2019/07/13

ハチのヒナ

こんにちはTARASUKIN BONKERSです。

曇りや雨の日が続いています。

ジメジメとしたお天気に気分もどんよりとしがちですから、身のまわりにすこしでも気持ちの良いとおもわれる事柄を増やしてみましょう。

たとえば、台所の食器スポンジを新しくするとか。
冷凍庫をあけると、大量のぽっきんアイスが入っているとか。

どちらともつかないチョコ&コーヒー味。
ベランダで1匹のアシナガバチがうろうろしていた。

いつまでも飛び立って行かず、なにか困ったようにうろうろしている。

見上げると、ベランダの真上およそ10メートルほどのところにある屋根の先っぽには、ことしの春に1匹の女王バチが作り始めた巣があって、それがおよそ2か月ほどたって中くらいの大きさになっていた。

子供のハチもだいぶ増えた様子。

「巣から落ちたハチのヒナだよ。」←キタダ

ヒ、ヒナ??

ということで、巣から落ちたハチのヒナにニホンミツバチのハチミツを与えてみた。
ガツガツ・・・。
ガツガツ・・・。

確かにヒナらしく、人をこわがる様子もなく、差し出したハチミツにかけよってきていっしょけんめい食べている。

そういわれてみると、動きがどことなくあどけなくヨチヨチしていて、羽もどことなく小さいような気もする。

アシナガバチをこわがる人は多いけれど、じつはそれほど攻撃的な虫ではなく、春に女王バチが1匹で作り始めた巣はひと夏で逆さまにしたティーカップていどにしかならない。

そして秋には新しい女王を誕生させて、みんな死んでしまう。

ハチミツを食べ終えたアシナガバチのヒナは、ベランダの隅っこの安全そうな場所を見つけると、羽を脚の下にたたんだ格好で(←羽を背中ではなくて脚の下に入れる見たことのない格好。たぶん小さな巣の中で眠る姿勢)じっとしていた。

そう。キタダが言う通り、飛べるようになる前に巣から落ちてきたヒナだね。

飛べるようになったら、10メートル上にいるみんなのところへ戻るだろうか。
戻れるといいね。