こんにちはタラスキンボンカースです。
2023年の大晦日は、珍しく雨降りの朝でした。
大抵カラっと乾いた日が多い12月の末ですが、今日はしっとりもんわりと暖かい空気で、家の前にある山々には薄く雲がかかっていました。
そんな大晦日は、朝からずっと台所で過ごしています。
まず『黒豆』。
朝起きてすぐに、黒豆を煮始めました。
黒豆は材料を鍋に入れて煮るだけなので簡単な料理ですが、長い時間煮るので最初に。
それから『豚の醤油煮』。豚肉の塊を、ネギの青いところと生姜、1:1の醤油と酒で煮るだけの料理です。
全ての材料を小鍋に入れて弱火にかけ、煮立ったら15分くらいで火を止めると、あとは余熱で出来上がる。
明治生まれの祖母から伝わる料理です。
朝食の後には『栗きんとん』。
焼き芋の革をつまみつつ作る『田作り』。
昨日、下田市の鰹節店で買ってきた塩気のない小魚を使う。
ザクザク混ぜるだけ。
昼食の後片づけの続きで『伊達巻』。
市販の伊達巻はなぜあんなに甘いのかしら。
タマゴにはんぺんを加え、醤油と砂糖で薄く味付け。
ミキサーにかける。
家には巻きすが無い。
ラップでくるくる巻いて、フキンに割りばしを並べてもう一度くるくるきつく巻くと・・・。
伊達巻のような見た目になる。
こちらはキタダの『ポークパイ』。
『おせち』らしからぬメニューだが、ごちそう感のあるキタダの定番料理。
ポークパイが焼けるまで、キタダがもう一品、地物の野菜をたっぷり使った『筑前煮』を大鍋で作って、コンドウが『なます』と『ローストビーフ』を作った。
それから、長野県で買ってきた蕎麦粉をこねて夕食の年越しそばを準備して、このブログを書いています。
1年のうちほぼ毎日、毎日、コンドウとキタダが交代で作る『朝ごはん』・『昼ご飯』・『夕ご飯』。
今年もこの小さな台所で、たくさんのごはんを作って、たくさんオイシイと言って、ごちそうさまと言って、たくさん笑ったなぁ。
そんな2023年もあと少し。
皆さまも、どうぞ素敵な新年をお迎えください。