2019/01/21

赤根島(あかねじま)

こんにちはタラスキンボンカースです。

土曜日はよく晴れて穏やかなお天気でしたので、すこし庭いじりなどをしてすごしました。

日曜日は庭の木を何本か剪定したいと考えていたのですが、「海辺を歩きたい」とキタダが言っています・・・。
確かに「海辺を歩きたい」と、少し前からそんなことを言っていましたっけ。

そんなわけで庭木の剪定はまた今度。
日曜日は海辺を散歩することにしました。

どこの海辺へ行こうかしらと考えている日曜の朝、にわかに雲行きが怪しくなり、そのうち雨が・・・。
でも予定したので、お弁当を作って海辺へ出かけた。
キタダ作の東坡肉(トンポーロー(豚の角煮))。

八角がのっかっていますが、コレがたいへん本格的でおいしい。
煮卵とチンゲンサイ添え。

いっぽう、コンドウ作は玄米オニギリ4種類の佃煮入りと、だし巻きタマゴです。
ちょっと凸凹な取り合わせですが、イイとしましょう。

車の荷台に腰かけてお弁当を食べているうちに、空が明るくなって雨も上った。
さぁ。海辺ダョ!

やってきたのは下田の『赤根島(あかねじま)』です。
※ココは三島由紀夫の『月澹荘綺譚(げったんそうきたん)』に『茜島』として登場する。

ゴツゴツの独特な赤茶色をした溶岩や火山岩でできている岩場は変化に富んでいて、小島に向かって飛び移ったりアーチのような洞窟の下をくぐったり、崖を上ったり下りたりして探検しました。

海面から5メートルくらいの岩場を、両手でガッチリつかみながら体のバランスをとって進むうちに、指先・足の裏の感覚が目をさましてゆくのを感じました。

サボっていた脳みその、いろんな神経がつながってゆくような感覚。
野生感覚サイコウ!

と岩の上から振り返ると、ポケットに両手を突っ込んで「家の中にいたい」とぶつぶつつぶやくキタダが。

・・・。

そういえばキタダは「平らな山に行きたい」とか言うことがあります。

なんとなく凸凹だけど、ふたりとも楽しく過ごした一日でした。