こんにちはタラスキンボンカースです。
今日はついに秋の陽気で嬉しい。
暑さに疲れた体が、ゆるゆるとほどけるようです。
近所の直売所で買ってきた『栗』。(←前回のブログ)
『栗』のシーズンは短く、山ほど採れるわけでもないので、見つけたらすぐに買ってきます。
ちなみに、カチカチに硬い『栗』ですが、野菜や果物と同じように生きているので、どんどん水分が抜けてしまいます。
なるべくすぐに調理して食べましょう。
まず、買ってきたその日に4粒、包丁で皮をむいてお米と一緒に炊き込んだ『栗めし』を作りました。
『焼き栗』いろいろ料理するのもよいですが、なにしろ『栗』のシーズンは短く、たくさん食べる(食べられる)ものでもありません。
そういうものは、そのものの味をひたすら堪能することにしましょう。
と、いうことで『焼き栗』にしました。
昨晩に、皮に包丁で切れ込みを入れた『栗』を水に浸けておきました。
(こうすると中の渋皮まで柔らかくなります)
そして今朝、鍋で5分ほど茹でてから220度のオーブンで20分ほど焼きました。
「アツツ・・・」と言いながら、皮をむくとホクホクとした実が現れる。
そのままの味を味わう。
ホクホクの実は、自然の甘みが慈悲深く、秋の恵みを感じさせてくれる味がします。
中の渋皮がすでに柔らかくなっているので、私は渋皮のままでも堪能できました。
渋皮ごと口の中に放り込むと、渋皮独特の、やや渋くて深い森の木々のような大らかな味がします。
そう。お腹いっぱいになるものではないけれど、なんともありがたい味わいなのです。
『栗』。また来年~。