2015/05/05

7時間も・・・。

 こんにちはタラスキンボンカースです。

今日は、”あるもの”をさがしに、松崎町→下田市→南伊豆町
と練り歩くことにします。

”あるもの”は、足元にあるので、
歩いて探さないと見つかりません。

まずは、松崎町の駐車場に車を停めると、
巨大な樽がお出迎えです。

「桜葉生産日本一の町」
この樽は、桜葉を塩漬けするのに使う樽で、漬けた桜葉は
『さくらもち』がくるまっている、あの桜葉になるのです。

町のあちこちには桜葉畑があって、膝丈ほどの
盆栽のようなサクラの木が、地面に並んで植わっている。

漬け込みの時期、町中が桜餅の香りになります。
 鯉のぼり。

今日は5月5日。こどものひ。 
 古い家の石塀。

伊豆石で積まれた石塀には、長い年月のうちにコケや
シダが生えそろって、一体化していました。

探している”あるもの”は、水辺にあると思われますので、
田んぼや用水路、河原などの水辺を選んで歩いています。
川をさかのぼってゆくと、静かな集落がありました。

十軒ほどの集落で、静かな暮らしが営まれている模様。

部屋にしては低い2階が付いているような家が多いのですが、
このあたりは昔、養蚕が盛んにおこなわれていたということで、
小さな2階は、カイコを飼う部屋になっているようです。

今は物置。
こんなものを発見。

直径6ミリ。長さ15ミリほどの筒状に丸められた緑の葉っぱ。
こんなのが、地面にたくさん落ちていた。

調べてみると、『オトシブミ』という虫が作ったモノでした。
中には、『オトシブミ』のタマゴが入っているようですが、
とても上手に巻いてある。
 カモ。

白いカモは珍しいのだけれど、アヒルと思えばふつう。
でも後ろにいるのがカモっぽいので、やはり白いカモ。
 田んぼのお花畑。

だいぶ歩きまわった末、また松崎町の中心に戻ってきました。

松崎町では、毎年、田んぼにワイルドフラワーの種をまいて
お花畑にして見せてくれるのですが、
5月1日~5日の間、咲いている花を摘み取ることができる。

そして明日の6日には刈り取りをして、田植えの季節です。
 かわいい赤い橋。

そして・・・。
発見!!

これが探していた”あるもの”。

名前がよくわからないのですが、小さい”浮き草”です。
田んぼの隅っこに浮かんでいた。

これから夏になると、いくらでも見かけるのだと思うのですが、
今の時期、まだ少し早かったようです。

”浮き草”を探すために7時間も・・・。