2019/01/29

お返し

こんにちはタラスキンボンカースです。

エンドウ。

これは、私たちの家の裏にある”おばさん”の畑で育っているやつです。

段々畑の一面にはエンドウ、また別の一面にはナノハナがびっしりと育っていて、どちらも花畑のようです。

眺めているだけならば楽ちんなものですが、コレは収穫するための野菜なので、”おばさん”は背負いかごに山盛りのエンドウやナノハナを摘んでは、200メートルほど下にある海辺の家まで運んでいます。
↑ここを延々と下ってゆく。

それをキタダが見つけて手伝った。
「”おばさん”が背負っている山盛りのエンドウやナノハナは、信じられないほど重かった」そうです。
そんな何気ないコトにでも、”おばさん”は気持ちを返してくれます。

次の日、引っこ抜いてくれたダイコン。
摘んでくれたカキナ。
ありがたくいただいて、さっそくお昼ご飯に。

掘りたてのダイコンは、包丁を入れるとまるでナシのようにみずみずしく、とても甘い。
カキナはさっと茹でておひたしにしました。

どちらも、採りたての味は格別でした。

何気ない、そして心地の良い集落の日常。

2019/01/22

プチヴェール

こんにちはタラスキンボンカースです。

『プチヴェール』↑。
先日、近所の直売所で見つけて買ってきた。

『プチヴェール』ですって。

なにやら華々しい名前の野菜ですが、コレは花壇なんかによく植えてある、白や紫色をしたキャベツみたいな、アレではないのでしょうか・・・。

アレ。葉ボタン。
朝ごはんに焼いてみた。

オリーブオイルで焼いてみました。味付けは海塩とコショウ。
小さくてカワイイ。

見た目にはもう、まるでキャベツではあるのですが、葉っぱが分厚くて小さいだけに「ゴギッ」とした歯ごたえと、かすかな渋み、そして滲み出る甘味がなかなかにオイシイ。

キャベツの、いちばん外側の色の濃い葉っぱを食べているような感じ。

『プチヴェール』好き。

しかし同時に、いつか、花壇に植わっているアレも食べてみたいと思ったのでした。
ロープでできた製品を企画中。

私たちの暮らしている海辺の集落では、波止場や舟の上、はたまた山の畑でもいろいろな種類のロープが元気に活躍しています。

こういう場所だからこそ、そんなロープをリスペクトした製品をいろいろと企画したいと考えています。

製品はいづれ発表しますのでお楽しみに。
いなり寿司を作った。

キタダが
「じわ~っと甘くて濃い味のいなり寿司がたべたいなぁ~。」というので、甘くて濃いのを作りました。

三温糖でこっくりと炊き上げた油揚げに、玄米を混ぜて炊いた濃いめの酢めしを、たっぷり詰めました。

じわ~っと濃厚な揚げと、玄米のプチプチとした触感がたまりません。
10個、ふたりで2合分のいなり寿司は、次々と口の中に消えてゆくのでした。

ごちそうさまー。

2019/01/21

赤根島(あかねじま)

こんにちはタラスキンボンカースです。

土曜日はよく晴れて穏やかなお天気でしたので、すこし庭いじりなどをしてすごしました。

日曜日は庭の木を何本か剪定したいと考えていたのですが、「海辺を歩きたい」とキタダが言っています・・・。
確かに「海辺を歩きたい」と、少し前からそんなことを言っていましたっけ。

そんなわけで庭木の剪定はまた今度。
日曜日は海辺を散歩することにしました。

どこの海辺へ行こうかしらと考えている日曜の朝、にわかに雲行きが怪しくなり、そのうち雨が・・・。
でも予定したので、お弁当を作って海辺へ出かけた。
キタダ作の東坡肉(トンポーロー(豚の角煮))。

八角がのっかっていますが、コレがたいへん本格的でおいしい。
煮卵とチンゲンサイ添え。

いっぽう、コンドウ作は玄米オニギリ4種類の佃煮入りと、だし巻きタマゴです。
ちょっと凸凹な取り合わせですが、イイとしましょう。

車の荷台に腰かけてお弁当を食べているうちに、空が明るくなって雨も上った。
さぁ。海辺ダョ!

やってきたのは下田の『赤根島(あかねじま)』です。
※ココは三島由紀夫の『月澹荘綺譚(げったんそうきたん)』に『茜島』として登場する。

ゴツゴツの独特な赤茶色をした溶岩や火山岩でできている岩場は変化に富んでいて、小島に向かって飛び移ったりアーチのような洞窟の下をくぐったり、崖を上ったり下りたりして探検しました。

海面から5メートルくらいの岩場を、両手でガッチリつかみながら体のバランスをとって進むうちに、指先・足の裏の感覚が目をさましてゆくのを感じました。

サボっていた脳みその、いろんな神経がつながってゆくような感覚。
野生感覚サイコウ!

と岩の上から振り返ると、ポケットに両手を突っ込んで「家の中にいたい」とぶつぶつつぶやくキタダが。

・・・。

そういえばキタダは「平らな山に行きたい」とか言うことがあります。

なんとなく凸凹だけど、ふたりとも楽しく過ごした一日でした。

2019/01/14

丹野平(たんのだいら)

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

お正月になまった体。運動しなきゃ。

とか言いつつ、朝からステーキ。
イノシシのお肉です。
イノシシのお肉。

とてもおいしいイノシシのカタマリをいただきましたので、待ちきれずに朝からステーキにしたうえに、お昼ご飯にイノシシのショウガ焼きを作ってお弁当に詰めました。

イノシシのお肉は、このたっぷりの脂がそれはそれは、おいしいのです。
朝食を済ませて、お弁当をもって運動をしに出かけました。

海は青いですが、今日は山へ向かうことにしましょう。
やってきたのは『丹野平(たんのだいら)』という山です。

実はココへ来ようと思っていたわけではなく、道すがら『丹野平→(コチラ)』という看板を見つけて、どんなところかと思ってやってきた。

杉の木立を抜けるクネクネの山道をグイグイと、さらにグイグイと上った先に砂利の駐車場のような場所があって・・・。
まずはお昼ご飯。

そこからさらに歩くこと20分。
そしてここが『丹野平』の山頂と思われる場所。

『丹野平』は芝生の広場のようなハゲ山で、山頂らしき場所にはヤシャブシの大木が5本くらいまとまって生えている。

『丹野平』は標高712メートルの、おわんをひっくり返したような山のてっぺんに、公園がのっかっているみたいな感じ。
360度、ぐるりと開けた視界がとても気持ちイイ。
西に見える海。

ベンチがふたつ、西の海に向かって設置されていました。
つまり、夕日が沈んでから山を下るということなのだろうか・・・。

山ですが公園みたいでもあり、でも山なので・・・。

『丹野平』
なんだか不思議な場所でした。

2019/01/12

マユミの花

こんにちはタラスキンボンカースです。

『マユミ』↑

庭の『マユミ』がこんな時期に咲いています。

通常『マユミ』の花は5月ころに咲きますが、昨年の夏に来た台風の潮風ですべての葉がいちど枯れて、秋に新緑が芽吹き、12月についたツボミが今咲いている。

花盛りの5月ころに咲いているときには目に入らないほど小さくて地味な花なのですが、花の少ないこんな時期に見ると、何やらやたらと愛らしではないか。
愛らしいといえばコレ↑。

今回のコンビはブタと、ブタにすり寄っているハクトウワシです。

ブタと、ブタにすり寄っているハクトウワシのコンビが入った『FISHERMAN'S MOBILE』は国立新美術館の地下1階<スーベニア フロム トーキョー>でご覧になれます。

ぜひ。

2019/01/10

おぞうに洋風味

こんにちはタラスキンボンカースです。

1月なので、毎朝『おぞうに』を朝ごはんに食べていますが、いつもおなじ味付けでそろそろつまらなくなってきた。

そんな朝、台所の野菜カゴから、直売所で買ってきたばかりのおいしそうなネギがこちらを見ていました。

そんなわけでネギを主役に『おぞうに』を別の角度から調理してみた『洋風味ぞうに』。

材料2人分:
a.ダイコン→0.7センチのイチョウ切り32枚
b.鶏モモ肉→1.5センチ角12切れ
c.ネギの白くて甘い部分→3センチの長さで縦半分8本
d.なるべく乾いたもち→2センチ角24切れ
e.小松菜→葉の部分千切り少し
f.紫水菜→2センチに刻む一束
g.調味料→バター20g・塩(きつめ)・コショウ(少なめ)

作り方:
①小鍋にa.b.c.g.を入れ中火にかける。
ほんのり香ばしく焼けたらお湯200ccを注ぎ5分煮て火を止める。
②その間にd.を香ばしく焼く。Point.外をパリパリに焼く。
③器に①→②その上にe.f.を添えて出来上がり。

バターの風味と鶏の旨味が浸み込んだ濃厚なネギのスープに、皮がパリパリで中がねっとりとしたモチの食感と水菜のシャキシャキ感が抜群の相性。
今朝の入り江。

入り江の東(画面の左側)から、山筋を縫うようにして朝日が水面に落ちています。
朝日を透かして湯気が立ち上る様子。
朝日に温められているというよりむしろ、伊豆半島の先端は海水が温かい。

あとひと月もすれば、伊豆のサクラが咲き始めます。

2019/01/08

2019年あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

TARASUKIN BONKERSです。

2019年の亥年がはじまりました。

亥といえばイノシシ。
私たちの庭にもよくでてくる動物ですが、カワイイというよりは強い(いろんな意味で)生きものです。

イノシシのような力強さで、今年のスタートを切ることにしましょう!