このトカゲは、『ニホンカナヘビ』。
よく見かける『ニホントカゲ』との違いは、全体に細身で、ツヤのないカサカサしたからだと、とても長いしっぽを持っている。
そしてなにより人を怖がらない。
顔を近づけると、こちらを見て首をかしげる。
指を差し出すと、ペロッと舐めてするすると手に乗る。
何を考えているかわからないけれど、しぐさがかわいいーーー。
肩によじ登ってひとしきり遊んだ後、石の上に乗せてやると、するすると、どこかへ帰って行った。
<昔、庭で白いゴムのような弾力のある球(直径1センチくらい)を拾ったのだけれど、それを手のひらの上で眺めていたら、突然「プチッ」とはじけてニホンカナヘビのコドモが出てきた。(2009年8月10日の記事)>