こんにちはタラスキンボンカースです。
私たちの家の裏にある『カキナ』畑。
毎年ここは黄色い花が咲く『ハノハナ』畑なのですが、今年は『カキナ』畑です。
畑をやっている”おばさん”が言うには、『ナノハナ』は収穫して運ぶのに重たい。その点『カキナ』は軽いから。
ということで、今年から『カキナ』畑に切り替えたのだそうです。
”おばさん”がくれた『カキナ』。『カキナ』は、以前から『ナノハナ』畑の隅で、ダイコンやカブなどと一緒に少しだけ作っていて、そのころからよく頂いていた”伊豆の味”なのです。
『カキナ』は、伊豆の正月には欠かせない野菜で、おばさん曰く。「この辺(南伊豆)でお雑煮って言ったら『カキナ』だよ。鶏肉とか入れないで、『カキナ』と油揚げだけの雑煮。子供のころから食べてる。」とのこと。
確かに伊豆に来るまでこんな野菜、知らなかった。
デカい。
『カキナ』という名前の由来は、葉っぱを外側から順に欠き取るように収穫するかららしい。
そういわれれば、葉もの野菜はほとんどが株ごと収穫するものばかりなので、葉っぱを1枚ずつ収穫するのは珍しいかも。
1枚が45センチから60センチもある葉っぱは、色も少し変わっていて、緑と青と紫を足し無ような色。
そして味と香りも独特で、ほかの野菜に例えるのが難しい。
”おばさん”がおすすめの『カキナ雑煮』を作ってみた。
独特の味・香り。そして歯ざわり。伊豆の雑煮。