2019/12/02

奥石廊崎(おくいろうざいき)

こんにちはタラスキンボンカースです。

12月1日は『地域防災の日』でした。

私たちが暮らしている小さな集落でも朝9時のサイレンを合図に、おじいさんやおばあさんがヘルメット着用で避難場所へ集まりました。

消火器訓練や防災テントの設営訓練を行って、最後に非常食となる『アルファ米』が配られました。

『アルファ米』
お湯またはお水で戻せるゴハンなのだそうです。

どんなものなのでしょうか・・・。

ということで、自宅に戻るやいなや、さっそく説明書に書いてある通り袋を開け160ccのお水を入れて、袋のチャックを閉め、そのままバッグに放り込んで散歩に出かけることにしました。
やって来たのは伊豆半島の最南端『奥石廊崎(おくいろうざき)』です。

私たちの家からは、車でおよそ10分ほど。
『ユウスゲ公園』の駐車場(無料)に車を止めましょう。

『アルファ米』がゴハンに戻るには、お湯で15分・お水で60分かかるということですので少し待ちます。

・・・。
待ちきれず食べた。

袋の口を開くと、サラサラだったゴハンがオニギリのようになっていた。

ちょっと早かったのでボソボソする感じもありますが、冷蔵庫に入れてあった、おひやゴハンを食べているような感じです。

お腹がすいているので、おいしい。
お腹もいっぱいになりましたので散歩。

伊豆半島の最南端を走る県道16号線(下田石廊松崎線という)を散歩します。

最南端なので、道のわきには南国風味のヤシの木が植えられていたり、半島の先端なので木々が低く育っていたりと、独特な風景の道路です。

車はほとんど走っていません。
歩き始めて20分ほどで『石廊崎灯台』につきました。

この日は穏やかな天気でしたが、普段は風が強いらしく木々が斜めになびいて育っていました。

『石廊崎灯台』の先には、崖の上の『石室神社』があります。
お参りをして帰りましょう。
『ユウスゲ公園』に戻ってきた。

少し陽がかたむいて、ススキの原っぱが赤く染まり始めました。
奥石廊崎

何度来ても気持ちの良い場所なのです。