2022/10/26

ぶどう。

こんにちはtarasukinbonkersです。

先日の表参道<GYRE>でのパーティの帰り道、夜通しドライブして山梨県の清里(きよさと)へやってきました。
八ヶ岳ふもとの丘陵から、朝靄にけむる甲府盆地を眺めると、その向こうに大らかな姿の富士山が鎮座している。

前夜の、沸き立つようなパーティ会場の熱狂とは打って変わって、風の音さえしないほど静まり返った朝の風景。
うし。

乳牛の群れが、秋の草を反芻中。(いちど食べた草を胃から戻して咀嚼するやつ)
全員が同じように、横座りの姿勢でモグモグしているという、なんとものどかな時間。
「ま、待っておくれー。」

清里の清泉寮(せいせんりょう)の周囲の森には、人ひとりがやっと通れるほどの小さな遊歩道が設けられている。
この遊歩道は、標識も歩道整備もごく最低限に抑えられており、まるでケモノ道をたどっているかのような、探求心に訴える仕組みの美しい道。

私たちはここが大好きだ。

キノコが生えていたり澄んだ小川が流れていたり、小動物の気配もあったりする。
『清泉寮』といえばこのソフトクリーム。

暑くても、寒くても、ここへ来ると必ず食べるやつ。
少しザラリとした舌ざわりで、熟成したようなミルクの味がして好き。
そして伊豆に帰ってきた。

甲府や勝沼で買い込んできた、ブドウ・ブドウ・ブドウと、リンゴや洋ナシの並んだ朝ごはん。
産地の果物のおいしさは、やっぱり格別だ。

おいしい果物で、おなかがいっぱい。
そして、ふたりで話もいっぱいした。