2018/12/31

2018年も誠にありがとうございました!

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

私たちの家のまどから見える波止場。
この風景を眺めることが私たちの日常となってから、いつの間にか11年が過ぎました。

今日まで、そして今も、朗らかに笑顔を向けてくださる集落の皆さまに心から感謝をしています。

そして、ここで生まれた『タラスキンボンカース』を、ほんの少しでも気に掛けてくださっているすべての皆さまに、心から感謝をしています。

みなさまどうぞ、素敵な新年をお迎えくださいませ。

2018/12/30

年末年始にお寄りください!

こんにちはタラスキンボンカースです。

2018年もあと2日。
伊豆のあちこちで、新年を迎える準備が行われています。

ある集落の入り口には、毎年のように6メートルほどの大きな門松が立った。
2018年最後の出荷です。

『流木と汎用ロープのホウキ』
伊豆の浜に上がる流木を柄に、各種汎用的なロープをスチール製の結束バンドで締めた小さいホウキ。
『流木と汎用ロープのホウキ』各色。
『流木のHANGER』

2012年、東京『CIBONE』とパリ『merci』の合同企画のためにデザインした、伊豆の風景を切り取った趣のハンガー。
『流木のHANGER』(↑写真はCIBONEより)

『流木と汎用ロープのホウキ』『流木のHANGER』ともに青山<CIBONE Aaoyama>、銀座<CIBONE CASE>でお選びいただけます。

<CIBONE Aoyama>は本日12月30日19:00まで。新年は1月4日11:00から。
<CIBONE CASE>は明日12月31日18:00まで。新年は1月2日10:30から。

ぜひお寄りください!!

2018/12/26

『ミニキャブ号』で南へ

こんにちはタラスキンボンカースです。

コレ↑はわたし(近藤)の専用自動車『ミニキャブ号』です。
ゴロンとしたこのカタチを見たらどうしてもほしくなって、倉敷市まで夜行バスにのって買いに行ってきた。

このカワイイのに乗って山を駆けずり回るのがとても楽しい。

後ろはほぼからっぽで、両側のスライドドア、ハッチバックをパカパカと空ければ野原でキャンプするのにもイイ。
走れば40馬力くらいしかないので、屋根つきゴーカートみたいな感じ。

そんな『ミニキャブ号』で、キタダとふたり南へ向かって旅に出ました。

私たちの家は伊豆半島の南端にあるわけで、南へ旅に出るためには一度、伊豆半島を北上してから紀伊半島か四国か九州へ行くということとなります。

今回の目的地は伊勢の『神宮』。
旧東海道をひたすら走って、片道およそ450キロ。
たはしてミニキャブ号はたどり着けるのでしょうか・・・!

出発は朝5:00。まだ真っ暗。
→伊豆半島を北上して、半島のつけねまで2時間半なので、沼津市に7:30。
→富士市で朝ごはん。
→静岡市の茶畑をながめつつ→浜松市に12:00。
→岡崎市→知立市で昼ご飯14:30。
→名古屋市→四日市市→亀山市の『関宿(せきじゅく)』へ17:00。
『関宿(せきじゅく)』

『関宿』は東海道五十三次のうち47番目の宿で、江戸後期から明治時代の建物200軒ちかくが、その当時の姿を残して軒を連ねている。

楽しみにしていたのですが、『ミニキャブ号』は予想以上に足がおそく到着する前に日が暮れた。

ここから旧東海道を分岐して国道23号(伊勢街道)を南下します。

津市→松坂市19:00。『松坂ハム』のパンチエッタ(生ベーコン)を探し求めて、辺りのスーパーマーケットを巡回。
→伊勢市のホテルに20:30到着。
翌朝7:30。

『豊受大神宮(とようけだいじんぐう)』(外宮(げくう))にやってきました。

日の出前にホテルを出発して、車で5分ほどで『豊受大神宮』の駐車場に到着しました。
外気温は0度。

鳥居をくぐるころ、ちょうどお日様が昇り始めたようです。
まだ人影もまばらで、域内は静かな空気が流れていました。

ゆっくり域内をお参りをして1時間ほど。

再び『ミニキャブ号』に乗り込んで『皇大神宮(こうたいじんぐう)』(内宮(ないくう))へ向かいましょう。
『豊受大神宮』から『皇大神宮』へは、車でおよそ10分です。
『皇大神宮(こうたいじんぐう)』(内宮(ないくう))の鳥居をくぐりました。9:00。

伊勢の『神宮』とは、この『皇大神宮(こうたいじんぐう)』(天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています)と、さきほどの『豊受大神宮(とようけだいじんぐう)』(豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています)をはじめ、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社それらを合わせた125の宮社すべてを総じて『神宮』というのだそうです。
『忌火屋殿(いみびやでん)』

ここは神饌(しんせん)(かみさまの食事)を作る場所です。
ここで調理される神饌はすべて神宮の田畑で作られ、塩は海水から、火は手で起こすのだそうです。

中を見ることはできませんが、屋根からかまどの煙が上がり、中からはコトコトと何かを作っている音が聞こえていました。

神宮の域内では、目に入るもの耳に入る音、あらゆるものが厳粛で神聖な気配をもっています。

『皇大神宮』の域内は広く、ゆっくりとお参りをして1時間30分ほど。
鳥居を出たとたん、さっそく何か食べてる。10:30。

鳥居の外はがらりと気配が変わり、参道にはお土産ものや食事、赤福なんかのお店がずらりと軒を連ねる『おはらい町』や『おかげ横丁』があって、わさわさとにぎやかで、おいしそうなものがたくさん並んでいる。

しかし今日のお昼ご飯は『特別』なものを食べる予定なので、あまりお腹いっぱいにしないように。

『ミニキャブ号』に乗り込んでさらに南へ。向かう先は鳥羽市です。
鳥羽市浦村町に到着。14:00。

やってきたのは浦村の『丸善水産』です。
浦村は牡蠣の養殖が盛んな場所で、あちらこちらに『焼き牡蠣』『食べ放題』の看板が立っています。

いろいろなお店がいろいろな方法で焼き牡蠣の食べ放題を提供してますが、なかでも『丸善水産』の焼き牡蠣食べ放題は、海辺の加工所わきに浮かんでいる筏小屋のなかで自分で焼いて食べられるので、おいしくて楽しい。

カキフライ・カキの味噌汁・カキのしぐれ煮・ごはん付き。
こんな感じ。
そしてこんな感じ。

制限時間は80分間。
殻付きの牡蠣は炊き上がるまで10分ほどかかってしまうので、うまく行って7ローテーションが限度なわけですが、今回で3回目の訪問とあって、効率よく焼いて食べる方法を試行錯誤。

今年はふたりで360個たべた。15:40。

『丸善水産』の焼き牡蠣食べ放題は4月いっぱいくらいまで。
春になると牡蠣の身が大きくなるそうです。

『ミニキャブ号』に乗り込んで出発16:00。
5時間走ってやっと名古屋を過ぎ、安城市のホテルに到着20:00。
そして帰ってきた。

帰りは岡崎市で『八丁味噌』を、浜松市でブラジル料理を食べて、御前崎で『べにほっぺ(いちご)』を買ってきた。

『ミニキャブ号』で往復900キロの旅。

「つぎは福岡に行きたい!」と、『ミニキャブ号』がそう言っているような、いないような・・・。

2018/12/25

ぶどうパン焼いた

こんにちはタラスキンボンカースです。

たのしいクリスマスみなさまいかがお過ごしでしょう。

伊豆半島の南端はそんな12月も温かく、ビーチサンダルにタンクトップの姿で朝の散歩に出かけました。

歩いているだけで、じっさい汗が出るほど暑いのですが、季節がらこんな格好を人に見られると少しハズカシイ・・・。
歩いているのは家の裏にある国道。

伊豆半島の海岸線に沿って半島を一周している国道なのですが、さいわい南の端まで来る車はほとんどいませんでした。

出会うのはニホンザルの親子くらいなものです。
道路からは真っ青な海を見ることができます。

お腹もすきました。
ころ良い場所でUターンして家に帰りましょう。
ぶどうパンを焼いた。

台所の食品カゴに、クリスマスイブの夕食でワインのおともにつまんだ、枝付きの干しブドウが少し残っていました。

先日、はじめてパンを焼いてみたところ何ということもなくちゃんとパンになったので、今回はバターとタマゴを加えてすこし柔らかめに捏ねてみたり、発酵時間をかえてみたりして、いくつかのパターンで作ってみた。

結果、家の中にイースト菌と干しブドウが転がっていれば、こうして焼きたてのぶどうパンにありつくこともできるようになった。
コレは、イノシシのお肉。

先日、近くの山でイノシシやシカを獲っている猟師のご主人が、両手いっぱいのイノシシを持ってきてくれた。

とてもよく処理されたうえに熟成された、きれいな色をしたお肉で、脂のはいりかたも誠においしそう。
イノシシステーキ。

イノシシのお肉は、見た目にどれだけたっぷりの脂がついていても、焼くだけでウソのようにさっぱりと食べられる。

ザクザクとした歯触りは、ジビエ独特の躍動的な動物の肉を食べている感じで、いくらでも食べられそうな旨さがあるのです。だから食べた後にすぐ、また食べたくなる。

それは、ポークともビーフとも違う味で、もっと濃い。

つけ合わせのダイコンのソテーまでも、溶けだした脂でザックリと香ばしく焼けました。
コレは、クワイ。

その日、猟師のおくさまがお土産に持ってきてくれたクワイ。

クワイは素揚げにして、ニンニク・あかとうがらし・ネギ・菜の花といっしょにフィットチーネに絡めてみました。

なかなかお目にかからない野菜ですが、いったい全体、何とかわいらしい姿をしているのでしょう。
揚げたクワイは、ぽっくりとした歯ざわり。

見た目にもかわいらしいクワイが食卓をたのしく彩ります。

ひとつひとつ、食材の個性を楽しむ食卓。食事の楽しみです。
ごちそうさまでした。

2018/12/21

焼きたてパン

こんにちはタラスキンボンカースです。

今朝の日の出は7時28分。
左手(東)の山から昇る朝日が斜め右下に降り注ぐ様子が、ぼんやりとみえます。

ポコポコとエンジンの音を響かせて漁船がひとつ沖へ出てゆきました。
お腹がすいたのでパンを捏ねた。

おりしも、キッチンの戸棚にドライイーストの新品がころがっており、運よく小麦粉も塩も砂糖もありました。

捏ねて捏ねて捏ねて・・・一次発酵・・・小分けに切って・・・二次発酵・・・焼く。
焼けた。

焼けるタイミングに合わせてウィンナーと目玉焼きを用意しておいた。

外はザックリ、中はフカフカ。
簡単に焼きたてパンにありつけた。

戸棚にドライイーストがころがっているのを発見したら、ぜひお試しくだされ。

2018/12/19

J-WAVE『GOOD NEIGHBORS』からプレゼント

「コンニチハ。タラスキンボンカース。ダヨ。」(今朝のメダマ焼き)


J-WAVE『GOOD NEIGHBORS』。
本日、クリス智子さんからリスナーのみなさまへのクリスマスプレゼントは、TARASUKIN BONKERSの『流木と汎用ロープのホウキ』です。
『流木と汎用ロープのホウキ』

もうすぐ大掃除のシーズンがやってまいりますが、わが家でも大活躍の『流木と汎用ロープのホウキ』。
デスク周りやパソコンの上、アチラやコチラをササッと掃除するのにとても重宝いたします。

何といてっても、使っていて『楽しくてうれしい』というのが最大のポイント。

だって、ロープでできているのですもの!
『流木と汎用ロープのホウキ』

ホウキの柄は、いっぽんいっぽんがコミカルな表情の流木でできていて、パサパサの部分はいろいろな種類のいわゆる汎用的なロープ。そしてそのロープを結束してあるのはコレまた何の変哲もないスチールのネジバンドです。

そんなブコツな組み合わせが、ほかにはない『楽しくてうれしい』存在となります。

J-WAVE『GOOD NEIGHBORS』のメッセージフォームからご応募、ぜひ!!!
(ぜんぶ違うわけなので、どんなのが届くのかは不明)

2018/12/13

茶色いウサギ・・・(怖)

こんにちはタラスキンボンカースです。

昨日のお昼ご飯はカツカレーでした。

カレーはキタダ作。
カツはコンドウ作。

数種類の野菜とタマネギをじっくり炒めて作ったキタダカレーはスパイスの効いた秘伝の手法で、しかし秘伝過ぎて毎回違う味に仕上がる。

この日のはトマトの酸味が強めですがそれはそれで毎回おいしい。

食いしん坊の私たちはカツカレーといつつ『カツ』だけでは満足できないので、トンカツのほかにイカフライ・オニオンフライ・アボカドフライがのっかっている。

おかげで、食後の食べすぎ感といったら・・・。

しばらく茶色のサクサクは見なくていいかも。
茶色と言えば。

<先日の夜のこと・・・。>
<山の道を車で走っていると、道路のまんなかに何かがたたずんでおった。
なんじゃろう?
そう思って車を止めると、その茶色いものがこちらを振り向くではないか。>(!)

その”何か”は茶色いウサギでした。

<茶色いウサギは車の前を「ついておいで」と言わんばかりに50メートルほど、ぴょんぴょんと跳ねて行ってはピタリと止まり、私の車が追いつくや、また同じように50メートルくらい進んでは止まる。>

と・・・何度かそんなことを繰り返しているうちに、今度は車のほうへ近づいて来るや、車の周りをくるくると回り始め・・・。

怖!!

2018/12/12

庭の住民たち

こんにちはタラスキンボンカースです。

日課の一つ。

朝、家の中のあちこちにある花瓶を集めてきて、花をとりかえること。
花は剪定ばさみ片手に庭から摘んでくる。
収穫。

左からアロエの花、スイセン、ノギク、ツバキ。

夏、庭の草木は目に見えるような速さで成長するのでザワザワと騒がしい感じがするのですが、この時期はシンと眠ったような静けさです。

それでも温かそうな芝生の下や岩の陰では小さい草の芽が葉を広げていたり、小さい花がゆれていたりと生命の豊かさは変わらない。
庭のいちばん隅のヤブ。

近づくと、ヤブの中からタカが飛び出してきた。

私たちの庭はタカやヤマドリ、コトリやタヌキなどいろいろな生き物がねぐらにしたり棲み処にしたりしている。

すこし肌寒いこの時期、肩を寄せ合ってみんなで暮らしているみたいで何だか楽しい。

2018/12/07

ロープだけでできています。

こんにちはTARASUKINBONKERSです。

ひさしぶりの『タラスキン農園』です。

夏の台風でなんだか元気のなくなった『タラスキン農園』には、いまだプチトマトの再生苗(伸びきった枝先を土に沈めたら根が出て、新しい株となった)が実を結んでいます。

先日、庭の隅にある焚火場ででた灰を畑の土に混ぜ込んで、あたらしい作物を植えることにしました。

季節がら、苗の種類がそろわなかったので、とりあえず春のサラダ用にセロリの苗をふたつ↑。
プチトマトの再生苗はそのまま育てて、いつまで実がなり続けるのか実験してみようと思います。

ロープや真鍮の金具。

TARASUKIN BONKERSの請けるデザインの仕事では、私の場合は手描きのスケッチで概要を決める場合が多く、いっぽうキタダは手を動かしてカタチをおこすことから始める場合が多い。

しかしいづれも、まずはモチーフとなるものがとっかかりとなる。

ロープというのはタラスキンボンカースのアイテムによく登場する海辺のモチーフですが、いまデザインしているものは、ほぼロープと真鍮の金具だけで構成されているアイテム。

さてさて、いったい何ができるのでしょうか。

2018/12/06

海の幸

こんにちはタラスキンボンカースです。

ピロロ・・・。(ケータイ)
「おはようございます。いま舟のところにいるんだけどね、アジ食べる?」

今朝、集落のおじさんからそんな電話がかかってきた。

「たっ!食べます!!」
「じゃぁ、今からもっていくよ。」
「タコのカゴに入ってたんだ。」

おじさんは海にタコ捕りのカゴを仕掛けていて、「カゴの中にはタコのほかにいろんな獲物が入るんだ」と、先日わたしに教えてくれたばかりでした。

「アジが入るのは珍しいんだけどね。」

そういって、軽トラの荷台に乗せたバケツから、ピチピチとはねているアジ(メアジ)4尾とカサゴ1尾を袋に入れて渡してくれた。
おいしく食べる方法を、おじさんが簡単に説明してくれた。

私たちの暮らしている集落では、ごく普通に男の人たちが料理をする。

捕った魚を捌いて刺身に造るのはたいてい男の人の役目で、畑仕事の帰りに野生のミツバを摘んで卵とじにしするような家庭的な料理や、山からタケノコを掘ってきてそれで煮物を作ったり、はたまた夏ミカンの皮でかわいらしいオレンジピールを作ったり。

そんなふうに、おじさんたちがコトコトと台所で包丁を使っている様子をよく見かける。

というわけで、魚をくれるときに「煮つけがいいよ」とか「素揚げにしたらうまいよ」とか教えてくれるけれど「君、捌けるか?」なんて心配するひとは、まずいない。

あと、「塩焼き」とか「刺身」とかは当たり前の食べ方すぎるので、わざわざ言わない。

そんなわけで、わたしたちも魚の扱いにはだいぶ慣れた。

そしてこのスプーンは、私のひらめきメソッド。
こうしてスプーンを裏返してウロコを逆なですると、あらふしぎ。ぱりぱり飛び散らずにに簡単にウロコを取り去ることができるのです。

おためしあれ。
それぞれワタを取り除いて保存袋へ。

しかし保存するまでもなく、メアジ2尾は三枚におろしてお昼ご飯にバターたっぷりのムニエルとなりました。
このカサゴは夜ご飯に煮つけとなります。
そして残るメアジ2尾はいづれ塩焼きとなる予定です。

さっきまで広い海を泳いでいた魚はどれも、格別な味がしました。

辺りの自然がはぐくんだ幸を自分たちの手で料理していただくと、こういうもののありがたさや尊さや、はたまた自分もその自然の一部なんだなぁということに改めて気づく。

そして、そんな気づきの機会をくれる集落のおじさん、ありがとうございます。

2018/12/04

プレゼント

こんにちはtarasukinbonkersです。

プレゼントをくれる犬。

私たちの家の近所にいる黒柴の<けんしろう>です。

私が近くを通りがかるとき、こちらに気付くや、なにやら興奮さめやらぬ様子でグーッと伸びをして、そのあとにゴロリとひっくり返ってお腹を出して・・・・じっと待っている。

目はこちらを見ているけれど、その姿勢のまま動かない。

「・・・・。カマッテー。」

と、言っているようにも見えるので、近づいてひとさし指でちょこんと頭をつっつくと、まるで何かのスイッチが入ったみたいに飛び上がって、何かを探しては口にくわえて飛び跳ねてやって来る。

それはたいてい、丸い小石や葉っぱ、何かの骨、キンカンの実やミカンの皮、自分のエサのお皿だったりもする。

「ウヒョォー!オハヨー!!」

とにかく、興奮気味に飛び跳ねてじっとしていないので、ぜんぜん撫でたりできないのですが、まことにカワイイ。

<けんしろう>のこの日のプレゼントは『フリスク』の空き缶でした。
さて、今日の出荷。

FISHERMAN’S MOBILE(フィッシャーマンズモビール)』(Sサイズ)です。

私たちの暮らしている集落はもちろんのこと、伊豆半島の海辺にある集落にはたいてい小さな漁港があって、その集落ごとにそれぞれ違う方法の漁がおこなわれています。

たとえば、タナ(浅瀬)の魚を捕る漁やら、沖へ出る漁。貝を捕る潜水方式の漁やらイセエビを捕るさし網の漁。入り江ならばワカメ、磯部ならばヒジキ。などなど。

そんな漁の種類によって、使われる道具もいろいろと違っていて、それら(ことに集落の人が自分の目的に合わせて自作する道具のいろいろ)は、見ていてるだけで何だかワクワクする。

それはきっと、そういう道具のひとつひとつが「うまく」えものを捕らえるための創意工夫が詰まったカタチとなっているからです。

いっぽう、漁とは別にレジャーとしての釣りにもいろいろな種類の道具が使われています。
漁と釣りは目的が違うので、こちらは「楽しく」えものを捕らえるための創意工夫が詰まったカタチをしていたりもします。

『FISHERMAN’S MOBILE』には、そんな漁具や釣具を見ている私たちのワクワク感が込められています。
なんか変わったカタチの色鮮やかなウキ・・・。
すばらしく美しいカタチのカゴ。

実は釣りをしたことのない私たちには、この漁具がどこからどう見ても動物が入っているカゴにしか見えなくなってしまいました。

と言うことで、なかよしな動物たちの居場所にしてみました。

「ヨウ。遊ぼうぜ。」(ワニ)
「・・・。」(ペンギン)
「イイコト教えてやるョ。」(カエル)

「エッ。ナニ!!知りたい!!教えて!」(ゴリラ)

しかし、このカゴのカタチ、網目のサイズ、ドアーが開くという仕組みともども、なんらかの創意工夫が詰まっているであろうところが、私たちの気に入っているところなのです。

いろいろなワクワクがバランスをとっている『FISHERMAN’S MOBILE』は国立新美術館の地下1階<スーベニア フロム トーキョー>で、ぜひ。

チャーミングなクリスマスプレゼントにぴったり!!
SOLID WOOD カッティングボード(ソリッドウッドカッティングボード)

と、いうわけで、もうすぐクリスマスです。

寒い冬には、冷たい手触りの磁器の食器ではなく、あたたかな手触りの陶器や、また木製の食器を使うのもよいですね。

ローストチキンは温かいお皿に供すると温かいままいただくことができます。
また常温のチーズやハムは、熱伝導率が低めな木のボードに盛り付けるとよいでしょう。

『SOLID WOOD カッティングボード』は、名前の通り『木のカタマリ』という意味のカッティングボード(主にチーズボード)です。

A4用紙を半分に切ったくらいのサイズ感ですから、にぎやかな食卓にも大きすぎず、またソファの上でワインを傾けながらのサイドテーブルにも程よく、味わいのあるひと時を演出してくれることでしょう。
木の種類はさまざま。

いづれも、材木にはなり切れなかった銘木の隅っこを丹念に磨き上げ、スマートな表情に仕上げられています。
シルバーの輪っかは、ステンレス製のヨット金具です。

ゴロリとした存在感の『SOLID WOOD カッティングボード』は国立新美術館の地下1階<スーベニア フロム トーキョー>でお選びいただけます。

素敵なクリスマスディナーに。

ぜひ。