2021/01/10

保存食

こんにちはタラスキンボンカースです。

先日、冷蔵庫の牛乳が切れてしまったので、スーパーへ買いに出かけました。

私たちがふだん買物をするスーパーのうち、家から最寄りのスーパーは、山を越えておよそ12キロほど離れた場所にひとつ。
そして、山と岬を越えておよそ20キロほど離れた隣り町にふたつあります。

それぞれ、置いてある品物や、ついでに買物のできるお店の条件が異なるので、なんとなく使い分けをしている。

この日は、隣町にあるミカン畑で『ポンカン』を買う目的もあったので、隣町のスーパーを目指しました。

ミカン畑は、海を見下ろす『棚田』のてっぺんにあって、そこから、つづら折りの農道を海辺まで下ってゆくと、国道に出ることができます。

『まんが日本昔ばなし』に出てきそうな風景。
お昼ごはん。

牛乳を買って帰ってくると、すでに時間はお昼を回っていました。
きょうのごはん担当はキタダ。

おかずは、先日ご近所のかたから頂いたアジの干物・”おばさん”の畑でもらったカブをキタダが漬けたカブの糠漬け・春に干して作った切干し大根をゴマ油で炒めたの・隣町の農協で買ってきたゴマ豆腐・野菜たっぷりの豚汁。
アジの干物は、手作りです。

集落では、捕れた魚をそれぞれが干物にして保存している。
春に採れるヒジキや、冬に採れるダイコンも乾物にして保存している。

確かに、いろいろな食べ物は採れる季節が限られている。

スーパーに行けば、一年中どんな食べ物でも手に入るような気がしているけれど、干物や乾物が保存食なのだということに、改めて気づくのでした。