私たちの家の周りは山と海。
小さな集落にはお店などもなく人もほとんどいません。
スーパーは家から13キロ離れていて、買物は1週間に1回です。
家は仕事場が併設されているので、食事は毎日3食、その食材を使って台所で作っています。
調理はコンドウとキタダが日替わり交代で担当します。
毎日、毎日、3食です。
今日は『ソース焼きそば』です。
簡単に作れておいしい『ソース焼きそば』ですが、今日は”タラスキンボンカースの作り方”を紹介しましょう。
(1人前)
フライパンを2個用意します。(1個でもよい)
1個のフライパンに麺を置きます。
!ポイント!
油をひいてはなりません。水も入れてはなりません。ほぐしてもいけません。
袋から出してそのままフライパンに乗せるのです。
中火で焼きます。
5分ほど触らずに焼いたら、ひっくり返します。
その間に、キャベツ・ニンジン・そのほか好きな野菜を2センチ角くらいのサイズに刻みましょう。
量は好きなだけでOK。
お肉(脂身のある豚または牛)50gくらいを、おなじく2センチほどに刻みましょう。
もう一つのフライパンにお肉入をれて、それから中火にかけます。
!ポイント!
油をひいてはなりません。
フライパンに入れたお肉をいじってはなりません。
(フライパン1個の場合は、麺の両面を各5分、香ばしく焼いてお皿に移してからお肉を焼きましょう)
お肉は放置したまま焼き、焼けたらひっくり返す。
!ポイント!
ある程度香ばしく焼けると、お肉はフライパンから簡単にはがすことができるようになります。
それまでは決していじってはなりません。
ひっくり返すときはフライ返しやヘラを使うのが簡単です。
お肉をひっくり返したら、野菜をすべて入れましょう。
フライパンのふちにラードを小匙1ほどいれます。なければサラダ油でも。
ラードを使うと風味良く、また、香ばしく焼けます。
野菜が多めの場合は塩とコショウを少しだけ振りましょう。
!ポイント!
ラードを使う。
野菜を入れたあとは絶対にいじってはなりません。
(いじると水分がでてべちゃべちゃになる)
3分ほど放置して焼いたら、軽く上下を入れ替えます。
付属の粉ソースを全体に振り入れます。
!ポイント!
野菜は歯ごたえを残す。
野菜をいじるのは一度だけ。
カリカリに焼けた麺を投入。
この状態で菜箸で軽く麺をほぐして(ほとんどほぐれませんが)お皿に盛り付けましょう。
!ポイント!
麺はいくつかのカタマリに分裂しますが1本1本がほぐれるわけではありません。
軽くほぐす程度にしましょう。
野菜と混ぜる必要もありません。
仕上。
マヨネーズ・青のり・ゴマ・紅ショウガ・カツオブシなどなど好きなものをトッピング。
!ポイント!
トッピングはいつもよりもたっぷり多めにかけてみましょう。
きっと笑顔のこぼれる一皿になるでしょう。
出来上がり!
麺がパリパリと香ばしく、噛み応えのあるタラスキンボンカース式『ソース焼きそば』です。
ぜひ。
同じ麺を使った『中華風焼きそば』も近々ご紹介します。