2019/02/26

直売所のお弁当

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

『たいめし』

先日ドライブに出かけた時に、近くの直売所で買ったもの。

私たちの家を出発して、およそ20キロくらい走ったところの海辺の町にあるこの直売所では、お野菜や果物のほか、こうした近所の人が手作りしたお弁当やお惣菜が人気。

午前中には近くの人たちでにぎわっていて、皆さんがそれぞれに目当てにしているお惣菜をこぞって買い求めています。

売られているお弁当やお惣菜はどれも手作りで、地域の食材を使ったものや、地域独特の料理やお漬物など、素朴ながら得も言われぬおいしさがあるものばかりです。

スーパーやコンビニエンスストアでも、お弁当やお惣菜は手に入るけれど、直売所で売っている、こういうお弁当やお惣菜の得も言われぬおいしさは、いったい何なんだろうか。

小さな紙切れに『たい』と走り書きしたものが添えられた『たいめし(今日は)』は、どうやらその時々に獲れたお魚を焚き込んでいるもよう。

こういう手作りの味が売られている直売所。とても貴重な場所かも。

2019/02/24

お弁当持って花見(カワヅザクラ満開)

こんにちはtarasukin bonkersです。

このシーズンの伊豆と言えば『カワヅザクラ』が有名です。
『カワヅザクラ』のカワヅというのは、伊豆半島にある『河津町』という地名で、この『河津町』には『カワヅザクラ』の原木と言われる樹が今も存在しています。

そもそも『カワヅザクラ』というのは、人為的な交配よって作られた『ソメイヨシノ』とは異なって、伊豆半島にたくさん生えている『オオシマザクラ』(桜もちを巻く塩漬けの葉っぱにするサクラで、伊豆半島にたくさん生えている)と『ヒカンザクラ』(冬に咲く深紅色のサクラ)が自然交配して発生した品種と言われています。

その元の樹が『河津町』で発生したということらしい。

そういうわけで『カワヅザクラ』と言いますが、今日は『河津町』から南へ20キロ、伊豆半島の先端にある『南伊豆町』の『カワヅザクラ』を見に行きました。

”行きました”というより、<TARASUKIN BONKERS ANNEX(タラスキンボンカース別邸)>の目の前にある河原が『カワヅザクラ』の並木となっているのです。

お弁当を作って出かけました。

ふたりで作ったお弁当を、ふたつの『KNOT bag "BENTO"』に詰めて持ってきました。
キタダはお花よりも、バッグに詰め込んだお弁当ばかり眺めている様子。

それもそのはず、11時ころなのでだいぶお腹もすいてきました。
のこ『カワヅザクラ』の並木は河原の土手に沿って、延々とおよそ5キロほど続いているのです。

そろそろどこかでお弁当を食べねば。
河原におりてお弁当を広げた。

きょうのお弁当メニューは、手前がコンドウ作『五目いなり』と『カニクリームコロッケ』と『メキャベツとホウレンソウのバターソテー』中と奥がキタダ作『レンコン・ニンジン・ダイコンのピクルス』と『タカナのゴマ和え』『フキノトウとドライトマト入りポテトサラダ』そして『特製ローストビーフ』です。

全体のメニューとしてはそれぞれが作りたいものを作った感じではありますが、どのおかずも「おいしく食べてもらいたい」と思う気持ちが最高の味付けとなっているようです。

それはそれは、おいしくて楽しいお昼ご飯でした。
そしてお腹いっぱい。

『カワヅザクラ』の並木はまだまだ続きますが、ずーっとピンクなので、こちらもだいぶお腹いっぱいになってきました。

そうは言っても、来年まで見ることができない景色なので、よく見ておきましょう。
およそ5キロ歩くと、キイロの菜の花畑が広がっていました。

『カワヅザクラ』のすこしムラサキがかった濃いピンクと『ナノハナ』のすこしミドリがかった鮮やかなキイロが絶妙な春色バランスです。

そこでUターンして帰りも5キロ。
伊豆半島の春らしい、たのしいお花見でした。

2019/02/18

寒締め

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、野菜の直売所で見つけて買ってきたホウレンソウ。
『寒締め』と書いてあって、小さく分厚くゴロリとしている。

小規模な畑で作られた野菜が並ぶ直売所では、コマツナやカリフラワーなどでも、霜にあたって小さく分厚くゴロリと育った野菜が売られていることがありますが、このホウレンソウもそれらと同じような雰囲気。

野菜は霜にあたって小さく分厚くゴロリと育つと、質感が緻密になってとにかく味が濃くおいしくなるのです。
ですから、こういう野菜を見つけると迷わずに買ってくる。

そんな『規格外』みたいな野菜が並んでいるのが直売所のよいところなのですが、この『寒締め』ホウレンソウは、そういう霜にあたった野菜のおいしさを引き出すために、意図的にそのような環境下で育てたものなのだそうです。

つまり霜にあたって小さく分厚くゴロリと育った状態が『規格』らしい。
この日は、霜にあたって葉先が紅葉したキャベツも買ってきた。

紅葉したキャベツの葉は、刻んでお好み焼きにしました。

霜にあたって紅葉したキャベツの葉は、固いというのとはまた違うしっかりとした歯ごたえがあって、ざっくりと焼けたお好み焼きの中で、このキャベツだからこその濃厚な味わいを発揮してくれます。

さすが『寒締め』効果。

この時期だからこその霜にあたった野菜。
もし見つける機会があらば、ぜひともお試しあれ。

2019/02/17

海辺のモチーフ

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

『KNOT balls(ノットボールズ)』ロープでできているキーホルダー。
船乗りが使うロープの結び方(ノット)をモチーフにしています。

船乗りが作るロープのボールは、舟を岸に係留する際に岸へ向かって放り投げるロープの先端に取り付けるオモリとして使用されます。

このロープのボールには2種類の編み方があって、一般的なボールはロープ同士が90度に交差する6面体となっていますが、『KNOT balls』で使用している編み方ではロープ同士が60度で交差し、美しい8面体となるようになっています。
『KNOT balls』は今回、ブルー・レッド・イエローが出荷されました。

ロープは生成りの木綿製で、24時間かけて煮沸精錬し脱色した後に調合した染料で染色を施したものです。

ひとつのボール径が5.5センチほどで真鍮製のヨット金具を含めた全長が23センチと、かなり存在感のあるキーホルダーです。

『KNOT balls』は<TARASUKIN BONKERS THE SHOP>または国立新美術館の地下1階<スーベニア フロム トーキョー>でお手にとってお選びいただけます。
『KNOT bag (carpet)』Sサイズ

(carpet)とあるように、素材に汎用的なカーペットを使用しています。
このカーペットはニードルパンチカーペットと言って、フェルトのような風合いの大変汎用的なものです。

例えば、事務所のような場所や仮設の建物、イベント会場の足元をご覧ください。
そういう場所で、この『ニードルパンチカーペット』を見つけることができるかもしれません。

汎用的な場所で使用される汎用的な資材だからこそ、さりげない独特な色をしています。

漁師が結ぶロープの輪っかで取手を編込んだ『KNOT bag』シリーズのカーペット仕様です。

『KNOT bag (carpet)』は、汎用的なグレー・ベージュ・微妙なピンク・ダークグリーンの4色で、ランダムな組み合わせとなっています。

こちらもまた、国立新美術館の地下1階<スーベニア フロム トーキョー>で、SサイズおよびMサイズをお選びいただけます。
『サンマの丸干し』

こちらも海辺のモチーフ・・・。

海辺で暮らすわたしたちの食卓にはいろいろな魚が登場しますが、そのうちの半分は鮮魚で、あとの半分は丸干しや開きなどのひものです。

ひものはオーブンで焼いて、ご飯と味噌汁が定番となりますが、今日はご飯を切らしていたので、トマトソーススパゲッティに合わせて、サンマの丸干しを洋風味にしてみた。

焼いたサンマの丸干しにオリーブオイルとブラックペッパーを振りました。
つけあわせは庭で摘んだナノハナの塩ゆで。

丸干しなので生魚に比べてザックリと焼けて風味が濃く、締まった身にオイルの相性が抜群です。

いつものひものに飽きたら、ぜひお試しください。

2019/02/14

『ヨーク・フォンデュ』

こんにちはタラスキンボンカースです。

さむ~い朝のゴハンには、アツアツの食べ物を食卓に並べたいものです。

と、いうわけで今朝は『ヨーク・フォンデュ』(←コンドウが命名した)。

中火にかけたキャストアイロンのフライパンに旬の野菜とソーセージを並べ、オリーブオイルと塩・コショウを振って香ばしく焼きます。今朝はカリフラワーと芽キャベツを並べました。

最後にタマゴをふたつ落したら、フタをして火を止めます。

待つこと3分・・・。

キャストアイロンは蓄熱しますので、余熱で程よくタマゴに火が通ります。
直径15センチほどのフライパンですから、このまま食卓へ。

アツアツのフライパンの上でトロリととろけるタマゴの黄身(ヨーク)に、サックリと焼けた野菜をくぐらせていただきましょう。

『ヨーク・フォンデュ』(←コンドウが命名)
いろいろな食材でお試しください。
イノシシ除けの柵。

3連休だった週末、久しぶりにイノシシが庭に現れた。

庭の周囲を囲っている鉄柵を破壊して入ってきたイノシシは、一晩のうちに庭のあちこちを掘り返して帰ってゆきました。

ムムム・・・。

イノシシは同じ場所に何度でも来るので、さっそく柵を作り直しているその時、腰が『ギクッ』といった。

そして3連休は始まり・・・。
そして今朝、やっとヨタヨタと庭を歩くことができた。

腰を曲げたまま歩いていると、足元にフキノトウを見つけた。

なにかの恵みかしら。
そして花も摘んだ。

キタダが植えたカラー、野生のスイセンの中にたまにある八重咲き、今が盛りの野生の椿。

イノシシにほじくられた穴はまだ直せそうにないけれど、僕らはこの庭が好きです。

2019/02/08

消費と補充

こんにちはタラスキンボンカースです。

家の近くで『カワヅザクラ』が咲き始めました。
2月末ころにはあちこちの『カワヅザクラ』が満開になります。
朝の散歩に出かけました。

この時期の伊豆半島南端は、風さえなければ比較的あたたかな日が多く、少し歩けば汗も出ます。

家から5分ほど歩くと、岬へ向かう遊歩道があります。

細い茂みの中をゆきますと・・・。
岬に出ました。
穏やかな水平線。

大きく深呼吸をして、家へ帰りましょう。
朝ごはんはパンケーキにしました。

台所に干しブドウの袋が転がっていたので、入れてみた。

基本的な作り方はこちら→『TARASUKIN BONKERS分厚いホットケーキの作り方
焼けた。
食べた。

付け合わせは、旬の『芽キャベツ』をバターで香ばしく焼いたものと、ホウレンソウとミズナのサラダ。

分厚く焼けたパンケーキには、バターとニホンミツバチのはちみつをたっぷりと添えました。
柔らかい干しブドウを使ったので、もっちりと甘くて何とおいしいのでしょう!

こうして岬まで歩いて消費されたカロリーは、またたくまに補充されたのでした。

2019/02/04

春分の日

こんにちはタラスキンボンカースです。

きのうは『節分』でしたので、三島市にある『三嶋大社』で買ってきた『厄よけ豆』を撒きました。

『厄よけ豆』。
なんだかオニに強そうな豆です。

特別なご利益があるのかどうかはともかく、『節分』には豆まき用の豆を用意するほうがベストかもしれません。

いつだったか台所にあった大豆を撒いたところ、数日後に窓の外でたくさんの大豆が発芽していたことがあります。

とにかく、炒り豆を使いましょう。

「鬼は~とそ。福は~うち。」
発芽と言えば、『コリアンダー』が芽生えた。

庭の隅にある『タラスキン農園』です。
午後、集落の浜辺にある郵便局へ出かけました。

高台にある家から浜辺の郵便局までは集落を下って、およそ500メートルほど。
帰りは国道(136号)を歩くことにしました。

集落の山沿いをぐるりと回る国道で家まで帰ると、およそ2キロの上り坂。
だいぶ高い所まで来ました。

さらにもう少し上ってゆくと、我が家があります。
じんわりと汗がにじむ春の陽気。

家のそばにある『カワヅザクラ』が、ぽつぽつと咲き始めていました。