2021/11/29

畑薙大吊橋(はたなぎおおつりばし)

こんにちはタラスキンボンカースです。

朝5時に家を出て、静岡県の山奥へやって来ました。

伊豆の先端から静岡市までは3時間、さらに茶畑の続く山道を走ること2時間あまり。

やって来たのは、南アルプスの南に位置する『奥大井県立自然公園』。

今いる場所は、駿河湾の河口まで168キロを流れる『大井川』の上流に造られた『畑薙第一ダム(はたなぎだいいちだむ)』の堤の上です。

しかし、ここはまだ目的地ではありません。
山の上は粉糖をまぶしたような雪化粧。
『沼平登山指導センター』(閉まってる・・・)

一般車両はここまでしか入れませんので、駐車場へ車を停めてここからは徒歩です。
『畑薙第一ダム』によって堰き止められてできた『畑薙湖』の湖畔を行きます。

湖水はブルーのようなグリーンのようなグレーのような・・・とにかく幻想的な色合いをしています。

これは、大井川の上流に位置する『フォッサマグナ』(中央地溝帯)の地盤崩落によって土砂の流入が常に続くため。

目的地はこの先、歩くこと40分ほどの場所にあります。
目的のモノが見えてきました・・・。

広大な砂利の河原の中央(画面の中央)あたりに見えます。

見えます・・・?
ズーム。

細くて長い・・・。
ズーム。

こちらが今日の目的地。
『畑薙大吊橋(はたなぎおおつりばし)』

長さ181.7m
高さ30m
歩くスペースは足場板2枚のみで、あとは魚の骨みたいにスカスカ。
・・・渡った。
『畑薙大吊橋』

大井川には今回渡った『畑薙大吊橋』のほかにも同じような形状の吊り橋たくさんあります。

吊り橋が好きな人にとっては、きっと素敵な場所・・・だと思います。