仕事が一区切りして、ドライブをすることに!
毎日、よい天気にもかかわらず、
糸と針でチクチクやっていた僕たち。
久しぶりに外に出るねぇ・・。なんて。
でも僕たちのドライブ、行く先はいつでも伊豆半島の中・・・。
今日は西側の海岸沿いを寄り道しながら走ります。
まずは、石積みだけでできている畑に感動。
海からせり上がる急勾配の岩肌に(岸壁です)
食いつくように石垣が段々に積み上げられています。
相当古いものですが、今でも作物が植えられていました。
マーガレットなどのお花の畑です。
石積みを作った人も、作物をここで育てている人も、
どちらもすごい。
段々の先には、青い海が開けています。
ドクダミもこうやって生えているときれいだねぇ。
それにしても、何気なく塗られている家々のペンキの色が
なんともきれいだと感じる。
ある小さな漁村の、古い木造の家の壁はペンキを塗った木の板。
ピンク、水色、うすい黄色、うすい緑、グレー、あかさび色、薄い紫・・。
そういう色で塗られている。
古い洋館の外壁のようにも見えるけれど、漁村の家々。
古い木造の家、トタンの家の思いがけない色が僕たちは好き。
またある集落では、ずっしりとした瓦屋根の家々が並ぶ。
古くてつぶれそうだけれど、しっかりと建っている。
家々で異なる鬼瓦や、瓦の飾り。
小さな集落の古い家の瓦は、
いまどきの住宅の屋根とは比べものにならないほど丁寧で
作り手の気持ちがこもった”作品”のよう。
西側の海岸線では、太陽が水平線に近づくと、
海がギラギラと光ります。
ものさびしい・・・。
bonkersが助手席でわーっ!と歓声をあげるので車を止めた。
見下ろすと、海辺に田んぼと、大きなお屋敷。
優雅で美しい日本の景色。
本当にきれい。