2021/03/31

染色DYEING series

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

こちらの写真は、染色したバッグを水で晒しているところ。

~帆布で製作したバッグを後染めする~
ずっとやってみたかったのですが、手間と時間がかかりすぎてプロダクト向きではないと諦めていたものです。

しかし、この春やっとカタチにしてみました。

縫製(バッグの形に仕上げる)→精錬(高温洗浄して布の糊を落とす)→乾燥→染色(高温の染液に沈めて40分間揉む)→高温洗浄(高温で落ちる染料を落とす)→冷水洗浄(低温で落ちる染料を落とす)→乾燥→仕上げ加工(ハトメや取手を編みつける)

そんな工程で、染色は1点ごとに行うので、一日に染められる数はわずかです。
『DYEING series(ダイイングシリーズ)』

1点ごと染める手染めのシリーズ。

ひとつひとつ、高温の釜底に沈めて染める手法よって、色と風合いに独特のニュアンスが生まれます。

懐かしさを感じる色味は、伊豆半島の暮らしの風景から抽出されたものです。
漁船の帆。
色あせた浮き。
番屋の板戸。

そういう色。
『DYEING series』

3月30日から開催中の<NEWoMan SINJUKU> SOUVENIR FROM TOKYO POP-UP SHOPにてお選びいただけます。

まるで使い込まれた漁船の帆のように、無骨でありつつも、たおやかな表情を持った特別感のあるバッグなのです。