2020/10/30

あけび

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、私たちの家の裏で畑をやっている”おばさん”にもたっらシブガキ。
200個くらいを吊るして干していたのが、ホシガキになった。

↑干柿。

そもそも、もらった柿が小さかったのか、長いあいだ干しすぎたのか、やや干からびて小さな干柿となった。

味はおいしいので、おやつに食べている。
あけび。

作業場(『あたらしいTARASUKIN BONKERS ANNEX』などと言っている家)の周りを開墾していたら、あけびが採れた。

「たくさん成っていた」と、キタダ。(手袋をしているほう)

ヤブを開墾するのは13年ぶり。

と言うのも、私たちが今暮らしている『トンガリ屋根の家』を買ったのが13年前。2007年のこと。
その時も同じように開墾した。

2メートル先が見えないほどの竹ヤブを開墾して、大きな土地が見えたときには、ふたりで大声出して喜んだっけ。

13年目にして、また同じように喜び合える。
もちろん、そのころよりもヤブ刈りの手際は良くなっていると思う。

私が手に持っているのは、畑(タラスキン農園)で育ったピーマン。
【TARASUKIN BONKERS】のスタンプを押しているところ。

想えば、【TARASUKIN BONKERS(タラスキン ボンカース)】というブランドの名前を付けたのも13年前。

そのあと直ぐに”トンガリ屋根”の物件を見つけて、旅行気分で見に行って、引越した。

そして開墾した。
『"ECO BAG" bag(”エコバッグ”バッグ)』

今やみんなの必需品となった”エコバッグ”。
その汎用的な”エコバッグ”のシルエットをモチーフに、いっそう愛らしいバッグに仕上げました。

しっかりとした厚みの11号帆布を使用し、ヒッコリーデニムのパイピングで縁取られています。

全体にパカパカと【TARASUKIN  BONKERS】のスタンプを押してあります。
手動です。

大き目サイズで、ざっくりとたくさんのモノを入れて運べるので、様々なシーンで使えます。

『"ECO BAG" bag』は渋谷パルコ2階<OIL by 美術手帖>で、お選びいただけます。

パイピングは青ストライプと赤ストライプの2種類、また、スタンプは手押しなので、ひとつひとつ表情が違います。比べてお選びください。

<OIL by 美術手帖>
東京都渋谷区宇田川町15‐1

2020/10/20

うれしいサツマイモ

こんにちはタラスキンボンカースです。

今朝、集落のおじさんから電話がかかってきた。

「降りてこない?イモ掘ったからさぁ。」

玄関を出て、90段ある階段を下りてゆくと、軽トラックでおじさんがやってきて、どさっと重たい袋をふたつ手渡してくれました。

「2しゅるい植えたんだけど混ざってわからなくなったょ。」

そう言って、植えた品種のことや保存の仕方や、畑に残ったツルをイノシシの罠にエサとして使うことなどを教えてくれました。

植え付け時期の5月ころ、2種類の”おいしそうな”品種を選んで植えたのだと思います。
それが収穫時期を迎えて、「おいしくできたかな?」という”わくわく”を、今日いっしょに分けてもらったような気がしました。

袋には丸い形と長い形をした、傷ひとつなくきれいなサツマイモが入っていました。
さっそく蒸してみました。

洗ったサツマイモと少量(水深1センチほど)の水を鍋に入れて、蓋をしたら中火にかけます。

水分がなくなったら火を止めて5分ほど蒸らす。
出来上がり。

ねっとりとした濃い黄色で、キメの細かい舌ざわりです。
採りたてなので、すっきりとした初々しい味わいです。

おじさんに教えてもらった方法で保存しておけば、こってりと甘みも増してきます。

こうして分けてもらったサツマイモは、なんとも「うれしいサツマイモ」なのです。

2020/10/14

干し柿用の柿の採り方

こんにちはタラスキンボンカースです。

「柿いるかい?」
私たちの家の裏で畑をやっている”おばさん”の畑には、石垣の上に柿の木が8本くらい植わっている。

「干す?抜く?」と聞かれたので、「干す。」と答えると、”おばさん”はスルスルと木に登って”干し柿用の採り方”で段ボール箱いっぱいの柿を採ってくれた。

「200個くらいあるよ」と、”おばさん”。
さっそく干し柿づくり。

”干し柿用の採り方”で採った柿の枝を整えて、ヘタを切り取って、皮をむく。
皮をむく。
こんな感じ。

この、T字型の枝がついているのが、”干し柿用の採り方”。
この、T字型の枝に紐をひっかけて干す。

ヌキ柿の場合はT字型に枝を残さなくてよいので、ただもぐだけでもよいのですが、”干し柿用の採り方”は、大変手間のかかる採り方なのでした。
タコ糸で結びました。
熱湯消毒する。

皮をむいた柿をそのまま干すとカビが生えてしまうことがあります。
熱湯にくぐらせて殺菌します。
つるして干す。

風のある秋晴れの天気なので、よく乾きます。

こうやって何日か干したら、できあがり。

2020/10/13

活きワタリガニもらった

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

生きているワタリガニはこんなに美しい↑。

先日、集落の方からカニをいただきました。

「ワタリガニが網に入ったよ。」
ということで、ぴちぴちと元気なワタリガニです。

青いのがオス。茶色がメスなのだそう。
夕食。

いただいた4匹をさっそく『塩ゆで』にして、夕食に2匹を食べた。

身が厚くたっぷりとした食べ応え。

ガブリとほおばると、甘みのあるキメの細かい肉が全身にみっちりと詰まっていて、ものすごくおいしい。

今回のゆで方:
活きたまま冷凍庫へ30分ほど入れて動きを止める。→ 鍋に腹を上向きにして並べ、海水程度の塩水をカニの半分くらいの深さに入れる。→ 蓋をして中火にかける。→ 沸騰したら5分ほど茹でて火を止める。→ 粗熱が取れる程度に放置してできあがり。
そして次の日の朝食。

あまりにおいしかったので、カニのゆで汁で、『炊き込みご飯』を炊いてみました。

カニのうまみがしみ込んだお米がもっちりとしておいしい。

今回のカニ出汁ごはんの炊き方:
洗った新米(1.5合)にシメジとニンジン、カニのゆで汁(1.5号分200㏄)と醤油ひとたれ、砂糖ひとつまみをステンレス片手鍋にいれ、蓋をして中火にかける。
(ゆで汁の塩味加減で味を調整しましょう)

鍋が吹きはじめたら火を止めて、15分放置するだけでうまく炊ける。
そして昼ごはん。

残る2匹のうち1匹を4つに切って、『ワタリガニのトマトソーススパゲッティ』を作った。

今回のワタリガニのトマトソーススパゲッティの作り方:
スパゲッティは海水程度の塩水を沸かしてゆでる。

深めのフライパンに刻んだニンニク2カケとオリーブオイル大さじ4を入れて中火にかけ、チリチリいいはじめたらカットトマト(ホールトマト)を1パック(1缶)と4つに切ったワタリガニを入れて蓋をして強火で焼く。味付けは特にしない。
(いじらないこと)

水分が飛んで、グツグツという音がピチピチという音に変わったら火を止めて放置。
(いじらないこと)

フライパンの様子が落ち着いてきたらカニを取り出し、ゆであがったスパゲッティを入れて混ぜる。

スパゲッティを皿に盛り、カニ、グリルしたピーマン(オプション)を添え、オリーブオイルおおさじ2と刻んだバジルを散らして出来上がり。
ピーマンのグリルしたもの(オプション)。

今回のピーマンのグリルしたものの作り方:
スキレット(鋳鉄の小ぶりのフライパン)にピーマンを並べて中火にかけ、岩塩を削って振る。

2分ほど炊いたらひっくり返して、火を止め2分ほど放置。(余熱で焼ける)

2分経ったら、オリーブオイルを回しかけて出来上がり。

さて、残るカニはあと1匹。

2020/10/12

『ハギレのクッションカバー45』CIBONE GYRE

こんにちはタラスキンボンカースです。

先端がフタマタになった器具(リッパー)を使って、布の織り糸を引き抜いているところです。

ほとんどの布地は、経糸と緯糸からできていますので、こうして経緯どちらか一方の織り糸を引き抜きますと・・・。
こうしたフリンジ状になります↑。

四角く切った16枚の布地を縫い合わせて、それぞれの縫い合わせ部分を引き抜いてフリンジにします。

そこに裏地を縫い付けまして・・・。
ハギレのクッションカバー45

世界各国で織られた様々な用途の、様々なファブリックを16枚、はぎ合わせて出来上がった45cm角のクッションカバーです。

背面は手触りの良い木綿ワッフル生地で、周囲にはロープが縫い付けてあり、ロープの端は漁師が行うロープワークを使ったタッセル(フサ)になっています。

16枚のハギレは、色柄も、配置も、すべて異なりますので、出来上がるクッションカバーの表情もすべてが異なるものになるのです。

2020年6月に表参道GYREの地下1階へ移転リニューアルしたライフスタイルショップ<CIBONE>でお選びいただけます。

ひとつひとつが個性的な『ハギレのクッションカバー45』。
2010年に販売を開始して以来、TARASUKIN BONKERSの代表的なアイテムのひとつです。

すべて1点ものなのでお早めに、ぜひ!

2020/10/05

熱々の食べ物

こんにちはタラスキンボンカースです。

朝ごはん。

平日の朝ごはんはたいてい、小さい鉄のスキレットで焼いたソーセージ・たまご・野菜と、トーストです。

鉄のスキレットはかなり蓄熱しますので、ほぼ余熱で調理できるうえ、食べ終わるまで熱々なのです。
お昼ごはんはお好み焼き。

いつのまにか、熱々の食べ物が嬉しいと思う季節になっていた。

2020/10/04

ミチシルベ

こんにちはタラスキンボンカースです。

やたらとカラフルな虫を見つけた。
ちょっと走っては立ち止まる、コミカルで軽やかな動き。

『ハンミョウ』という名前の虫です。

軽やかに人の目の前を進んでは立ち止まって、くるりと振り返るそのしぐさから、『ミチシルベ』という名前もあるらしい。
今日はヤブ刈り。

『新・TARASUKIN BONKERS ANNEX』ある場所は、国道136号線の開通に先駆けて1967年ころに造られた分譲別荘地と思われる6区画ほどの造成地です。

しかし建物が建ったのは私たちが手に入れた物件(2区画分)だけで、そのほかは建物が建つことなく森に還ったようです。

ヤブを刈ると、石垣や側溝など、造成された当時の名残が出てきました。
昼ごはん。

チキンのソテーとバジルのパスタ。
庭の隅にある『タラスキン農園』には夏を乗切ったバジルやシソがたくさん育っています。

摘みたてのバジルは甘く華やかな香りがします。

午後は建物の中をいじる予定。

2020/10/03

「海辺の別荘」

こんにちはタラスキンボンカースです。

土曜日の朝ごはん。

小麦粉と卵で焼いたパンケーキと、カボチャとキノコ、パンダマメのシナモンバターソテー。

週末は、『新しいTARASUKIN BONKERS ANNEX』の手入れをします。
『新しいTARASUKIN BONKERS ANNEX』↑。

この建物は、昭和47年に伊豆半島南端の沿岸をめぐる国道136号線が開通したのよりもほんの少し前に建ったようです。

『海辺の別荘』といった感じ。

木々に囲まれていますが、南向きのテラスからは、いかにも別荘らしく入江が見えます。

今回、私たちは建物の中身を大きくリノベーションする予定でいますが、トイレ・風呂場・脱衣所はモザイクタイルがかわいらしいので、タイル目地を埋め直してそのまま使うことにしました。

週末ごとに手入れする予定です。
昼ごはん。

ガサゴゾと草の小径を1分ほど歩けば、家に帰ってこられます。

冷やしカレーうどん。
カツオだしとカレー粉で作りました。

日中はまだまだ暑い。
今日の作業を終えて、夕ご飯です。

網焼きの野菜。

明日もまた手入れです。

2020/10/02

そして『新しいTARASUKIN BONKERS ANNEX』に引越した

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

そして(昨日の記事の続き)、『新しいTARASUKIN BONKERS ANNEX』に引越した。

木々の中に見える青い瓦屋根の建物が『新しいTARASUKIN BONKERS ANNEX』です。
ちらりと見える青い屋根。

『新しいTARASUKIN BONKERS ANNEX』は、私たちの家のベランダから、屋根だけちらりと見えます。

周りは山です。

ふたりでリフォームして、『ミーティングルーム』『ファブリックルーム』『ウッドワークルーム』『おしゃべりする給湯室』を作る予定。

2020/10/01

TARASUKIN BONKERS ANNEXを引越した

こんにちはタラスキンボンカースです。

今から3年前の2017年のちょうど今頃、倉庫として用意した家屋『TARASUKIN BONKERS ANNEX』↑。

庭に夏みかんの木がある、古い日本家屋です。
『おばあちゃんち』といった感じ。

3年間使用しましたが、今年の9月いっぱいで引越しすることにしました。
お世話になりましたー。