サクラの枝。
みずみずしいナマの木を輪切りにして、
太陽と風にあてて、よーく乾かす。何日も何日も。
一度加熱して、殺菌。そしてまた乾かして・・・。
そうすると、たんだんカチカチに堅くなってきます。
これを加工すると、『枝のろうそくたて』になります。
この時期だけに出回る、とっても変わった野菜。
大きさは40センチくらいで、ずっしりしています。
イネ科の植物の茎なのだそうです。
包丁で、緑色の皮をむくと、
しっとりとした、山芋のような白い身が現れます。
包丁で切ると、里芋のような感触です。
おおきめの固まりに切って、バターでゆっくり焼きます。
焼いたタケノコのような歯ごたえで、
味はくせのない、トウモロコシのよう。
何とも例えられないあいまいな感じ。
でも、とってもおいしい。
『枝のろうそくたて』
カチカチに乾燥した枝の真ん中を、丸くくりぬくと
あまーいサクラの香りが漂います。
乾いた布でゴシゴシ磨いて、もう直ぐ出来上がり。