2020/02/20

おかえし

こんにちはtarasukin bonkersです。

先日、私たちの家の裏手で畑をやっている”おばさん”の手伝いをした。

”おばさん”が収穫していたのは、畑いちめんに育った菜の花。

”おばさん”はいつも、菜の花がいっぱいに詰まったカゴを背負って、さらに両手には、ぱんぱんに菜の花の入った90リットルサイズの袋をさげて、畑から海辺の自宅まで階段を200段近く下ってゆく・・・。

集落の人たちは何でも自分でやるので、めったに人には頼らない。

それを手伝った。

菜の花なのに、想像をはるかに超える重さ。

”おばさん”の自宅に運ぶと、「手伝ってくれたお礼」といって、自宅の周りにも作っている畑で育っている野菜を、その場で採ってくれた。
『ブロッコリーの脇芽』

ブロッコリーは中心に育つ大きいの(スーパーなどで売っているやつ)を収穫した後、残った茎の周りからたくさんの脇芽が出る。

小さいブロッコリー。
『ほうれん草』

”おばさん”がつくるほうれん草は、分厚くてものすごく大きい。茎の太さは割りばしくらいある。

そして『大きいシイタケ』
こちらは『カキナ』

冬から春にかけて、葉っぱを外側から1枚ずつかき取るように収穫するので『カキナ』というらしい。

1枚の葉っぱが60センチほどある。巨大。

伊豆ではメジャーな冬野菜で、地域の家庭では正月のお雑煮と言えば『カキナ』なのだそうだ。

『タカナ』と似ているけれど、『タカナ』よりもゴッツリしている。

どれも、お店では買えないような、個性たっぷりの野菜。
とても嬉しい。

2020/02/19

花の陰から・・・。

こんにちはタラスキンボンカースです。

『ケンシロウ』

ご近所の黒柴(オス)です。

朝、ゴミをだしに外へ出たところ、ナノハナの陰からなにやら細い目でこちらを見ていました。

私がゴミを出し終えて、それから『ケンシロウ』のところへ行って、「よしよし」と頭をなでるのを何となく期待して、たかぶる気持ちを抑えている目つき。

2020/02/15

バレンタインデー

こんにちはタラスキンボンカースです。

染色をした綿ロープ。

今年に入ってから、ほぼ休みなくロープをいじっています。

いじっていると、1本のロープがカタチを変えて・・・やがて製品になるのですが、いじらなければいっこうに製品にはならないので、ほぼ休みなくいじっている。

そして、たくさんの製品ができあがる。
これは真鍮製のヨット金具です。

真鍮のピカピカの金色は工業製品らしく力強い光沢でとても美しい。

銅と亜鉛の合金ですが、ほかに鉄やアルミニウムまた錫(スズ)などの添加によってさまざまな性質や性能を持たせることができる。

特に錫の入ったものは海水腐食にたいへん強く、船の上でマストに張ったロープの先端などに、この金具が付けられています。

だからヨット金具。

いまいじっているロープの先端に付けるために、たくさん磨いた。
うれしいもの。

昨日、宅急便で届いた小包。

「なんだろ~。わー!」とキタダが騒いでいる。

なんと、いつもお世話になっている方たちから『バレンタインデーの贈り物』でした。

うれしい寄せ書き付き!

2020/02/14

あましょく

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日のひるご飯。

時には、お腹があまりすいていない感じがして、ゴハン(炊いたお米)ヌキがいいなぁというおひるご飯もあります。

でも、野菜はたっぷり食べます。

縦に割ったニンジン1本・ブロッコリー50g・カリフラワー100g・2センチの輪切りダイコン2枚を、フタ付きのナベに入れ、100ccの水と小さじ半分の塩で蒸しましょう。(強火)

水分がなくなったら火を止め、フタをしたまま10分ほど放置。
冷めてゆく過程で塩味がゆき渡り、しっとりと仕上がります。

その間に、サイコロステーキを、つぶしたニンニクといっしょに香ばしく焼きましょう。

蒸し野菜には、お酢1:醤油1:マヨネーズ5をよく混ぜたものをかけます。

お腹がすいていない感じだったのですが・・・。できあがり。
夜、急に『甘食』のことが頭に浮かんだ。

『あましょく』。

へんな名前。

『甘食』は小山のようなカタチのあまーいお菓子で、昔ながらのパン屋さんで売っていたりしました。たのむと、横に切れ目を入れてバタークリームを挟んでくれたりして。

けれど、『甘食』を売っているパン屋さんを近ごろ見かけなくなった。

『甘食』しばらく食べてないなぁ・・・。

朝起きてさっそく作った。

見た目はごつごつだけれど、味はまさに『あましょく』そのもの!!
なつかしい味!

『甘食』の作り方(4個分)

①バター30g(レンジで柔らかくする)+砂糖100g→擦りまぜる(ペースト状に)

オーブンを220度に余熱。

②①に卵1個+牛乳80cc→よく混ぜる(分離するので少しずつ混ぜるといい)

③②に小麦粉200g+重曹小さじ半+ベーキングパウダー小さじ1→練らないようにざっくり混ぜる(ヘラなど使うと混ぜやすい。すこし粉っぽくてもOK)

④耐熱皿にクッキングシートを敷き、生地を4つに分けて並べ220度のオーブンで10~15分焼く。(生地はしぼり袋を使うときれいな小山型にできる。ぼん、と置くとごつごつになる)

焼けたら食べる。食べない分は、温かいうちにボールなどをかぶせておくとパサパサにならない。

2020/02/12

干し大根できた。

こんにちはtarasukin bonkersです。

1月の末に僕らの家の裏で畑をやっている”おばさん”にもらったダイコン10本。
2種類のサイズに切ってベランダで干していたやつが、やっと完成した。

意外とお天気の悪い日もあり、外へ出したり家の中へとり込んだりと、手間をかけた10日間だった。

そして、ひからびて驚くほど小さくなった・・・。

あぁ。小さいカケラでさえ、ありがたいなぁ。

2020/02/10

みなみの桜と菜の花まつり

こんにちはtarasukin bonkersです。

『TARP placemat』
2014年にスタートした”TARPシリーズ”のひとつです。

”TARP(タープ)”は、幌のことで私たちの暮らしている海辺ではこうした幌をよく見かけます。

漁船の帆をはじめ、トラックの荷台を覆うものや、波止場で漁具を覆うのに使われているもので、たいてい分厚い布とその周囲にロープを通すためのハトメが並んでいたりします。

波止場で雨風に晒されて活躍する頑丈な”TARP(タープ)”が輝いて見えた。

そんな”TARP(タープ)”の存在感をテーブルウエアーに仕立てました。

厚手のデニムと帆布を重ねたゴッツリとした厚み。
周囲は愛らしく(ここは愛らしい)ヒッコリーデニムのパイピングで仕上げています。
ひっかけられるハトメ付き。
『TARP placemat(ターププレイスマット)』

四国のBRIDGE
鹿児島のイワシビル
へ新規入荷いたしておりますので、ぜひ。

TARPシリーズには
『TARP placemat(ターププレイスマット)』
『TARP coaster(タープコースター)』
『TARP blanket (タープブランケット)』
『TARASUKIN BONKERS ORIGINAL APRON (タラスキンボンカースオリジナルエプロン)』
があります。

2月8日のカワヅザクラ。

南伊豆町の青野川(あおのがわ)にそっておよそ3キロの両岸に並ぶ河津桜(カワヅザクラ)が見ごろを迎えていました。

今年は例年より早めに咲き始めましたが、並木の場所によって3分咲きから8分咲きといった具合。

去年は咲いてすぐに嵐にもまれて花があらかた散ってしまったのですが、今年はそんなこともなくモリモリと咲いています。

2月10日から『みなみの桜と菜の花まつり』が開催。
菜の花はこんな感じ。

2020/02/05

カキの日

こんにちはタラスキンボンカースです。

カキのオイシイ季節。

ふと、サクサクの『カキフライ』が頭に浮かんでしまったらもう、『カキフライ』を食べずにはいられなくなってしまいました。

それで朝早く『カキフライ』を仕込んだ。

そして昼ごはんに揚げた。

熱々の揚げたて『カキフライ』。
サクサク!サクサク!

もう、サクサクが止まりません!!

そして、その日の夜ごはん。

再びカキ。

夕方、商品の出荷のために隣町の郵便局へ出かけた。
そこで地元系スーパーに立ち寄ったところ、<『殻つきカキ』1個50円>の値札を見つけてしまった。

このスーパーは時々おさかながとても安いのです。

「キカは生でも食べられるよ」と、お店の人が言うので、<『殻つきカキ』1個50円>を4個買ってきた。<『ホンビノス貝』1個30円>も2個買った。

2個は焼いて食べた。
2個は生のまま食べた。

私はカキが大好き。

2020/02/01

カリフラワーを焼きましょう

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

2月になりました。
伊豆半島の中でも、いちばん南に位置する私たちが暮らしている集落は、ほぼいつもポカポカと暖かい。

家の周りの梢では小鳥が、楽園チックな春の声で鳴く。
「ピーちゅるるるピー・・・」

そしてカワヅザクラが3分咲き。

毎年2月の末ころに満開となるカワヅザクラですが、今年は少し早そうです。
カリフラワー。

この時期の旬の野菜です。
年末から出始めていますが、2月ともなるとかなり巨大なものが並ぶ。

種類も、白とか黄とか緑とかいろいろある。
香ばしく焼くと濃厚な味わいでとてもおいしい。

焼きカリフラワー:
①スキレット(キャストアイロンのフライパン)にゴロゴロと並べて中火にかけ、いじらずに5分ほどカラ焼きにします。

②塩とコショウを振って、おいしいオリーブオイルを回しかけましょう。
そのままいじらずに1分ほど焼く。

③カリフラワーをひっくり返しましょう。
フタをして火を止め、5分ほど蒸し焼きにしたら完成。

ポクポクとした歯ごたえを残しましょう。

キャストアイアン(鋳鉄)の特徴として、点火後ゆっくりと温度が上がるので、じわじわとカリフラワーの水分が抜けて味を凝縮させることができます。

そして十分に蓄熱すると温度が下がるのもゆっくりなので、火を止めた後の余熱でじっくりと蒸し焼きにすることができるのです。
小ぶりのキャストアイロンのフライパンならば、そのまま食卓に。

この時期の旬の野菜『カリフラワー』『ブロッコリー』『プチヴェール』『エンドウ』そしてウィンナーをいっしょに焼きましょう。

食べおわるまでアツアツです。