良く晴れた週末、少しうごくと汗ばむほど伊豆の先端は暖かです。
お弁当を作って海で食べることにしました。
やって来たのは下田市『吉佐美大浜(きさみおおはま)』。
サラサラの白い砂に足がふわふわと沈む。
真っ青な海には、波乗りの人影に加えて砂浜をランニングしてそのまま波に飛び込む人の姿もあります。
ぷかぷかと気持ちよさそうに波に浮かんでいる人の姿を見て、水着をはいてこなかったことを少し後悔。
伊豆の海はまだまだ温かい。
塩ニギリにだし巻きタマゴ、生姜焼きそして煮物など。
お腹もいっぱいになったところで、波打ち際に沿って散歩をしましょう。
小さな吊り橋を渡ってやって来たのは『舞磯浜(まいいそはま)』。サラサラの白い砂浜に加えて、カラフルな貝殻の砂浜になっている。
伊豆半島の先端にはたくさんの砂浜があって、ひとつひとつの砂浜はゴツゴツとした岬で隔てられていたりします。
しそして、そのひとつひとつの砂浜には個性があって、砂の色や粒の大きさ、浜の広さや形、そしてその浜に臨む集落の雰囲気にも違いがある。
先にそびえる岩山を越えると、その裏には『入田浜(いりたはま)』があります。
そしてそのさらに先には『多田戸浜(たたどはま)』。
たいてい砂浜を隔てている岬には、人が歩けそうな気配があったり(たぶん昔道路がなかったころに人が歩いていたと思われる)するので、その痕跡をたどってゆくことにします。
腹ごなしの割には、なかなかちょっとした冒険。