こんにちはタラスキンボンカースです。
国立新美術館の地下1階にある<SFT GALLERY>にて
9月7日から開催をしておりました『TARASUKIN BONKERS 南伊豆からコンニチハ展』。
おかげさまで11月7日をもちまして、好評のうちに無事閉幕となりました。
ギャラリー内の様子をすこしご紹介しましょう。
本展の趣旨は、「TARASUKIN BONKERSのふたりが南伊豆での暮らしの中から見出した、何の変哲もないモノたちと、それらを”素材”にデザインされた暮らしのアイテムをご紹介する」という企画です。
壁には、本展のキャプションを囲むように写真がたくさん貼ってあります。
これは、『TARASUKIN BONKERS』のブログから抜粋したもので、そのままTARASUKIN BONKERSのもつ空気感を、ビジュアルで伝えるものとなっています。
展示台が並んでいます。
展示台には『南伊豆の暮らしで見出した何の変哲もないモノ』と、それらを”素材”にデザインされた『暮らしのアイテム』が展示されています。
何の変哲もないもの:
【連尺紐(れんじゃくひも)】・・・・・おばあさんが毎日のように背負っている竹カゴの肩紐。
ハギレを編んで作られた肩紐は、意図せず愛らしい色とともに実用的な使い心地のものです。
【流木(りゅうぼく)】・・・・・いくつもある浜辺に打ち上げられている流木。
長い時間をかけて波と砂に磨かれた木の表情は、人の手で表現しうるものではありません。
【ロープ】・・・・・漁港ではさまざまな種類のロープが、さまざまな方法で使われています。
海辺の暮らしにロープは切っても切れないモノなのです。
【網(あみ)】・・・・・畑で使われるタヌキ除けの網や、海で使われる漁の網。
いろいろな色のさまざまな種類の網が、海で畑で、活き活きと活躍しています。
【構造用合板(こうぞうようごうばん)】・・・・・ふたりが暮らす家の修理で大量に使ったもの。
買ったり捨てたりすることが存分にできない環境だからこそ、その小さな切れ端が愛らしく見えるのです。
正面。
長さ3.6メートルの大テーブルの上にもたくさんのアイテムが並びました。
な、なんと、今回の展示で用意したTARASUKIN BONKERSの暮らしのアイテムは、40種類ほど。
会期中、たくさんの皆さまにご覧いただきました。
2ヵ月間お楽しみいただいた皆さまに、心より感謝を申し上げます!
皆さま、ありがとうございます!