こんにちはタラスキンボンカースです。
コレ↑はわたし(近藤)の専用自動車『ミニキャブ号』です。
ゴロンとしたこのカタチを見たらどうしてもほしくなって、倉敷市まで夜行バスにのって買いに行ってきた。
このカワイイのに乗って山を駆けずり回るのがとても楽しい。
後ろはほぼからっぽで、両側のスライドドア、ハッチバックをパカパカと空ければ野原でキャンプするのにもイイ。
走れば40馬力くらいしかないので、屋根つきゴーカートみたいな感じ。
そんな『ミニキャブ号』で、キタダとふたり南へ向かって旅に出ました。
私たちの家は伊豆半島の南端にあるわけで、南へ旅に出るためには一度、伊豆半島を北上してから紀伊半島か四国か九州へ行くということとなります。
今回の目的地は伊勢の『神宮』。
旧東海道をひたすら走って、片道およそ450キロ。
たはしてミニキャブ号はたどり着けるのでしょうか・・・!
出発は朝5:00。まだ真っ暗。
→伊豆半島を北上して、半島のつけねまで2時間半なので、沼津市に7:30。
→富士市で朝ごはん。
→静岡市の茶畑をながめつつ→浜松市に12:00。
→岡崎市→知立市で昼ご飯14:30。
→名古屋市→四日市市→亀山市の『関宿(せきじゅく)』へ17:00。
『関宿(せきじゅく)』
『関宿』は東海道五十三次のうち47番目の宿で、江戸後期から明治時代の建物200軒ちかくが、その当時の姿を残して軒を連ねている。
楽しみにしていたのですが、『ミニキャブ号』は予想以上に足がおそく到着する前に日が暮れた。
ここから旧東海道を分岐して国道23号(伊勢街道)を南下します。
津市→松坂市19:00。『松坂ハム』のパンチエッタ(生ベーコン)を探し求めて、辺りのスーパーマーケットを巡回。
→伊勢市のホテルに20:30到着。
翌朝7:30。
『豊受大神宮(とようけだいじんぐう)』(外宮(げくう))にやってきました。
日の出前にホテルを出発して、車で5分ほどで『豊受大神宮』の駐車場に到着しました。
外気温は0度。
鳥居をくぐるころ、ちょうどお日様が昇り始めたようです。
まだ人影もまばらで、域内は静かな空気が流れていました。
ゆっくり域内をお参りをして1時間ほど。
再び『ミニキャブ号』に乗り込んで『皇大神宮(こうたいじんぐう)』(内宮(ないくう))へ向かいましょう。
『豊受大神宮』から『皇大神宮』へは、車でおよそ10分です。
『皇大神宮(こうたいじんぐう)』(内宮(ないくう))の鳥居をくぐりました。9:00。
伊勢の『神宮』とは、この『皇大神宮(こうたいじんぐう)』(天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています)と、さきほどの『豊受大神宮(とようけだいじんぐう)』(豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしています)をはじめ、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社それらを合わせた125の宮社すべてを総じて『神宮』というのだそうです。
『忌火屋殿(いみびやでん)』
ここは神饌(しんせん)(かみさまの食事)を作る場所です。
ここで調理される神饌はすべて神宮の田畑で作られ、塩は海水から、火は手で起こすのだそうです。
中を見ることはできませんが、屋根からかまどの煙が上がり、中からはコトコトと何かを作っている音が聞こえていました。
神宮の域内では、目に入るもの耳に入る音、あらゆるものが厳粛で神聖な気配をもっています。
『皇大神宮』の域内は広く、ゆっくりとお参りをして1時間30分ほど。
鳥居を出たとたん、さっそく何か食べてる。10:30。
鳥居の外はがらりと気配が変わり、参道にはお土産ものや食事、赤福なんかのお店がずらりと軒を連ねる『おはらい町』や『おかげ横丁』があって、わさわさとにぎやかで、おいしそうなものがたくさん並んでいる。
しかし今日のお昼ご飯は『特別』なものを食べる予定なので、あまりお腹いっぱいにしないように。
『ミニキャブ号』に乗り込んでさらに南へ。向かう先は鳥羽市です。
鳥羽市浦村町に到着。14:00。
やってきたのは浦村の『丸善水産』です。
浦村は牡蠣の養殖が盛んな場所で、あちらこちらに『焼き牡蠣』『食べ放題』の看板が立っています。
いろいろなお店がいろいろな方法で焼き牡蠣の食べ放題を提供してますが、なかでも『丸善水産』の焼き牡蠣食べ放題は、海辺の加工所わきに浮かんでいる筏小屋のなかで自分で焼いて食べられるので、おいしくて楽しい。
カキフライ・カキの味噌汁・カキのしぐれ煮・ごはん付き。
こんな感じ。
そしてこんな感じ。
制限時間は80分間。
殻付きの牡蠣は炊き上がるまで10分ほどかかってしまうので、うまく行って7ローテーションが限度なわけですが、今回で3回目の訪問とあって、効率よく焼いて食べる方法を試行錯誤。
今年はふたりで360個たべた。15:40。
『丸善水産』の焼き牡蠣食べ放題は4月いっぱいくらいまで。
春になると牡蠣の身が大きくなるそうです。
『ミニキャブ号』に乗り込んで出発16:00。
5時間走ってやっと名古屋を過ぎ、安城市のホテルに到着20:00。
そして帰ってきた。
帰りは岡崎市で『八丁味噌』を、浜松市でブラジル料理を食べて、御前崎で『べにほっぺ(いちご)』を買ってきた。
『ミニキャブ号』で往復900キロの旅。
「つぎは福岡に行きたい!」と、『ミニキャブ号』がそう言っているような、いないような・・・。