2010/05/14

フキジャム

こんにちはtarasukinです。
 
僕たちの庭の隅っこでどんどん増えてゆく、フキ。
1月から3月くらいまで、たっぷりフキノトウを楽しみました。
刻んで味噌と合えたり、味噌とごま油で炒めたり、
カラスミや菜の花と一緒に、スパゲッティのソースにしたり、
もちろんお味噌汁の具や、サラダにも。
 
フキノトウの季節が終わると、今度は茎がおいしく食べられます。
この春出てきた、まだやわらかい葉っぱの茎は、
すじを取らずにそのままザクザク切って食べられます。
 
出汁で煮たり、炒めたり、塩で茹でてオリーブオイルで食べたり、
アスパラガスのように、マヨネーズで食べたり。
口に入れて噛むと、ジワッとさわやかなフキ味がしみ出します。
 
先日、草刈をして一面に茂ったフキをたくさん刈り取りました。
 刈り取ったフキは、すじを取って大きな鍋でゆっくり茹でて
半分は出汁で煮て、夕食のおかずに。
 
あと半分は、たっぷりの三温糖を加えてさらに煮て、
山で摘んだ夏みかんのタネと果汁を加えて、フキジャムに。
朝食のパンにのせて食べます。
 ザクッとした歯ざわりで、フキ特有の香りと夏みかんの香りが
さわやかに口に広がります。 港に帰ってくる漁船。
 
私たちの住んでいる小さな集落では、多くの人が船を持っています。
漁を本業で行っている人はもちろん、そうでない人たちも、
気が向くと自分の船で沖まで行って魚を獲ったりします。
 
また、自動車も数台持っている人が多く、
たいてい家族ひとりひとりの自家用車と、(自転車のように)
白い軽トラック。
軽トラックは漁具を放り込んだり、農具を放り込んだりして
小回りの利く、とっても便利な乗り物として使われています。
畑へとつづく、細い山道もスルスルと入ってゆけます。
 
朝早く、軽トラックで畑へ行って何か収穫したりして、
昼は仕事をして(民宿や自営業やお勤め)
午後は(お勤めの人も5時には帰ってくる)夕方まで
船の上で釣り・・・・。カッコいい暮らし方だと思います。
みんな活き活きとして、とってもよい顔をしています。