2016/03/16

農協の『農業祭』

こんにちはタラスキンボンカースです。

今月の上旬、偶然通りがかった隣町の『農協』では、『農業祭』がおこなわれていました。

『農協』なので、もちろん展示販売されているのは耕運機やトラクターやカマなのど農工具。そしてミカンやレモン、庭木や花などの植物たち。

どれも本格的な道具が揃っていて、何に使うのやら分からないけれど、見ているだけでも楽しい。
にぎやかです。

駐車場に設けられたテントの下では、いろいろな食べ物が料理されていて、無料で配られている。

大きな鉄板でヂーヂーと焼いて供されているのは、シイタケの鉄板焼きと、イノシシの焼肉。そのほか、上新粉のお団子が入った温かいお汁粉やキャラメルポプコーン、豚汁などがありました。

こういう場所でいただく豚汁は、なんともおいしい。

このほか、販売されているものには、お洋服や靴、地下足袋、お茶やおしんこなどもありました。

おじいさんやおばあさんが多いのだけれど、みんな本当に楽しそうです。
 お弁当などを買ってきた。

『農協』の直売所では、こういうお弁当なども売っています。

賑わう店内で、おばあさんたちに交じっておいしそうなものをいくつか選びました。

ちょうどお昼時。
買ったお弁当を『農協』の裏手にある浜辺で食べましょう。
 蒸した大豆、ノビル入り松前漬け、竜田揚げなど。

ノビルは、この時期に河原の土手などにたくさん出てくるのを、皆さん摘んで食べます。
ノビル入りの松前漬けは、この時期の旬の味なのです。

そして、蒸した大豆とは・・・。

この辺りで採れる大豆を、ただ蒸しただけのもので、煮豆などの材料にするのだそうです。

めずらしかったのでこのままパクパクと食べてみると、大豆そのものの味で、ほっくりとやわらかくてオイシイのでした。

偶然立ち寄った楽しい『農業祭』。おばあちゃんたちの、楽しそうな笑い声が印象的でした。