2022/04/21

ヒジキ干し

こんにちはタラスキンボンカースです。

昨日、集落では『ヒジキ干し』が行われました。

3月の下旬に入江の磯で芽吹き始めたヒジキです。

1年に1度だけ、この時期の大潮の日に磯のヒジキを鎌で刈りとって、その日のうちに鉄鍋で煮ること8時間。

翌日、ブルーシートのうえに広げて丸1日かけて天日干し。

その一連の行程を経て、乾燥ヒジキが完成するのです。

つまり、ヒジキの刈取り適期は、大潮と翌日の晴天がセットになっていないといけません。

辺りは、集落の人たちのにぎやかな声とともに、磯の香りがいっぱいに広がる。
そんな暮らしのサイクルのひとコマ。

4月は上旬から雨の日が多く、今日からしばらく雨の予報。