こんにちはTARASUKIN BONKERSです。
ビーチリゾートのホテルエントランスに設定した流木のアートピース。
『感性を解きほぐす』というホテルのコンセプトから、滞在する人の潜在的な感受性を呼び覚ます仕掛けとして5つのシーンで構成したアートワークの中のひとつです。
5つのシーンとは、1.ホテルのエントランスをくぐるとき 2.チェックインを済ませてエレベーターを待つとき 3.部屋へ番号を辿りながら廊下を行くとき 4.部屋で過ごすとき 5.食事を愉しむとき。
これらの瞬間を時系列で辿り、感性に働きかけるアートピースを点在させました。
このホテルを訪れる人がまず最初に出会うアートピースは、エントランスに正面に横たわる巨大な流木のカタマリで、海辺に打ち上げられたそのままの荒々しさでありながら、しかし同時に自然の形作る表情の豊かさが在ることに気づかせてくれるものです。
つまりそれは、ブランドやプライスに囚われることのない価値観。
まるで子供のころ、何かのカケラや小さな丸い小石が”タカラモノ”だった時の記憶を呼び起こすものです。
その時、ふっと肩から力が抜けてゆくのを感じるでしょう。
大きく捻じれた幹や、かつて根だった場所に石を抱いた姿はそのままに、ただ、仕口(切り口)のみを丁寧に仕上げ、穏やかな背光を添えました。
