こんにちはTARASUKIN BONKERSです。
3月に入ったとたん急に暖かくなって、暑苦しさで目が覚めたりもします。暑苦しいからだけではなくて早い時間から空が明るくなり始めるからということだったりもします。
朝の入り江。どこかしら、水の色もぬるそうに見えたりして。
ぬるいといえば、先日、近所のご主人が言っていたのだけれど「今年はワカメがダメだね。水温が高くてさぁ。」ということで、本当にぬるいらしい。
窓を開けると、ヒンヤリするはずの朝の空気も、モワリとぬるめなのでした。
冬枯れの茶色い草の中に、くっきりと鮮やかな青紫色のモノがありました。
まわりの草をそっと分けてみると、あったのはクロッカスのつぼみ。
膨らんだ・・・。
眺めているうちに朝日が差し始めて、??と気づくとつぼみが膨らんでいた。
しばらく見ていると、また膨らんだ・・・・。
目には見えない速さで花弁が開いているらしい。(上の写真から7分後)
このクロッカスは植えたわけではなくて、もともとこの場所に生えていたモノなのです。
自生ではないと思うけれど、8年ほど前に僕らがこの家に暮らし始めたころ、まだ竹やぶだったこの場所にひっそりと咲いていたのを発見したのでした。
その時に見て以来、咲いているのを見たことがなかったのだけれど。
思いがけず8年ぶりの再会なのでした。
そうしているうちに、また膨らんだ。
温かな朝日を浴びて、ぬくぬくと永い眠りから目覚めるようにゆっくりと。(上の写真から12分後)
8年間球根のままで眠っていたのでしょうかね。
「おはよー。」