2022/04/05

ヤマザクラの香りオオシマザクラの香り

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

先週の日曜日。

集落を囲む山のいたるところで自生のヤマザクラが満開です。

多くは、『オオシマザクラ』や『ヤマザクラ』その他の亜種や雑種などの天然のサクラ群で、ピンク・白・クリーム・薄緑など様々な色のサクラが入り乱れて咲いています。
サクラが山肌のほとんどを埋め尽くしている。

伊豆半島の中でも、私たちの住んでいる集落の山だけがこんなにサクラまみれです。

と言うのも、サクラの中でも『オオシマザクラ』は特に潮風に強い性質を持っているので、潮風の強く当たるこの海岸沿いで他の植物に代わって繁殖したのかも。

ちなみに『オオシマザクラ』は、花の芳香も華やかで豊かですが、葉にも同様の芳香があります。

そのため、このあたりは、古くサクラ葉(さくら餅を包んでいるサクラ葉の塩漬け)の産地となっていたそう。

家の外に出ると、あたりの空気は芳醇なサクラの香が満ちています。

1年に一度、今だけの香り。