2021/05/21

ソラマメ・ズッキーニ・ヒジキ

こんにちはタラスキンボンカースです。

まだ5月ですが、いつの間にか梅雨模様です。
あぁ。太陽が恋しいです。
5月が旬の野菜『ソラマメ』。

例年ですと、あちこちの畑で、さわやかな青空に向かってソラマメのサヤがピンッと元気よく立っているのを見ることができます。

ダイズやインゲンやエンドウなど、多くの種類の豆のサヤが、下へぶら下がるように実るのに対して、太いサヤがピンッと空を向いて実るので『空豆』という名前。

今年は灰色の空なので、あんまり元気がない。
もうひとつ、旬の野菜『ズッキーニ』。

ズッキーニは、畑で雨に降られるとダメなのだそうで、例年ならば6月の梅雨入り間際まで大きく成長して収穫される。

今年はすでに雨降りなので、やや小ぶりのまま収穫されたといった感じ。
もうひとつ、旬の食べ物『ヒジキ』。

でも、例年だと『ヒジキ』の収穫は4月下旬。

『ヒジキ』は収穫時期を迎えた4月下旬の、朝に低潮(海水が最も引く)を迎える大潮の日に刈り取り、その日のうちに焚火の上の鉄釜で8時間ゆでる。
(このとき鉄と反応してヒジキが黒くなる)
翌日、天日に広げて1日乾かすと、カリカリの干しヒジキが出来上がり。

ですから、大潮と天気が重ならないと収穫できない。

今年は天気が悪かったので、次の大潮まで(約15日後)待たなければならなかったのでした。

収穫の日、集落中が磯の香でいっぱいになる。
それでも、今年は海水温が高く、収穫量が少ないのだそうだ。

毎年毎年、季節は同じようには巡ってこない。
朝ごはん。

『ソラマメ』と『ズッキーニ』を焼いた。
昼ごはん。

『ヒジキ』のサラダ。

季節の味。
毎年同じように手に入るわけではないものだからこそ、旬のものは、ありがたい味がする。