こんにちはタラスキンボンカースです。
私たちの家のベランダの先に生えているヤブニッケイにたくさんの実がついて、黒く熟し始めました。
野生で庭のあちこちに生えているヤブニッケイは、毎年30センチくらいずつ成長して、こずえの先端にたくさんの実をつける。
ヤブニッケイはシナモンやゲッケイジュと同じくクスノキ科なので、葉っぱをちぎるととても良いニオイがするので好き。
煮込み料理をする際には、ベランダから手を伸ばして2~3枚ちぎって、ゲッケイジュと同じように使ったりもできます。
黒く熟した実には鳥がたかる。
葉っぱと同じくらいの大きさの小さなメジロや、バサバサとせわしなく飛んだまま実をほおばろうとするヒヨドリ。
ともかく、そんなにおいしいのかしら・・・。
収穫した。
ヤブニッケイは大小さまざま庭のあちこちに生えているので、手の届く実をとってみた。
実の見た目は、つやつやと黒に近い藍色で、オリーブの実をひと回り小さくしたような感じ。実の中央には丸い種が1コ入っている。
果肉をかじってみた。
・・・。
「こっここ・・・コレはっっ!!」
とにかく、かじる前からクスノキ科特有のとてつもなくさわやかな芳香があるのですが、舌に感じる味はほんの少しだけ甘く、何やら濃厚な脂質を感じる味で、「アアア・・・アボカド???」
そう、アボカドの若い実または、皮に近い部分を食べた時のような味なのです。
そうして調べてみれば、やはりアボカドも同じクスノキ科なのでした。
なるほどー。