2010/05/31

釣り!

こんにちはtarasukinです。
 
僕たちの庭のそこかしこに生えているクワ。この時期、
真っ赤な実をたくさんつけます。
ほうっておくと、ブラックベリーのように熟して
ポトリ、ポトリ、と地面に落ちてきます。
 
プチプチとつんで口に入れると、甘酸っぱくておいしいものです。
ラズベリーやブラックベリーより酸味が少ない感じ。
やわらかいのでつぶれないように、そうっとつんで
ジャムにしたり、バターで焼いたチキンのソースにします。
この日、まだ明るいうちに仕事が一区切りしたので、
釣り!に行くことにしました。
海辺に暮らし始めて3年目。いまさら初めての釣りです。
 
別荘だった僕たちの家には、釣り道具がたくさん残されていました。
何本もあった釣竿のいくつかは処分しましたが、
竿や糸や針の一式をとっておいたのです。
(僕たちは釣りの仕方を知らないので、何が必要なのかわからない)
 
竿と糸と針があればきっと釣れると考えて・・・・。
足取りも軽く海へ。たのしい!
 
冷蔵庫に入っていたイカのゲソを針にくっつけて、
釣り糸をたらすと・・・。
変な魚が・・・。金魚のように小さい。
つぎつぎに釣れる変な魚。
 
アジが食べたい!と、口では言いつつ、
連れるのは変な魚ばかり。
bonkersが釣ったのは、黒い鯛・・・・。
と思ったけれど、これも金魚ほどの大きさ。
カワハギ!と思ったけれど、フグ・・・。
 
全部で10匹。
オーブン焼きで食べてみようかなぁ・・・。

2010/05/28

お手伝い

こんにちはtarasukinです。
 
坂を下りてゆく子供たち。
修学旅行の最終日、民宿から自分たちの荷物を引きずって
バスの待っている港までまで降りてゆくところです。
 
学校によって荷物の大きさはいろいろ。
学校指定のバッグに詰め込んでやってくる学校もあれば、
この日のために新調した大きなバッグを担いでやってくる学校、
海外旅行並みのスーツケースを引きずってくる学校もあります。
 
到着の日、生徒たちは港の駐車場に集まって「入村式」を行います。
民宿のおばさんたちは民宿の名前のプラカードを持って、
生徒たちの前に並びます。
代表の生徒が、「これから3日間、よろしくおねがいしまーす。」
なんていって、みんなで校歌を歌ってくれます。
 
僕たちは、荷物運びの手伝い。
車に生徒たちの荷物を積んで、民宿まで運んでゆきます。
「よろしくお願いしまーす。」って、元気な子。
自分のバッグを握りしめてすみっこで、もじもじしている子。
みんなをまとめる、しっかりした子。
いろいろな個性があって、みんなかわいい。
  
お昼には浜辺でバーベキュー。
僕たちは食材を車に積んで、浜辺まで運ぶお手伝い。
バーベキューが終わったら、あいた容器などを民宿まで運びます。
 
6月中旬まで毎日続きます。

入り江に輝く満月。

キラキラと金色に光っています。あすも晴れるといいなぁ。

2010/05/24

マーマレード

こんにちはtarasukinです。
 
僕が作ったマーマレード。
この前bonkersが、山で摘んだ夏みかんをおいしく食べた後の皮を
細く切って、冷凍庫で保管しておいたもの。
野生の夏みかんだから、農薬などもちろん気にせずに使えます。
 
なべに張った水に一晩浸けて、ゆでこぼすと皮の苦味が薄らぎます。
ゆでこぼしたら、再び水を加えてたっぷりの砂糖でグツグツ・・・。
汁気が少なくなってきたら、タネを布か紙につつんで一緒に煮ます。
タネのペクチンによって、ジャムらしくまとまってきたら出来上がり。
 
伊豆では一年中、いろいろな柑橘類が出まわっています。
みかん、いよかん、ポンカン、金柑、黄金柑、
レモン、ライム、キヨミ、ニューサマーオレンジ・・・。まだまだたくさん。
いろいろな柑橘の皮を、いろいろな方法で楽しめます。
 
出来上がったマーマレードは、
たっぷりのお湯でグラグラ煮た空き瓶に詰めて、明日の朝の食卓へ。
みかんの花。
 
庭に植えた青島みかんが咲いています。
少しずつ脹らむ白いつぼみを、bonkersが毎日観察していました。
咲いたみかんの花は、ネロリの香りを漂わせています。
 
大きく吸い込む庭の空気は、
いろいろな花の香りと、たっぷりの青い草葉の香りがします。

2010/05/23

ソラマメ

こんにちはtarasukinです。
 
摘みたての空豆。5月の味です。
昨年の秋に、裏の畑で”おばさん”がせっせと育てたもの。
「収穫まで永くかかりますねぇ」なんて言って見ていたのを思い出します。
 
植えると直ぐに大きくなって収穫のできる大根やほうれん草、かぼちゃ。
あっという間に花が咲いて、次々に収穫できるキヌサヤ。
それに比べると空豆は、およそ半年も育てないと収穫ができません。
今年の春は寒かったので、昨年より少し送れて咲いていたピンクの花が
やっと豆の形に育ちました。
 
おーい。カゴもってきなー。と、”おばさん”が畑から呼ぶ声。
bonkersが行くと、カゴいっぱいの空豆をもらって帰ってきた。
すっかり大きく育った空豆のサヤ。
 
パカッと開くと、フカフカの綿につつまれてかわいい豆がいくつか並んでいる。
どういうわけでこんなに丁寧につつまれているのでしょうか。
 
”おばさん”は畑の隅に一列に植えた空豆を、ぜんぶ僕たちにくれました。
好きなときに摘み取って食べな。って。
 
豆は塩で茹でてサラダに。イカと一緒に炒めたり、オムレツにしたり。
ふっくらホクホクして、青々しい春の香りです。
”おばさん”いつもほんとうにありがとうございます。

2010/05/18

修学旅行

こんばんはtarasukinです。

これはタカベという魚。先日、近所の民宿の”おねえさん”に頂いたもの。
塩焼きにすると最高においしいお魚なので、民宿では必ず出すのだそうです。
今日、地元の漁師さんが獲ったばかりのタカベは、今にも泳ぎだしそうな姿。
 小ぶりなアジほどの大きさで、うっすら黄色くて大きめのしっぽがあります。

頂いたタカベは、にんにくとローズマリーをのせて塩焼きに。
ふっくらとしたやわらかい白身。頭からパクパク食べると、豊かなワタの香り。
海老やイカのミソのような濃厚な味わいです。
 ん・・・・おいしい。
イチニ、ソーレ・・・。
 
入り江に浮かぶカッターボート
これは、私たちの家の山側にある、自然少年の家(臨海学校)にくる小学生
ではなくて、修学旅行にやってくる中学生。
 
私たちの住んでいる集落には、中学生の修学旅行がやってくるのです。
山や内陸の、海のないところの子供たちが、バスで港に到着すると、
民宿のおばさんたちが迎えに行きます。
子供たちは10数人の班に分かれて、それぞれの民宿に泊まるのです。
で、朝は地引網、昼はカッターボード漕ぎ、バーベキュー、ビーチバレー、
ひもの作りやトコロテン作りなどを体験します。
 
到着してすぐのカッターボート漕ぎ。
イチニ、ソ・・・レ・・・。無邪気な小学生のたちよりも、やや声が小さめです。
 
これからおよそ一ヶ月、途切れることなく修学旅行がやってきます。

2010/05/15

たき火

こんにちはtarasukinです。
 
ここ数日、実によい天気が続いています。
真っ青な空に、カラッと乾いた涼しい風。そして太陽は強烈に輝いています。
 
一年前、bonkersと二人でいっしょうけんめいペンキを塗ったトンガリ屋根。
シルバーのペンキが真っ白に見えるほど光っています。
たき火が得意なbonkers。
 
僕たちはよくたき火をします。
どんどん伸びる庭の草を刈り取ると、あっという間に草の山ができます。
草は、ほうっておくと土になるわけではありません。(落ち葉は土になる)
ミミズなどが食べて、微生物たちが分解するのには長い時間がかかるのです。
(刈った草はやがて腐るけれど、いつまで待っても土にはならない)
 
それでたき火。台所から出る生ごみや、紙ごみも一緒にボー。
大量の草の山は、よく晴れた日にカサカサに乾かすと、やっと燃えます。
全部の草の山がなくなるまで、4日くらい毎日毎日たき火をします。
 
なかなかコツがあって、あせって燃やそうと思うと火が消えてしまいます。
少しずつ草を足して、時にはそっとしておいたり時には煽ったり。
  
もくもく上がる煙にいぶされて、全身がスモーキーな良い薫りに。

2010/05/14

フキジャム

こんにちはtarasukinです。
 
僕たちの庭の隅っこでどんどん増えてゆく、フキ。
1月から3月くらいまで、たっぷりフキノトウを楽しみました。
刻んで味噌と合えたり、味噌とごま油で炒めたり、
カラスミや菜の花と一緒に、スパゲッティのソースにしたり、
もちろんお味噌汁の具や、サラダにも。
 
フキノトウの季節が終わると、今度は茎がおいしく食べられます。
この春出てきた、まだやわらかい葉っぱの茎は、
すじを取らずにそのままザクザク切って食べられます。
 
出汁で煮たり、炒めたり、塩で茹でてオリーブオイルで食べたり、
アスパラガスのように、マヨネーズで食べたり。
口に入れて噛むと、ジワッとさわやかなフキ味がしみ出します。
 
先日、草刈をして一面に茂ったフキをたくさん刈り取りました。
 刈り取ったフキは、すじを取って大きな鍋でゆっくり茹でて
半分は出汁で煮て、夕食のおかずに。
 
あと半分は、たっぷりの三温糖を加えてさらに煮て、
山で摘んだ夏みかんのタネと果汁を加えて、フキジャムに。
朝食のパンにのせて食べます。
 ザクッとした歯ざわりで、フキ特有の香りと夏みかんの香りが
さわやかに口に広がります。 港に帰ってくる漁船。
 
私たちの住んでいる小さな集落では、多くの人が船を持っています。
漁を本業で行っている人はもちろん、そうでない人たちも、
気が向くと自分の船で沖まで行って魚を獲ったりします。
 
また、自動車も数台持っている人が多く、
たいてい家族ひとりひとりの自家用車と、(自転車のように)
白い軽トラック。
軽トラックは漁具を放り込んだり、農具を放り込んだりして
小回りの利く、とっても便利な乗り物として使われています。
畑へとつづく、細い山道もスルスルと入ってゆけます。
 
朝早く、軽トラックで畑へ行って何か収穫したりして、
昼は仕事をして(民宿や自営業やお勤め)
午後は(お勤めの人も5時には帰ってくる)夕方まで
船の上で釣り・・・・。カッコいい暮らし方だと思います。
みんな活き活きとして、とってもよい顔をしています。

2010/05/13

クッションたち

こんにちはtarasukinです。

 僕たちがチクチク作っている、『
ハギレのクッションカバー
海外の高級ファブリックのハギレを16枚、つなぎ合わせています。

 僕が選んだ16枚でできているのと、bonkersが選んだ16枚。
それぞれにちがう表情があって、個性があります。
 
一つ一つに名前をつけて、かわいがって作っています。


で、 このクッションカバーが雑誌に紹介されています。
『ELLE DECO』。うれしーい!
 
『ELLE DECO』は、20年前に僕が「インテリアの仕事したいなぁ」
なんて思ったときに手にしたインテリア雑誌。
そのときのNo,2号は、今でも僕の本棚にあります。
 
そんな『ELLE DECO』に、ちっちゃいけど載っている
『ハギレのクッションカバー』の写真を、なんどもなんども見返して、
 うれしいなぁ・・・・。
 
『ハギレのクッションカバー』は
CIBONEで売られています。
CIBONEは、タカラ探しのできるインテリアショップです。
ぜひ一度、行ってみてください。
新タマネギ。
 
この時期にしか出回らない、旬の味です。
3~4個がきゅっと束ねられて、150円くらいで売っています。
 
スライスしてサラダに、刻んでコールスローに、
オリーブオイルと塩を振って、丸ごとオーブン焼きに。
この時期にだけ、たっぷりと食べられます。
 
スーパーでは1年中見かけるタマネギですが、収穫できるのは
春だけだったことに、今更ながら気がつきました。
家々の軒先には、この新タマネギがいくつもつるされています。
それが、いつしか茶色のタマネギになるわけなのです。
 
新タマネギは甘くて、サクサク。
茶色のタマネギとは、またちがう野菜のような味です。

2010/05/12

雲のできるところ

こんばんはtarasukinです。
 
ウー・・・ワン!ワン・・・ワン・・・。
切り株の上によじ登ってほえる犬。なんだか人みたいな表情・・・。
 
この日、そこかしこの山やら森やらで、フジの花が満開でした。
たわわに実るぶどうの房のようにも見えます。
あまりにきれいだったので、車を止めてながめていたら。
ワン・・ワン・・・・!
山に咲くフジの花。
 
フジは蔓を巻きつけて、どんどん伸びてゆきます。
枝から枝へ蔓を伸ばして、あっという間に森に広がります。
何年もかけて幹のように太くなったフジの蔓は、そのうち
締め付けた森の木々を枯らしてしまうのだとか。
 
緑色の深い山にボソッ・ボソッと大きな固まりになって咲いている
花は、薄ムラサキの滝のようにも見えて、なんとも神秘的です。
 
庭園の「藤棚」とは異なる趣があります。
雲のできるところ。
 
私たちの家から見下ろす入り江と、その周りの山々から
雲が生まれるところを見ることができます。
 
よく晴れた日、突然、湿気を帯びた風が海からやって来て
山のある高さまで駆け上ったところで、突然雲になります。
上空は青空なのに、山の上半分は雲の中。
真っ白な厚い雲は、ぐんぐん内陸に向かって流れてゆきます。
 
また、雨上がりに山から湧き上がる雲もあります。
湯気のように山の木々の間から漂いながら流れてゆきます。
地熱の高い伊豆では、雨の日に地面からも湯気が上がります。
 
このあたりの温泉は、源泉温度が100度以上あります。

2010/05/08

新しいの古いの

こんにちはtarasukinです。

僕がいつも使っているデジタルカメラ。
以前、買ってすぐに落っことして壊しちゃったので
さらに新しいのを買ったのが半年前のこと。

最近、調子が悪くなってきたので、それを修理センターに出しました。
修理センターでは修理の間、代わりのカメラを貸してくれます。
で、やってきたのは4代くらい前の機種でした。
修理が終わるまで2週間くらい、この古いカメラを使いました。

とはいえ、2年位前のカメラと今のカメラは、ほとんど変わりません。
どちらかというと、シンプルな分使いやすかったりして。
液晶画面が多少粗かったり、機能が少しすくなかったりしますが
その分シンプルでフットワークも軽く・・・。

先日、修理から帰ってきたカメラと交代で返却しました。
おせわさま。ノートパソコンのHDD。
 
先日、僕の使っているノートパソコンがフリーズして変な音が。
パキン・・・・。パキン・・・。パキン・・。
これはハードディスクが壊れている!と、いろいろ調べて
交換することに。
 
新しいハードディスクを買って、ネジをはずして。意外と簡単。
オペレーションシステムを入れなおすと、古いけど新しい状態に。
 
いろんなものがすっきりなくなって、おかげで快適。

2010/05/06

ののはな

こんにちはtarasukinです。
小さくて清楚なノバラ。ものすごくいい香りが庭に広がります。
今日も天気が良いので、朝から昼まで庭の草刈り。
この時期、一日一日と草が伸びてゆくので、そこかしこから、
草刈機の「ビ・・・・・。」というエンジンの音が聞こえてきます。 
草刈は、この時期から夏までに2回、夏から秋に3回行います。

こまめに刈ることで、植生が変わり、雑草も小型化して、
「半自然草原」という、美しい里山の風景が作られます。
土手や田んぼの畦に、ススキやヨモギ、アザミなどの
美しい野の花が咲いて、風にゆれる風景は、
年に5回のこまめな草刈と、自然の回復とのバランスが作る、
絶妙な状態なのだそうです。

 雑草を抜かずに「刈り込む」ことで、僕たちの庭も少しずつ
気持ちの良い、半自然草原になりつつあります。
庭から摘んでくる、いろいろな草花。
ハルジオン・シロツメグサ・四葉のクローバー・のばら・トベラ。
春の花はピンクや紫ですが、初夏の花は緑がかった白が多いようです。
 
ハルジオンは菊のようなさわやかな香り。
シロツメグサは、蜂蜜のようなやさしい香り。
のばらの香りは、小さな花にもかかわらず、ものすごく高貴なローズの香り。
で、トベラは甘い南国の香りです。
どれもかわいい。

2010/05/03

賑やかに

こんにちはtarasukinです。
 
ゴールデンウィーク、楽しく過ごしていますか?
ずーっと悪かった天気は、お休みが始まったとたんに
きげんを直したかのように、明るい日ざしと青い空に。
 
いつもは静かな集落が、にわかに賑やかな季節になります。
私たちの家から見渡せる、湖のように静かな入り江は、
絶好のシーカヤック場。
 
色とりどりのシーカヤックの群れが、岬を巡ります。
 崖のところどころには、洞窟がたくさんあって、シーカヤックは
洞窟の中に入ったり、アーチ状の岩を抜けたりします。
 
リーダーに従って、グループで移動をするので、なんとなく
その動きが、アヒルの親子のようにも見えます。
遅いのとか、ひとりで遠くに行っちゃうのとか、いろいろいます。
 
少し大きい2隻の白い船は、カッターボート。
私たちの家の山側にある、自然少年の家(臨海学校)
にやって来た小学生たちが、力を合せて漕ぎます。 
近くで見ると、けっこう大きな船で、
1隻に16人くらいの子供たちが、ぞろぞろと乗り込みます。
2人で1本ずつ、合計8本の長いオールをいっせいに漕いで、
「イチニ、ソーレ!イチニ、ソーレ!!」と
元気な掛け声で、入り江を行ったり来たりします。
 
初日はみんな声も小さくて、オールもばらばら・・・。
でも、2日目には声もずっと大きくなって、オールも揃います。
そうして最後に、2隻がレースをするのです。
イチニ、ソーレ!イチニ、ソーレ!イチニ、ソーレ!イチニ、・・・
2泊3日で、子供たちはとっても逞しくなります。
元気な臨海学校は、秋まで続きます。
防波堤では釣りです。
 
たいてい休日には防波堤で釣りをする人の姿が見えます。
今日はさすがにたくさん。
つり好きには人気の場所なのだそうです。
朝5時頃には、もうたくさんの人たちが釣りを始めています。
 
「糸垂らせば釣れるよ。」ということなので、
僕たちもそろそろチャレンジしなきゃ。(道具はそろっている)

2010/05/01

ササのコ

こんにちはtarasukinです。
タケノコ食べましたか?
伊豆ではタケノコももう終わり。これからは、マダケなど、
シナチクにするような小さいタケノコの時期です。
 
写真は庭に生えているササ。天気の良い日、耳を澄ますと
プチッ・・・・。パチッ・・・・。と乾いた音がします。ササから。
見ると、節から新しい枝葉が出ています。
その枝葉が成長して、白いカリカリの皮を割る音なのです。
 たくさんのササが同時にプチプチいいながら、
みずみずしい緑の枝葉を広げます。
  
ちなみにこのササも、タケノコをたくさん出しますが、
あまりおいしくは食べられません。ササのコだから。
夏みかん。
山のあちこちで栽培されていて、ハッサク、サンポウカンなど
見分けが付きにくいのですが、
一年中、かわいい黄色の実をぶら下げています。
 
近所で夏みかんを作っているおじさんがいて、
収穫した夏みかんをくれることがあります。「やるよ。」って。
グレープフルーツほどの大きさで、とても甘くておいしい。
(夏みかんはすっぱいと思っていたけれど、とても甘い)
何より、とりたてなので、弾けるようにみずみずしい。
 
こんなのが、たまに山の中に生えていることもあります。
(多分むかし誰かが植えたか、タネから勝手に生えたもの)
そんなのを見つけたときは、少しもらってきます。
野生なので小ぶりですが、爽やかでおいしい。