2011/11/29
2011/11/28
2011/11/24
そしてまた停電・・・。
真っ青によく晴れた空に、真っ青な海!
昨日は雨降りでしたが、今日はとっても良い天気なので
朝食の後、少しだけ散歩に出かけましょう。
今日は玄関を出て、45分で戻ってくるコースです。
海のからは、ものすごく強い風が吹き付けてきます。
「ならい」と呼ばれる、冬場の西風で、11月から2月まで
2~3日おきにビュービューと吹き付けます。
風が吹く日は、大抵こんなによく晴れた良い天気です。
崖沿いの小道から下をのぞくと、ほとんど垂直の崖の下に
真っ青な波が荒れ狂っています・・・。
ゴー・・・!ザァー・・・・・!
風と波の音が、体の中を突き抜けてゆくような爽快感!!
さあ、大きく息を吸ったら、家に帰って仕事をしましょう。
また停電です・・・。今日の停電は風のせいでしょうか。
その後も何度か、ぶつっ。っと切れて・・・。
停電中は電動工具が使えないので、手作業の部分を進めます。
午後、『流木で作ったろうそくたて』が、できあがりました。
プカプカと長い漂流の間、強い風と波にもまれて、磨かれて、
すっかりすべすべになった流木でできています。
停電の夜にも、そしてもちろんクリスマスの夜にも、
こうして優しく光ってくれますよ。
『流木で作ったろうそくたて』は、
「スーベニアフロムトーキョー」そして「CIBONE」で、ぜひ!
2011/11/20
停電。
僕たちが今作っているもの。
いろいろな布のハギレを、紐のように繋いであります・・・。
さあ、何が出来るのでしょうか。
昨日の伊豆は、まさしく”嵐”でした。
ジャージャーと雨が降って、ビュービューと風が吹きます。
道路のあちこちには、水といっしょに崖から転がった岩やら
折れた枝がたくさん落ちていました。
夜、パソコンでメールを打っていると、雷がやってきて・・・。
”ズドンッ!”みたいな音と光とともに、家がズズッと揺れて
電気が消えてしまいました・・・。
集落も港も、まさしく真っ暗です。それでも風はますます強く。
僕たちの家は、電気が止まると水道の水も止まってしまうので、
夕食の準備も、シャワーも、トイレも・・・。
「パソコンは便利だし、メールはとっても効率的だ」って
思っていたけれど、電気が止まると何にも出来ないわけです。
読めないし書けないし。
明かりが再び点いたのは、それから2時間経ってからでした。
2011/11/17
knot(ノット)バッグ
僕たちの住んでいる小さな集落は、小さな入り江に面していて、
小さな波止場にはたくさんの小さな舟が係留されています。
それぞれの舟は、何本かのロープで岸につながれています。
太いロープ、細いロープ、黒いロープ、白いロープ。
漁師のおじさんたちは、このロープの先端を綺麗に編みこんで
綺麗な輪っかを作ります。そうすると、フックや係船柱などに
キュッとロープを引っ掛けられるのです。
輪っかにしたり、団子にしたり、網状にしたり、繋いだり。
漁師のおじさんたちは、とっても上手にロープを扱います。
輪っか。
三本撚りのロープの端っこをバラバラ解いて、
輪っかにして編みこむと、こんな輪っかが出来ます。
一度編みこんで作った輪っかは、ギューギュー引っ張っても
解けることはありません。とっても丈夫!
『knot(ノット)バッグ』
knotというのは、いろいろな方法のロープの結び目のことです。
タヌキ除けに使う、農業用の網で作った箱みたいな形のバッグに、
ハトメをつけて、木綿のロープをキュキュっと編みこみます。
海辺の風を感じる『knot(ノット)バッグ』です。
2011/11/14
秋の木の実
深い青。クサギの実です。
今日は暖かな陽ざしに、真っ青な空!
クサギ(臭木)の実を集めに野山へ行きましょう。
クサギは、草木染に使う、この季節の木の実です。
葉っぱをちぎると、ピーナッツのような匂いがします。
臭くはないけれど、変わった香りなので「臭木」という名前。
小さな青い実は、ソーダ水のようなミズイロに染まります。
近くの直売所で売っている白パンは、
近所の人が焼いているものです。
田んぼの畦に腰掛けて、お昼ご飯を食べましょう。
飲み物の代わりに、みずみずしいナシ。
国道からすこし外れた海辺の町。小さな集落です。
古い軒先がつづく通りには、変わらず静かな暮らしが
営まれているような気配があります。
お母さんたちの交流の場所だったりして・・・。
見上げると、真っ青な空にトンビが飛んでいたりして、
ゆっくりゆっくり、静かに時間が流れています。
立ち寄った小さな食べ物やさんで売っていたのは
「きびなご寿司」
”きびなご”は、体長6センチほどの小さな魚です。
伊豆でとれた”きびなご”を丁寧に開いてにぎった、
小さなお寿司です。
パクッ。モグモグ・・・。
ふと、開けた視界からは、夕日が傾く水平線。
さわさわとススキを揺らしながら吹く風が、
体を抜けてゆきます。
2011/11/12
フランスへ!
真っ青な海。真っ青な空。
伊豆半島は、本州から南に向かっておよそ80kmほど
太平洋に突き出した形をしています。
僕たちが住んでいるのはその南の端っこ。
今日も、真っ青な海。真っ青な空!
すっかり砂に磨かれて、ピカピカと光っています。
この、スベスベとした手触りが大好き。
波と風と砂が、長い時間をかけて磨くのです。
波と風と砂が磨き上げた、スベスベの流木と、
波止場で、小舟や浮きをギュッと縛っている、
ごく一般的なロープで作った小さなホウキです。
この週末に出来あがったばかりのたくさんの
『流木と汎用ロープのホウキ』たちは、
フランス行きの飛行機に積み込まれて、merciへ!
クリスマスに彩られた店内に並ぶ予定なのです。
僕たちはホウキたちを梱包した箱を、軽く叩いて
送り出してやります。
「行ってらっしゃい!」
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