こんにちはタラスキンボンカースです。
台所の野菜たち。
私たちは、ほとんどの野菜を近所の直売所で買ってきます。
直売所にならぶ野菜は、地域のちいさな畑で収穫される野菜たちなので、必然的にその季節に採れる野菜を食べることになります。
夏には、もちろん夏の野菜です。
とはいえ、収穫量が毎年同じように安定しないところもまた、直売所ならでは。
「今年はキュウリが豊作だ」とか「今年はスイカが獣に食われて不作だ」とか。
年によってまちまちですが、2023年の夏は『きゅうり』も『ナス』も『ピーマン』も『スイカ』も『ゴーヤ』もあらかた豊作だったようです。
今年は夏の野菜を山ほど食べました。
そんな夏の野菜も、気づけば秋の野菜に入れ替わりつつある。
ピーマンは収穫せずに畑に成らしておくと赤くなります。
ピーマンは春に苗を植えて、初めの実が収穫できるのは7月初めころ。
それから株がどんどん大きくなって、実もたくさんつき始める。
8月も深まると、さらに株が大きくなって、そのうち、獲り忘れた実が赤く色づき始める。
多くの農家は赤くなったピーマンを「採り遅れた」と思って放っておくのだけれど、実はこの赤くなったピーマンは、とてもおいしい。
この『赤いピーマン』を食べると、これがピーマンの本来の「採り時」なのではないかしらと思う。
完熟しているので、少し甘ずっぱくて、ドライトマトのような濃厚な味。
この時期にだけ味わえる味。
『緑のピーマン』『赤いピーマン』『トウモロコシ』『スイカ』。
季節の野菜は、どうやって食べてもオイシイ。