今日は静かな日曜日。
朝起きて、午前中はお針子仕事。
チクチクやっていると、裏の畑では”おばさん”の鍬の音。
「シャクッ・シャクッ・・・。」何か植えているようです。
「おはようございます。」
”おばさん”が植えているのは、菜の花の苗。
これがすくすく育って、収穫を迎える頃は、もう春です。
暑いねぇ。って言うので、アイスティーを出して
休憩してもらいます。
”おばさん”は一人で、本当によくがんばる。
お昼、お針子を終えて、おにぎりを持って山に行きました。
雨が降りそうな曇り空ですが、bonkersが草木染の
「ヤシャブシ」を拾います。
「ヤシャブシ」は、小さな松ボックリみたいなカタチの木の実。
しっとり静かな山の中で、パラパラと雨粒が落ち始めると、
一斉にカエルの声が、僕たちを取り囲みます。
「ケラッ・ケラッ・ケラッ・・・・。」
カエルの声がぐるぐる回っているような感じがします。
雨がやむと、カエルの声もどこかに消えてゆきます。
「ヤシャブシ」を拾った山から、少し行くと、海。
お昼はこの波を眺めながら、おにぎり。
ソーダ水のような、ブルーの波がくり返し、くり返し・・・。
「ドォォォォ・・・・。ドォォォォ・・・・・。」
何もかも忘れてしまいそうな、波の音です。
心というか体というか、何かがキレイに洗われる感じです。