2019/11/01

柿のヘタ

こんにちはタラスキンボンカースです。

朝、私たちの家の裏で畑をやっている”おばさん”が、畑のシブ柿をもいでくれると言う。

「干し柿(つるして干すやつ)にする?ヌキ柿(シブを抜くやつ)にする?」
と訊かれて、
「ヌキ柿にします。」
と、答えると・・・。

昼にもいでくれた↑。

「ヌキ柿にするって言うから、ヘタは残してないよ。」と”おばさん”が言う。
「へ・・・?」(私)

「ほら、干し柿にするならヘタをこう、”T”の形に残さなきゃならないから。」(”おばさん”)
↑こちらが干し柿仕様のヘタ

干し柿にする場合、柿のヘタ(実際はヘタについている枝)を『T』の字型に残して収穫をする必要があります。これは、つるすときに『T』の部分に紐をかけるためです。

ヌキ柿にする場合この『T』は不要なので、枝になっている柿をただもげば良いのですが、『T』に枝を残すためには、カキが成っているところより先端の枝をすべて切り落とさなければいけないと言うことです。

「なるほど~!」(私)

「焼酎をまんべんなくまぶして、密閉して5日間だよ。」(”おばさん”)
「霧吹きとかじゃダメなの?」(私)
「それじゃあムラができるじゃ。ちゃわんに焼酎を入れてサァ、その中で柿を1個ずつコロコロ転がすんだよ。」(”おばさん”)

さっそくやってみようっと。

(追記:焼酎につける前にヘタの先っぽ(枝)を切り、ヘタにまんべんなく35度以上のアルコールを付け、吸わせる。柿の実はヘタからアルコールを吸収すると内部にアセトアルデヒドを生成する。アセトアルデヒドはシブ味の原因となるタンニンと結合し、シブ味を感じさせなくする。という仕組み。
つまり、コロコロ転がすというよりはヘタの部分をアルコールにくぐらせるということのようだ。)

それにしてもゴロゴロと60個くらいの柿、木から採るの大変だったろうなぁ。
感謝。
ゴロゴロといえば。

いろいろなロープで球をたくさん編んでいます。
これはある商品のパーツ。

何でしょうか・・・!