2018/11/21

『小枝から型を取って作ったろうそく』伊豆からお届け。

こんにちはタラスキンボンカースです。

今年の伊豆は『秋』が秋ではないような気配です。

台風のしおかぜを浴びた山の木々が夏のうちに葉を落として、裸になった木々の枝が再び芽吹いて新緑を広げたり、桜の類は花を咲かせたりしています。

それを見てなのか、ウグイスが「ほ~ほけきょ」と鳴き始めました。

こともあろうに、温暖な伊豆半島の先端は既にナノハナが咲き始めており、もうなんだかわからない陽気。
庭に出て焚火をした。

温かいんだか暑いんだかよくわからない。

ましてや伊豆の先端あたりには『クリスマス』の気配もやってこないので、気づけばTシャツに短パンといういでたちだったりもします。
そんな陽気の中『小枝から型を取って作ったろうそく』を製造中。

この『小枝から型を取って作ったろうそく』は、家から100メートルはなれた斜面に生えていた”ムクノキ”の枝を型にとって、そこにミツロウをたっぷりと流し込んで作ってあります。

山の木々は毎日毎日、目にしているうちに枝ひとつひとつの個性まで識別できるようになってくるものです。

”ムクノキ”はとても美しいフォルムの枝で、樹皮のテクスチャも愛らしい。
型どりでは、その樹皮の様子まで精密に再現することができます。

自然の作る美しい存在感のろうそくは、燃えて短くなっても、ずっと枝の存在感が残ります。

箱入りなのでプレゼントにも良いですね。
そしてクリスマスの食卓で、ぜひ。

クリスマスの気配のない伊豆から、お届け。