こんにちはタラスキンボンカースです。
私たちの家から見える入り江。
いつになく水面のキラキラが「うららか」見えるのは春のせいでしょうか。
この「うららか」な水面。
私たちの家から見える入り江のキラキラは一年中同じように見えるわけではなく、湿度(おもに空の色と太陽の輝度)や風(水面のさざめき)そして太陽の差し込む角度(反射角)によって違って見える。
たとえば、冬の水面は鏡のように強烈に輝きますが、コレは空気が乾いて風が強く、太陽が低い位置から差し込むから。
またいっぽう、夏の水面はぼんやりとしてあまりキラキラが見えません。コレは湿度が高く太陽が高い位置から差し込んでいるから。
雲母のように繊細に輝く「うららか」な水面は、ほんわりとかすんだ空と穏やかな風、そしてやわらかな太陽が程よい角度から差し込む春ならではのキラキラ具合なのです。
「春の~うら~ら~の~」
この時期、隅田川もきっと「うららか」に輝いていることでしょう。
春のヤサイ。
先日、家のうらで畑をやっている”おばさん”が春の野菜を持ってきてくれた。
「キャベツがはじけた。でも甘くておいしいんだよ。」
そういってカゴから出してくれた直径40センチくらいの大きなキャベツは、ぱっかりと割れていて中から花芽がのぞいていた。
温かくなると花芽が育ってきて、さらに芽キャベツのような脇芽も育ち始めるので全体がぱっかりと割れる。
そして袋にいっぱい入った小さなブロッコリーは、株の中心に育つ大きいの(スーパーなどで売っている部分)を刈り取った後に出てくる脇芽。
かわいらしい。
小さい分、きっと採るのに手間はかかるのだろうけれど、よく陽を浴びているので味が濃くてたいへんおいしい。
さっそく朝ごはんにグリルしていただいた。
弾けたキャベツは甘みが濃く、ブロッコリーの脇芽はザクザクとよい歯ざわりで、春のニンジンは口の中いっぱいに良い香りが広がります。
どれも春の目覚めがいっぱい詰まったような味がする。