2018/10/16

蜜蝋ワックス

こんにちはタラスキンボンカースです。

なんだか旨そうな、カタマリ。

これはミツバチの巣から採れるロウ。『ミツロウ』です。

この蜜蝋を何に使うかというと、木製品のミガキ行程に使います。

カタマリのままの蜜蝋は、木綿ヒモの芯を入れれば、そのままロウソクにもなりますが、このままでは固くて木製品へのなじみが良くないので、少々加工して使用します。
『ミツロウ』を溶かします。

そのまま火にかけてはいけません。
湯せんにしましょう。

溶かした『ミツロウ』に、食用油を5%ほど加えます。
『ミツロウ』独特の甘い香りを引きたてるためにも、香りの少ないオイルを選ぶとよいでしょう。
よく混ぜてから放置・・・。
固まった。

しっとりと柔らかく、ミルキーなワックスに変化しました。
(オイルの量を少なくすると固く、多くすると柔らかくなります)

乾いた布に少量を取り、木製品に丁寧に刷り込むとシルキーなツヤと手触りに仕上がります。