2019/04/10

松山市でコンニチワ

こんにちはタラスキンボンカースです。

ロープの染色。
ロープを染色するためには、いくつかの工程が重ねて行われます。

まずは精練。
温水を入れ替えながらおよそ24時間かけてロープの繊維に含まれる不純物を除去します。

乾燥。
精練したロープを芯まで乾燥させ、染料が浸み込みやすい状態にします。

下染め。
奥行きのある色に染めるために、まずベースの色に染めます。
例えば赤ならば薄い黄がベースに、青ならば淡いグレーなど。

ソーピング。
石鹸水で定着していない染料を一度おとします。

乾燥。
ロープを芯まで乾燥させ、本染めの染料が浸み込みやすい状態にします。
ただし下染めに本染めを混色する場合は乾燥させない。

本染め。
目的の色に染まるように調合した染料で染めます。染める時間の長さと染料の温度で仕上がりの色が異なります。
この工程は色の奥行に応じて2回ー3回行う。

ソーピング。
石鹸水で定着していない染料をよく落とします。

乾燥。
ロープ表面の繊維を整えて乾燥させます。
『KNOT balls(ノットボールズ)』

そんな具合に染色されたロープを1本まるごと編込んで作られているキーホルダーです。

真鍮製のヨット金具と『あわじ玉』とよばれるロープの玉がふたつ。

ロープで編んだこの玉は、船を波止場へ係留する際に岸へ向かって放り投げるロープの錘として使われるものです。

海辺の暮らしぶりを映したアイテム『KNOT balls』このたび道後公園のすぐ近く、暮らしの道具を真摯にセレクトされているお店<BRIDGE>でお選びいただくことができます。

みなさま、ぜひ!