2010/06/04

西側へ

こんにちはtarasukinです。
 
仕事が一区切りして、ドライブをすることに!
毎日、よい天気にもかかわらず、
糸と針でチクチクやっていた僕たち。
 
久しぶりに外に出るねぇ・・。なんて。
 でも僕たちのドライブ、行く先はいつでも伊豆半島の中・・・。
  今日は西側の海岸沿いを寄り道しながら走ります。 
 
まずは、石積みだけでできている畑に感動。
海からせり上がる急勾配の岩肌に(岸壁です)
食いつくように石垣が段々に積み上げられています。
相当古いものですが、今でも作物が植えられていました。
マーガレットなどのお花の畑です。
 
石積みを作った人も、作物をここで育てている人も、
どちらもすごい。
 
段々の先には、青い海が開けています。
赤い壁、赤いフェンス、白いドクダミ。
 ドクダミもこうやって生えているときれいだねぇ。
 
それにしても、何気なく塗られている家々のペンキの色が
なんともきれいだと感じる。
 
ある小さな漁村の、古い木造の家の壁はペンキを塗った木の板。
ピンク、水色、うすい黄色、うすい緑、グレー、あかさび色、薄い紫・・。
そういう色で塗られている。
 
古い洋館の外壁のようにも見えるけれど、漁村の家々。
 
古い木造の家、トタンの家の思いがけない色が僕たちは好き。
鬼瓦。
 
またある集落では、ずっしりとした瓦屋根の家々が並ぶ。
古くてつぶれそうだけれど、しっかりと建っている。
家々で異なる鬼瓦や、瓦の飾り。
 
小さな集落の古い家の瓦は、
いまどきの住宅の屋根とは比べものにならないほど丁寧で
作り手の気持ちがこもった”作品”のよう。
日が傾いてきました。
 
西側の海岸線では、太陽が水平線に近づくと、
海がギラギラと光ります。
ものさびしい・・・。
 
bonkersが助手席でわーっ!と歓声をあげるので車を止めた。
見下ろすと、海辺に田んぼと、大きなお屋敷。
 
優雅で美しい日本の景色。
本当にきれい。