあるので、夕方散歩のついでに
カメたちを眺めることが出来ます。

動き。顔。目つき・・・。
かわいい・・・。

2014/05/27

使われるモノ

 こんにちはタラスキンボンカースです。

西伊豆町を散歩。の続きです。

伊豆では、トタンのパッチワークを良く見かけます。
石を「オモリ」にしたり、洗濯洗剤のポリ容器を「浮き」
にするのと同じように、身近にある材料を利用しているので、
結果的に、こういうモノが出来上がるわけです。

こんなトタン一枚でも活躍する場所はあるものです。

それにしても、なんとカワイイ・・・。
 ひなびた天草倉庫。

この倉庫は、国道に面しているので、車で通り過ぎるたびに
なんとカワイイ・・・と思っていたのですが、
この日は初めて、車から降りてしげしげと眺めてみました。

もう使われていない倉庫のようです。
 この、フォントの愛らしいこと!!

その昔、このフォントを考えて、描いた人がいるわけで、
そのころはきっと、この建物もピカピカで、
天草(ところてんの素)の生産も、盛んだったのでしょう。

そういうことも含めて、このフォントにいろいろなモノを感じる。

今にも取り壊されそうな雰囲気だったので、
たくさん写真に収めました。
 車で少し移動しました。

こちらは、海沿いの番屋のようなところで、漁に使う道具が
ずらりと整理保管されています。

珍しいモノがたくさんありますが、どれも大抵
手づくりまたは、使う人によってアレンジされたモノばかりです。

「みんな自分で作るんだ。」
通りすがりのおじさんが教えてくれました。
 浮き。

道具は、何度も修理され、使われ、また修理され、こうして
番屋で次の出番を待っています。
大事な道具ですから。

古くなっても、活躍し続けている道具たちは、
活き活きと輝いて見えました。
さびた倉庫。

古くても、汚れていても、「大事」に思って使われれば
きっと輝くものになるのだと思いました。

このさびた倉庫も、さっきの天草倉庫も。

それは、きれいにペンキを塗るということではないのです。

2014/05/26

イカのぼり

こんにちはイカです。

鯉のぼりかと思いきや、イカのぼり・・・。
今日は、伊豆半島の西側にある西伊豆町を散歩しています。

漁協の建物のまえで足をヒラヒラさせているのは
5ハイのイカのぼりでした。
(イカは、1パイ、2ハイと数えますね。)

漁港に沿って歩いてみましょう。
波の静かな漁港には漁船がたくさん。

水面をのぞきこむと、小魚たちが舟の陰で休憩しています。
集落は、車が1台とおれる程度の路地が入り組んでいます。

迷路のような路地を歩くと、民宿などが軒を連ね、
芝生のある庭先には花々が揺れていました。
ロープを巻いた石。

漁船の周りには、網やロープ、浮きなどの漁の道具と一緒に
こんな石ころがたくさんありました。

「イセエビ漁のオモリにするんだよ。網がうまく沈むように。」
通りすがりのおじさんが教えてくれました。

丸い石は「オモリ」に、洗濯洗剤の入っていたポリ容器は、
丁寧にロープを巻き付けて「浮き」として使われていました。
少し歩くと、海へ臨む岩山が出現しました。

縞々の地層。
伊豆半島はその昔、太平洋からやって来た火山島です。
そんなわけで、
あちこちで、とても変わった地層を見ることが出来るのです。

海底の堆積物が圧縮してできたものや、
火山の噴火に伴う噴出岩や冷えて固まった溶岩などです。
こんなのをよく見かけます。

岩石と岩石が、セメントで固めたように、くっついている。

雨の浸食などによっていつしか・・・
ころっと落ちるのでしょうね。いつしか・・・。
遊歩道を発見。

登ってみます。
岩山の外は、荒れる海原。
登ったり下ったり。

岩肌に張り付くように作られた階段だらけの遊歩道ですが、
きれいに作られているので、歩きやすい。

ある階段は、海へ向かって降りてゆき、その先は自然消滅。
「降りられるところまで自由に降りてください」という感じ。

岩場は、一歩誤ると崖の下へ転落・・・という雰囲気です。

松の木の生えているほうへ、登ってみましょう。
松林の中です。

飛び石のような遊歩道が、林の中に続いています。
水平線と、海風が抜ける松林。

ひときわ高い場所ではありませんが、気持ちイイー。
松の梢からヨットが見え隠れ。
遊歩道の手すりから、観光船が見え隠れ。

ここから900メートルほどの場所に
「堂ヶ島」の観光船乗り場があります。

少々波がありますが、弾むように走る観光船にはたくさんの
観光客が乗っていました。

2014/05/24

5月の朝

 こんにちはタラスキンボカースです。

僕たちの家から見える港には、朝から釣り人がたくさん。
梅雨前の5月は、もっとも鮮やかな季節かもしれません。

新緑の鮮やかなミドリと、青い海、青い空。
陽ざしは強いですが、まだあんまり暑くない空気。

今日も、気持ちの良い朝です。
そんな気持ちの良い朝には、ふいに頭に浮かぶものが・・・。

日曜日ですが、朝6時に目が覚めて頭に浮かんだものを
テーブルの上に並べはじめます。

こうして新しいモノが、生まれる気配・・・。

2014/05/23

密着取材?

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日は、2日間にわたってテレビ局の取材がありました。
東京で仕事中の同行撮影と、伊豆の家周辺での撮影。
ドキュメンタリー形式です。

写真は眺めの良い海辺でインタビューの風景。

私たちタラスキンボンカースを見つけ出して、
こうして取材に来て下さることを、とてもありがたく感じます。

ご協力くださいましたお仕事先、訪問先の皆さま、
取材に係わってくださったテレビ局の皆さま、
ありがとうございました!

2014/05/20

今日の朝ごはんはキノコ汁

 こんにちはタラスキンボンカースです。

朝ごはん。
さっそく、先日買った鰹節でみそ汁を作ってみましょう。

大きいのが鰹・小さいのが宗田鰹・右の色の薄いのがサバ。
3種類の厚削りで、コクのある出汁がとれるとのことです。
 煮ます。

「うちの鰹節はエグミなんてないわよ。」(お店の奥さん)
ということで、おいしい出汁の取り方は、
1リットル当たり、30グラムの厚削りを20分煮るのだそうです。

そうすると、鰹節からすべての味・旨みが出るらしい。
みそ汁の具。

今日は、エリンギとホンシメジにしましょう。

きのこもまた、良い出汁がでます。
おかず。今日は肉野菜炒めにします。

鉄のフライパンを中火に熱して、少しの油をひいたら、
豚肉を焼きます。

触らない・・・。
放っておくのが、おいしく炒め物をするコツです。

3分ほど、ヂーッ・・・・と焼きます。
ひっくり返して、また放置します。

表面が香ばしく焼けています。
このまま2分ほど、ヂーッと焼きましょう。
野菜を投入。

ニンジン・タマネギ・キャベツ・キノコ・ニラの順番にバサバサ
野菜を投入したら、再び1分ほど放置。

塩・胡椒を振って、全体を少しずつひっくり返します。
あせらず、ゆっくり、少しずつやるのがポイントです。
ひっくり返しあたら、お醤油をたらして出来上がり。

野菜は余熱で火を通すくらいの具合です。
豚肉がカリカリと香ばしい野菜炒めです。
キノコのみそ汁。

出汁をとった鰹節も、そのまま入れておきました。
いつもより、数段香り高いみそ汁ができあがりました。

2014/05/18

鰹節店

 こんにちはタラスキンボカースです。

近くの町を点々と買い物をしながら下田に辿り着きました。

あれを買って・・・これを買って・・・とやっていると、
あっという間に50キロくらいは移動することになってしまいます。

と、いうわけで、そろそろ夕暮れどきの下田市街です。

食堂や金物屋、干物屋さんなどが軒をつらねる路地の、
なんとも懐かし~い雰囲気は、居心地がよくとても好きです。

木のガラス戸越しに、カツオブシが並んでいるお店発見・・・。
 鰹節屋さんです。

この、また懐かし~い雰囲気の店内。
それでいて、きちんと活気にあふれています。

鰹節を削る、古そうで大きな機械があって、
木箱には、削られたばかりの鰹節が山盛りになっています。

その、おいしそうな鰹節に誘われて店内へ・・・。
 ↑燻蒸しているカツオのフシ。

お店に入ると、奥さんが味美をさせてくれたのですが・・・。
んんん・・・・・・・っ。

こんなに味わいの深い、おいしい鰹節は初めて食べました!
何でしょう、このおいしさは!

「これが鰹節よ。」1枚10センチほどもある、ビロロと大きな
鰹節のおいしいこと。

「これはサバ節よ。」
「これは宗田鰹よ。」

ぺらりと透けるような薄削りと、ジャーキーのような厚削り。
それぞれに、それぞれの味わいがあります。

そしてこの黒いの。
ものすごく良い燻製の香りがします。
 機械に入れて削ってくれました。

機械から出てくる削り節は、薄茶色の鰹節の色です。
黒いフシの削り口は、
まるでベッコウのような艶と透明感のあるワインレッドです。

濃厚な出汁がとれるという、鰹・サバ・宗田鰹が入った
厚削りを購入。

雑誌『ミセス』6月号。

とても上質な情報で、目を楽しませてくれる『ミセス』
80万円のワンピースとか、120万円のコートとか、
1500万円のブレスレットとか・・・。

真に上質なものには、価格に相応しい美しさがあるものです。
または、そのものに相応しい価格があるのだとも感じます。

そんな、読んでいて気持ちの良くなる『ミセス』
すてきな雑誌です。
!!その『ミセス』が紹介くださいました。

旅をキーワードに、各地のステキなモノを集めたコーナー。
ご紹介くださったのは『タープブランケット』です。

デニム生地で作った、飾らずタフで、でもどこか愛らしい
ブランケット。

敷物にもなれば、海へ向かう車の中ではひざ掛けにも、
ロープで張れば日除けにもなる、活用重視のモノです。

活用できて、それでいて愛らしい。
それが、TARASUKIN BONKERSのコンセプトです。

2014/05/15

凸凹

 こんにちはタラスキンボンカースです。

人生凸凹で、いろいろとあるものです。
おいしい野菜でも食べて元気を出しましょう。

力強い野菜!
近所の直売所で買ってくるゴボウ。

新鮮なので、頭に葉っぱの茎が付いています。
 ゴボウは皮を剥いたりしてはいけませんよ。

タワシでゴシゴシこすって、輪切りにしましょう。
今日の朝ごはんは、ゴボウとシメジのクリームスープです。

ゴボウの力強い味!が、クリームとよく合います。
夕方。

どんより曇っていた空が、にわかに明るくなりました。

山のてっぺんを隠していた雲が、グワーッと左の方に流れて、
青い空が姿を現しました。

当然、太陽も姿を現すので、山々に陽が当たっています。
グレーの背景に、山々の緑。

自然の風景は、晴れたり曇ったり、煙ったり光ったり。
いろいろな姿を見せてくれます。

いろいろだからこそ、素晴らしいのでしょうね。

2014/05/14

ピカタ

 こんにちはタラスキンボンカースです。

夕ご飯のしたくをしながら、フライパンの前でワインを啜る・・・。
これがなかなか、私服のひとときなのです。

今日は、今が旬のズッキーニを輪切りにして焼いています。
そして、5センチくらいに切った長ネギ。

オリーブオイルで、ヂーッと、ゆっくり焼きましょう。
 こちらはメインの料理です。

何やらフライパンいっぱいのスパニッシュオムレツのように
見えるのですが、大きめのポークロースが2枚、
エノキダケの下に広がっているのです。

トンカツに使うような、厚切りのポークロースに、
塩・コショウをふって、小麦粉をまぶしましょう。

続いて、ときほぐした卵をからめて
バターを溶かした中火のフライパンで焼きます。
ヂーッ・・・・。

ひっくり返したら、エノキダケをバサッとのせます。
さて、ゆっくり焼けるまでワインでも啜りましょう。
ケチャップを添えて。

オリーブオイルでゆっくり焼いたズッキーニと長ネギ添え。
エノキダケののっかった、『ポークピカタ』の出来上がりです。

ポークロースやチキンは焼きすぎず、ほんのり中側が
ピンク色くらいのほうが私は好きです。
(ビーフの場合はベリーレアで。)

2014/05/13

ホームページ。リニューアルです。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

先日いじくっていた、TARASUKIN BONKERSのホームページ。
こんな感じの表紙になりました。


すこし見やすくなったでしょうか・・・。
 今日はペンキを塗っています。

白・ブルー・黒を混ぜると、ブルーグレーになります。
このペンキは、乾くとゴムになるタイプなので、
布やロープの端に塗ると、ほつれ止めになります。
 塗りました。
ただいま製作中の『野菜トート』です。

一週間分の野菜や肉や牛乳を買い込むために作った
ハコ型のトートバッグ。私たちの生活には欠かせないものです。

PLYWOOD(合板)の底板が入っているので、
直売所で買うたっぷりの野菜も、パックの牛乳も、
食パンも肉も、つぶさずに家まで運ぶことができます。

分厚い帆布をシンプルに裁断、シンプルに縫製。
そういうわけで、切れ端のほつれ止めにペンキを縫っています。

『野菜トート』は、国立新美術館の地下1階
スーベニアフロムトーキョーで是非!